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2009年12月29日火曜日

羊50匹

朝、起きてきたリオが、
  「昨日の夜は全然眠れなかったから、
   羊を数えたんだ。」
と言う。
それは大変!
不眠症になったのか?
心配しながら、
  「で、何匹まで数えたの?」
と尋ねたら・・・
  「50匹!」

((((( ガクッッッ )))))
確かにいつもは『お休み3秒』、羊を3匹数える前に深い眠りに落ちるリオにとって、50匹は記録的な数だ。
けど、世間一般の常識から言うと・・・ねぇ?


よくよく聞いたら、12時になっても眠れなかったから羊を数え始めたらしいんだけど・・・。
今度からは12時まで待たずに、11時になったら数え始めなさい。
100匹くらいで眠れると思うよ、たぶん。


2009年12月23日水曜日

本日終業式

リオのMiddle Schoolは明日12月24日からHoliday Recess。
  holiday recess = クリスマス年末年始休暇
かな?
冬休みって言いたいところだけど、言えないんだなぁ。
なぜなら、2月にWinter Recess(これこそ『冬休み』!)という名の1週間のお休みが別にあるから・・・。

去年も書いたかもしれないけれど、アメリカの中学校には終業式もなければ、大掃除もない、もちろん通信簿をもらうこともない。
それでは、最終日のこの日、子供たちは何をするのか?
なななんと、今年はスケートに行くんだって。
楽しそうでいいねぇ~。
よく遊ぶ学校だねぇ~。


持ち物:手袋、帽子、長い靴下
全部リュックに詰め込んで学校へ・・・。


『スケート、楽しんでいるといいなぁ』
なんて思いつつリオの帰りを待つ。


午後1時、リオ帰宅(今日は半日だった)。
開口一番、
  「長い靴下を履かなかったらどうなるか、
   どうして教えてくれなかったんだよ~!」
と文句を言う。
簡単な話だ、
  『聞かれなかったから教えなかった』
ただそれだけ。
ん?!
そんな文句を口にするということは、長い靴下を履かなかったってこと???
キッとリオを睨みつけ問いただしてみると、やはり履かなかったと言う。
その結果、足の親指には巨大な水ぶくれが、足首には痛々しい擦り傷ができていた。

何のために長い靴下を持っていったのか?
持って行けばいいってものじゃあないでしょ?
履かなきゃ何の意味もない。
理由がどうのこうのと言う前に、おとなしく素直に履けばいいじゃあないか。

今回の件は、自業自得!!!
その痛みに耐えながら、しっかり反省しなさいッ!


リオたちが行ったのは、
Dorothy Hamill Skating Rink
http://www.rinktime.com/skating_rinks/ct/dorothy_hamill_skating_rink_skating_rink_arena_greenwich_ct.cfm
学校のすぐお隣にある公営のスケート場です。


2009年12月13日日曜日

なんでも「イヤ!」

土曜日、補習校に行ったら、リオの担任の先生に呼び止められた。
  「リオ君のお母さん、
   ちょっとお話しする時間がありますか?」
こうゆう時の私の返事は決まっている。
  「スミマセン。
   うちの子、何かしましたか?」
いの一番にとりあえず謝ってしまうのは長年の悲しい習慣。

(((((今度は何をしでかしたのか?)))))

先生はニッコリ笑って
  「いえいえ、リオ君はいい子ですよ。」
と言う。
  (((そんなはず、あるまい)))
半信半疑のまま先生の次の言葉を待つと、
  「最近、目が悪くなっているのではないかと
   思って・・・。」

あー、そのことか。
実は私も気にはなっていた。
でも、リオに
  「見えないの?」
と聞くと、
  「ちゃんと見えてるッ!」
と怒ったように答えるので、放ったらかしにしていた。
やはり、視力が落ちているのだ。
  「冬休みに視力検査に連れて行きます。」
と話し、会話を切り上げようとしたら、先生がまたまたニッコリ笑って、
  「それと・・・」
と続ける。
  「リオ君は何でもイヤだと言うんですねぇ。
   日直をやってくれる?と聞いても、イヤだ。
   号令をかけてくれる?と聞いても、イヤだ。
   本を読んでくれる?と聞いても、イヤだ。
   ・・・
・・・・・・・・・
   まあ、イヤだと言っても最後にはちゃんと
   やってくれるので、いいんですけどネ。」
はぁぁぁ・・・『いい子』と言われるほど立派なお子様でないのは分かっていたが、やはり、補習校でも悪行を働いていたか。

  家でもそうだ。
  私が何を言っても、
    「イヤだ!」
  と拒絶する。
    「何でイヤなの?」
  と尋ねると、
    「ボク、反抗期!」
  と答える。

↑
↑↑ なんて話を先生にしたら、
  「あらまあ、かわいい反抗期ですね。」
と大笑いしていた。

が、このイヤイヤ病を『かわいい』と笑って済ませるわけにはいかない。
何か手を打たなければ・・・と思うのだが、未だ妙案は浮かばず。
頭ごなしに言っても反発するだけだろうしなぁ。
厄介な年頃だ。
(『厄介な息子』って表現の方が正しいかも -_-;)


てな訳で、今回もまた先生に陳謝して話を終了することと相成った。
私の第一声『スミマセン』は正しかったわけだ。


2009年12月7日月曜日

居残り

いつもなら3時に帰宅するリオ。
3時10分を過ぎても帰ってこない。
バスが遅れているのかなぁ・・・なんて思っていたら、突然電話が鳴った。

  「あー、オレ。
   ちょっと野暮用があってバスに乗り遅れたから
   学校に迎えに来て。」

『あー、オレ』は止めなさい。
オレオレ詐欺かも・・・と疑うじゃあないか。
(アメリカにオレオレ詐欺なんてないか ^_^;)

『野暮用』だって~?!
確かにリオの周りは野暮な事だらけだが・・・バスに乗り遅れるほどの野暮用とはいったい何ぞや。
(最近、頓(トミ)に言うことが生意気になっている -_-;)

言いたいこと聞きたいことはテンコ盛りだったが、まずは迎えに行かなければ・・・。
今日は冷たい風がヒューヒュー吹き荒れていて、かなり寒い。
風邪でもひかれたら大変だ。
大急ぎでMiddle Schoolに行き、リオを拾った。

帰りの車中で事情聴取開始。
  私 「野暮用って何?」
  リオ「Ms Oslerに『もう走りません』って書かされてた。」

(リオの話はいつも唐突だ)
  私 「なんで、そんな事書いたの?」
  リオ「走ったから。」
  私 「廊下を走っていたの?」
  リオ「いや、Ms Oslerの教室の中。」
  私 「なんで教室内を走ったの?」
  リオ「ふざけてた。」
  私 「まさか一人で・・・?」
  リオ「ううん。」
  私 「誰とふざけてたの?」
  リオ「Mikeと。」

リオが重い口を開いてポツリポツリ話したことを要約すると、こんな事らしい。
  Ms Oslerの授業中、Mikeと悪ふざけをして教室内を走り回った。
  Ms Oslerが怒って、放課後の居残りを命じた。
  放課後、Ms Oslerの教室に舞い戻り反省文を書いた。
  それ故、バスに乗り遅れた。

あー、もうッ!
何でそんな事しちゃうのかなぁ?!
日本人の子は真面目でお行儀がいいと評判なのに・・・。

反省文は、ルーズリーフ1枚にぎっしり書かされたらしい。
リオは
  「すっごく大変だったんだから!」
とプリプリ怒っている。
そーゆうのを逆恨みというんです。
書きたくなければ、走らなければよろし!
ただそれだけ。

それにしても・・・
たった1つの文(←文章ではない)を書くのも青息吐息(1つの文を書く間に日本語なら10回、英語なら100回くらい溜息をつく)のリオ、どうやってルーズリーフ1枚を文章で埋め尽くしたのだろう?
聞いてみた。
  私 「ねえ、それ英語で書いたの?」
  リオ「当たり前でしょ。」
(私、かなり驚く @_@;)
  私 「そんなにたくさんの文章(それも反省の文言!)を
     よく書けたね。」
  リオ「Ms Oslerが言う通りに書いただけだから。」
  私 「なるほど納得!
     で、なんて書いたの?」
  リオ「だからさぁ、もう走りませんとか何とか。」
  私 「何とかって、何?」
  リオ「まあ、いろいろ。」
リオの様子から察するに・・・
『もう走りません』だけは意味がわかったが、残りの部分の大半は意味も分からず言われるがままに書いていたに違いない。
気の毒なMs Osler。
貴重な放課後の時間を割いてせっかく反省文を書かせたのに、言わんとしていることの大半が通じていないなんて。
こんなことなら、『もう走りません』だけをルーズリーフ100枚分書かせた方がよほど効果があったかも。

ったく、もう!
ちょっと慣れてきたと思ったら、このザマだ。
Unbelievable !!!


リオが持って帰ってきたdetention用紙。
居残りの理由が書かれていた。
これに親がサインをし、翌日先生に提出しなければならない。
親は我が子がしでかした悪行を速やかに正確に知ることができるわけだ。

  detention = 居残り
こうゆう時に覚えた単語は忘れない。
リオのおかげで、知らなくていい単語を一つ覚えた。


2009年11月23日月曜日

Book Fair

先週、Middle SchoolでBook Fairというイベントがあった。
学校の図書室の一角で本屋さん開店!!

何とかという本屋さん(←名前を聞いたけど忘れた)が学校に本を持ち込み、それを学校で売る。
本屋さんは本(文房具やポスターもあり)を持ち込むだけ。
開店準備、販売、後片付けは全て学校の担当。
で、売り上げの何%かが学校の収益になるという仕組みらしい。
アメリカの中学校はせっせと商売してまっせ。

Book Fairは一週間開催される。
父兄も来るのだけれど、主なお客さんは子どもたち。
授業時間を利用して(潰して)、先生に引率されクラスごとにやってくる。
みんなお金を握り締めてやって来て、しばしお買い物を楽しむ。
そこそこ売れる。
子どもは楽しみ、学校は儲かる。
良い事だらけのBook Fair!
(ここは一つ、授業が潰れているという事実には気付かないフリをしよう)

私たちはレジ係りのお手伝い。
本の値段を間違えて子どもに指摘されたり、値段が分からなくてオロオロしたり・・・。
いろいろあったけど、楽しかった!

文房具の中に面白いもの発見!
曲がる鉛筆だよん。
中にはちゃんと鉛筆の芯が入っているのに・・・曲がる。
こんな風にクルンと結ぶ事だって出来ちゃうのだ。
一応、書けます(書きにくいけど ^^;)。


2009年11月18日水曜日

American Education Week Visits

American Education Week Visitsとは、日本で言うところの授業参観のようなもの。
日本の授業参観との違いは・・・
 ① 参観日が2日間設定されていて
    親が見たい授業を2つ選択できる
 ② 1週間前までに参観希望の授業を選び
    希望用紙を学校に提出する
 ③ 参観者の人数に制限がある
    参観希望者が多い場合は参観できないこともある
    (↑ 滅多にない)
 ④ 親は教室内の空いている椅子に座って授業を見る
    日本のように教室の後ろに親がずらーっと並ぶ
    ことはない

11月18日(水)、このAmerican Education Week Visitsで学校に行ってきた。
参観したのは、ESLとMath(数学)。
どちらの授業も参観者はたった一人、私だけ (@_@;)。
おかげで先生には大歓迎していただいたが・・・アメリカ人って授業参観に行かないのかなぁ???

ESLの授業風景は・・・

へぇー、何かやっている・・・
あらら、何か話している・・・

去年の授業参観で私が見たのは、仏頂面で完全黙秘を貫き、微動だにしないリオだった。
それに比べれば・・・ずいぶん良くなったものだ。

大きく羽ばたくことはないけれど、少しずつ少しずつ成長しています。


ところで、3枚目の写真の手前中央に写っている男の子、名をMikeという。
リオと同じ7年生で、授業も全て一緒!
これは、かなり稀なこと(Middle Schoolの授業は選択制だからね、授業が全て一緒になるのは珍しい)。
リオの話によると、フィリピンからやって来て今年Middle Schoolに転校してきたとか。
最近、ちょっと仲良しみたいです。


2009年11月17日火曜日

リオの散髪

日本にいる時、リオの散髪はおじいちゃんの担当だった。
実家に帰る度に、おじいちゃんが行きつけの床屋さんに連れて行き、そこで散髪してもらっていた。
アメリカに来てからは、私の担当。
$20で買ってきた安物のバリカンで一気にガーッと刈り込む。

ここ1ヶ月ほど、リオの髪が気になって仕方なかった。
伸びに伸びて見苦しい(-_-")。
  「髪、切ろうか?」
と何度か声を掛けたのだが、その度、
  「嫌だ!」
とすげなく断られ続けた。

でも・・・
いよいよ『見るに耐えない』という状態にまで陥ったので強権発動。
親の権限で散髪を強行した。
30分かけて、キレイに刈り込み作業。
見て見て ↓
↓↓ さっぱりしたでしょ?!
私は悪くない出来だと思うのだが、リオ本人は気に入らない。
  「なんで、こんなに短くしちゃったんだよー!」
と文句を言う。
短く刈れば次の散髪までの間が長くなる、つまり、私の労力の節約になる。
だから、短くした。
大体において、私が貴重な時間を割いて一生懸命散髪をしてあげたというのに、文句を言うとは何事か?!
感謝されることはあっても、文句を言われる筋合いはない。
腹が立つ!

が、ここで親子喧嘩をしたら、次の散髪のとき今回以上に難儀することは必至だ。
喉まで出かけた説教をグッと飲み込み、猫なで声でこう言った。
  「なかなかカワイイよぉ!」
間髪いれずに帰ってきたリオの返事は、
  「ウザイ!
   カワイイは止めてよ。」

ちょっと前まで「カワイイね~!」と言うと、照れ笑いしながら嬉しそうにしていたのに・・・。
今ではその言葉が反感を生む。
12歳・・・微妙な年頃なんだなぁ。

そうだ、今度からは
  「ヨッ! かっこいいー!!」
と言うことにしよう。
これなら、きっと受け入れてもらえるだろう。


2009年11月13日金曜日

よねさま来校

私がかけているこのメダル、ただのメダルではない。
なんとアテネオリンピックの金メダル!
本物だよ~ (^o^)/。

というのも・・・
先週の土曜日、アテネオリンピックの体操の金メダリスト米田功さんが補習校に来校、講演会をしてくれた。
ラッキーなことに今年度役員のワタシ。
講演前の時間を利用して、しばし歓談させていただいた。
その際、
  「金メダルを見せてください。」
とお願いしたら、快く出してくださった。

大事な大事な金メダル、どこから出てきたと思う?
なんと奥様のジャージのポケットから・・・。
箱にも入れられず、金メダルそのままの姿で・・・。
びっくりしたぁ!
オリンピックの金メダルといったら超貴重品、もっと厳重に保管しなくていいのかなぁ??

さてさて奥様がポケットから取り出した金メダルを強奪いや拝借して、みんなで順番に記念撮影したのが上の写真。
ウシシ・・・役得ッ!

講演はオリンピックの話から心の持ち様の話までいろいろ。
一つ一つの言葉を選びながら話す姿が印象的だった。

途中でマット運動の実演も・・・美しい!!!
私としては、次は鉄棒の大車輪が見たーい!!

最後に質問コーナーがあった。
こうゆう時シーンとしてしまうと辛い状態に陥るのだけれど、ここの子どもたちは積極的。
次から次へと様々な質問が飛び出した。
その中で私が一番気に入った質問は、
  「鉄棒とかでグルグル回っていると目が回りませんか?」
というもの (言われてみればその通り、確かに不思議だ)。
米田さんの答えは、
  「初めは確かに目が回るけれど、
   慣れれば大丈夫です。」
そうなんだぁ・・・
人間の身体って言うのは上手く出来ているんだなぁ。

米田さん、とーっても物静かなんだけれど、存在感いっぱい。
金メダリストっていうのはやはり何かが違う・・・と思わせるような方でした。
お会いできてよかった!


2009年11月12日木曜日

避難訓練 Lockdown Drill

火曜日の朝、Middle Schoolに書類を届けに行った。
メインオフィス(事務室)で書類を提出すると、事務員さんが
  「今すぐ校舎から出て行ってくれ。」
と言う。
シッ、シッと追い払われているようで、ちょっとムッとする。
私が何をしたと言うんだ?!
私はただ書類を届けに来ただけなのに・・・。

訳が分からないままに帰宅すると、ドリが言った(学校閉鎖のためドリは自宅待機中)。
  「Middle Schoolから電話があったよ。
   火災訓練をやるとか何とか・・・。
   詳しいことは分からなかったけど。」
ふーん、火災訓練ね。
そう言えば、学校の前にパトカーが3台停まっていたなぁ。
  (ん? 何故パトカーなんだ??
   火災訓練なら消防車が来るはずなのに・・・)
ますます訳が分からない。

帰宅したリオに聞いてみた。
  「今日、火災訓練をやったの?」
リオが言うには、
  「火災訓練というよりも、
   強盗が来た時の訓練みたいだった。
   みんな教室の後ろの方にまとめて座らされて、
   じっとしていないといけなかったし・・・。
   結構長い時間だったから、
   足が痺れて死にそうだった。」
とのこと。

リオの話を聞いた限りでは、確かに襲撃訓練のようだ。
火災訓練なら教室内に留まっているはずがない。
外に避難するはずだ。
それに、消防車じゃなくてパトカーがいたのも頷ける。

おぼろげに話の輪郭は見えてきた。

が、はっきりした事はわからない。
分からない者同士が3人集まっても、
  『三人寄れば文殊の知恵』
なんて事にはならないのだ。

今日、ボランティアに行った時に、お仲間のMさんに聞いてみた(彼女は何でも知っている)。
彼女によると・・・
火曜日の訓練はLockdown Drillと呼ばれる訓練で、学校が襲撃された場合を想定して行われる。
この訓練、昔からあったものではない。
10年くらい前に起きたコロンバイン高校銃乱射事件を契機にアメリカ各地で行われるようになった。
この訓練を行う際は、襲撃者が校舎内に立ち入らないように学校中の鍵を閉める。

ピーーーン!
これで全ての辻褄が合った。
だから、消防車じゃあなくてパトカーだったんだ。
そしてドリが受けた学校からの電話は、
  『今日はLockdown Drillをするから
  校舎内には立ち入れません』
というアナウンスだったに違いない。
  lockdown =封鎖
そうとも知らずに、封鎖された学校内にのこのこ入っていった私・・・
邪険に扱われるわけだ。
なんて間が悪いんだろう (;_;)。


日本で避難訓練といったら、火災と地震。
アメリカでは『襲撃避難訓練』!
よーく考えると怖い話なんだけれど、なんともアメリカっぽいなぁ。


2009年11月1日日曜日

補習校の校長先生

ずーっと不思議に思っていたこと・・・
補習校の校長、教頭先生は平日いったい何をしているのか?

補習校があるのは土曜日のみだ。
平日は、
  どこかの塾でアルバイト?
  ゴルフとテニス三昧?
んな訳ないよね。
補習校の校長先生と教頭先生は日本の文科省から派遣されている。
アルバイトすることも遊び呆けることも許されないはず。

  ((((( 分からん )))))

分からないことは、ご本人にお尋ねするに限る。
で、聞いてみました、
  「校長先生は平日何をしていらっしゃるんですか?」
校長先生の一週間は、
  日、月曜日  お休み
  火~金曜日 対外的な交渉
           保護者からの苦情処理
           先生方への対応 etc...
  土曜日    補習校
だそうです。
平日はアルバイトをしているわけでも遊んでいるわけでもなく、
土曜日の授業に向けて全力で準備をしているとのこと。

ふーん・・・
モンスターペアレンツやモンスターティーチャーは世界中どこにでも生息しているわけで、その対応をするだけでも大変なんだろうなぁ。
補習校ってところは、正規職員は校長先生と教頭先生のみ、その他の先生方は全員アルバイト職員だ。
それ故、ありとあらゆる雑多な用事、苦情が校長、教頭先生の下に舞い落ちるのだろう。
ご苦労様でございますm(_ _)m。
頑張ってください!

本日わかったこと、
補習校の校長先生は平日も仕事をしている!

あー、すっきりした (^_^)/。


2009年10月24日土曜日

ドリ 15歳!

10月24日はドリの誕生日。
15歳になった。
♪♪♪ Happy birthday dear DORI ♪♪♪

あと5年したらハタチだよ(@_@;)。
早いものだなぁ・・・(しみじみ)・・・。

欲を言えば、
  もう少し勉強しなさいとか、
  もう少し掃除をしなさいとか、
  もう少し早起きしなさいとか、
  もう少し覇気を持ちなさいとか、
  ・・・・・などなど・・・・・
いろいろあるけれど、
欲張らずに根本だけを見つめてみると、
生きていてくれてありがとう!
↑ これに尽きる。

この世知辛い世の中で、よく15年間無事に生き抜いてくれた。
この調子でしっかり生き抜き、いずれはたっぷり親孝行するのだぞ。
親孝行をするまでは、死ぬことまかりなりませぬ。


2009年10月22日木曜日

テストのチェックマーク

アメリカのテストはこんな感じ ↓↓↓
こちらは数学のテスト。
ただいま小数について学習中。
(日本なら5年生の範囲だよね)
チェックマークが付いている問題は正解、
付いていない問題が不正解だ。

これ、見慣れないと結構混乱する。
日本だと正解ならマル、不正解ならバツまたはチェックマークでしょ?!
チェックマークの使い方が正反対なのだ。
日本の感覚でこのテストを見ると・・・
  『リオの頭は壊滅状態』
ってことになってしまう。

逆だよ、逆!

今でこそようやく見慣れたが、1年前はテストを見るたびに肝を潰したものだ。
このチェックマークの意味の違いによって、何年寿命が縮んだか計り知れない。


2009年10月21日水曜日

自分では絶対にできない宿題

帰宅するやいなや、リオが言った。

  「今日、宿題が出たよ。
   自分では絶対出来ない宿題だから、
   ママがやってね!」

バカなことを言ってはいけない。
自分で考えることもせず、親に丸投げするとは何たることか!
努力しても出来ないのなら仕方ないが、鼻から出来ないと決めてかかるその姿勢に腹が立つのだ。
これからの長い人生には幾多の苦難が待ち受けている。
キミはそれらに勇猛果敢に立ち向かい、乗り越えていかなければならないのだぞ。
たかが宿題ごときに音を上げてどうする?!
・・・・・云々(ウンヌン)・・・・・
いつものようにぶつぶつ説教を始める私。
それを遮るように、大きなため息をつきながら、
  「わかっったよ。
   自分でやればいいんでしょ?!」
と、投げやりに言うリオ。
そうそう、その通り!
何事も自力で解決することが重要なのだ。
やっとわかってもらえた・・・
ホッとするのもつかの間、私の耳に聞き捨てならない言葉が飛び込んでくる。

  「仕方ない。
   偽造するか。」

ちょーっと待った!!
偽造って何なのよ?! 偽造って?

よくよく聞いてみたら、今日の宿題は、
  『返却されたテストを親に見せて、
   確認のサインを親からもらってくる』
というものだった。
確かに『自分では絶対にできない宿題』だ。
親のサインだから、親がやるしかない。
それならそうと、言ってくれればいいのに・・・。
あんな分かりにくい表現をするから、余計な説教まで垂れてしまったではないか。

  もしや・・・もしや・・・
  私はリオにからかわれていたのか。


アメリカのMiddle Schoolのテストは返してもらっておしまいではない。
ちゃんと親のサインをもらって、先生に再提出しなければいけないのだ。
だから、のび太君みたいに悪いテストは紙飛行機にして飛ばすなんてことは出来ない。
なかなか良いシステムなんだけどね、これが『宿題』とは・・・ねぇ?


2009年10月18日日曜日

宿題 思い出話

たぶんリオ自身は忘れてしまったと思うが、小学校低学年の頃、こんな出来事があった。

ある日、小学校の担任の先生から電話があった。
  「リオ君が全く宿題をやってきてくれないんです。」

私はただただ平謝り。
申し訳ありません、親の監督不行き届きですとか何とか・・・。

頭の中でリオを取っちめる作戦を忙しなく考えつつ、
平身低頭、知りうる限りの謝罪の言葉を口にした。


先生は続けて言う、
  「それでね、
リオ君に宿題をやってこない
   理由を聞いてみたんです。」

そのときのリオの言い草がこうだ。
   ボクは学校で勉強している。
   その上、週に2回も塾に行って勉強している。
   これで十分!
   これ以上、勉強できない。
   だから、家では遊ぶことにしている。
   だから、宿題をする時間がない。   

メチャクチャな言い草だ。
学校で勉強するのは当ったり前のこと。
いちいちガタガタ言うんじゃあない。
塾にしたって、家にいたら全然勉強しないから、仕方なく入れただけだ。
自ら勉強しない子は、湯水のようにお金を注いで、勉強させていただくしかないじゃあないか。

   『ばかもの!
   なんの言い訳にも
   なっていなーい!!』


と、私なら巨大な雷を落とすところだが、この先生は違った。
きちんとリオの言い分を聞き入れ、リオにこう言ってくれたらしい。
  「わかった。
   家では勉強しないのね。
   だったら、学校でなら勉強する?」
リオの答えは
  「うん。」

先生は穏やかな声で話を締めくくった。
   「リオ君と相談した結果、今後は学校で宿題を
   やってから下校することになりました。
   これからちょっと帰りが遅くなるかもしれません。
   よろしいでしょうか?」
よろしいも、よろしくないもない。
私の返事は
  「よろしくお願いいたしますデス。」
もちろん電話口で深々と頭を下げた。


あれ以来、
  「宿題やった?」
とリオに声をかけるようになったのだが、この声掛けは何の意味もなかったということが、つい先日判明したわけです。


2009年10月17日土曜日

成績が悪かった理由

リオが毎週土曜日に通っている補習校は2学期制。
先日、前期の通信簿が来た。
なぜか成績が上がっていた。
  『上がった』と言っても、元が元だからね。
  地中深くに埋没していた種が発芽して、
  ようやく地表スレスレまでやって来たという程度。
  芽が出~て♪ 膨らんで~
♪ 花が咲いて~♪
  となるまでには、まだまだ長い道程が残っているのだが・・・。


それでも!リオにしては上出来!!
  「すごい、すごい! よかったねぇー!!」
と嬉々として褒める私に、リオがすまして言った。
  「オレ、なんで今まで成績が悪かったのかわかったよ。」
ホウッ!それはますます以ってご立派。
12歳にして『勉学とは何たるか』に開眼したか。
  「で、なぜ今まで(地中深くに埋没するほど)
   成績が悪かったの?」
と尋ねたら、
  「今まで宿題を出したことがなかったからさ。
   日本にいたときは一度もやらなかったなぁ。
   全部、無視してた(ニッ!)。」

うそ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
日本にいるとき、私が
  「宿題はやったの?」
と聞くたびに、キミは
  「あー、大丈夫。」
と答えていたじゃあないか。
あの『大丈夫』って言葉は、
『やったから大丈夫』という意味ではなくて、
『やらなくても大丈夫』という意味だったのか。
親として迂闊(ウカツ)だった。
深く反省。


2009年10月9日金曜日

Middle School ボランティア


Middle Schoolでは各種ボランティアを募集している。
募金活動やらPTAミーティングのセッティングやら事務室の補助やら・・・職種は様々。
募集しているのは知っていたが、去年一年間、完全無視を貫いた。
私の英語力では作業の説明を正確に聞き取るのは不可能だと思ったから。
お手伝いどころか足を引っ張る結果になりかねない。

でも! 昨日、勇気を出して行ってきた。
私の英語が飛躍的に上達したわけではない。
『あとは野となれ山となれ』精神で開き直ったわけでもない。
英語がとっても堪能な日本人の方が
  「一緒に行きませんか?」
と誘ってくれたので行く気になったのだ。
通訳付なら何でもやるよー!
時間なら売るほどある。

今日のお仕事は、図書館の本にカバーを付けるというもの。
おしゃべりしながら(もちろん日本語!)の内職作業はなかなか楽しかった。
  『これなら私にも出来るかも・・・』
と思えたので、毎週、行くことにしました (^o^)/。
やる気まんまん、頑張るぞ!


ところで、今日付けた本のカバーがよく出来ているの。
何と説明したらいいのだろう・・・。
車の窓に貼るカーフィルムがあるでしょ。
あれの本の表紙用のものだと思ってもらえばOK。
透明のフィルムを表紙にピターッと貼り付けて、本を保護する。
とっても気に入ったので、今度、文房具屋さんに探しに行ってみるつもり。
買ったら、ブログで紹介するね。


2009年10月8日木曜日

台風18号

日本は台風18号の来襲で大変なことになっているようですね。
大丈夫ですか?
被害はありませんか?
早く勢力が弱まり、どこかに抜けてくれることを心から祈っています。

台風といえば・・・
英語でもtyphoon(タイフーン)。
んんっ?!
日本語の台風が英語のtyphoonになったのか?
英語のtyphoonが日本語の台風になったのか?
気になったのでネットで調べてみた。
語源については諸説紛々としているものの、
  ①ギリシャ語のtyphon(旋風)
  ②アラビア語のtufan(嵐)
  ③中国語の
大風(激しい風)
というのが有力な説らしい。
日本語⇔英語の直接の関係は無いようです。

ここから先はリオのscience(理科)の教科書に載っていたこと。
typhoon(タイフーン)とhurricane(ハリケーン)の違いは?
  
typhoon(タイフーン)は太平洋上で発生したもの
  
hurricane(ハリケーン)は大西洋上で発生したもの
  つまり発生場所によって名前が異なるのだ。
  んじゃ、インド洋で発生したのは何なのさ?
  って思ったのだけれど、教科書にはその件に関して
  何の記述もなかった。
  片手落ちだぞ、アメリカの教科書!!

typhoon(タイフーン)の被害で一番恐ろしいものは?
  雨や風も怖いけれど、storm surge(高潮)には要注意!
  アメリカでは高潮の被害を何より恐れているようです。
  日本なら土砂災害ってことになるのかなぁ・・・。

台風の目、英語で言うと?
  なんと"eye"という。
  人工衛星から写した台風の写真を見れば、
  誰が見ても"目"は目に見えるのだろう。
  この件に関しては何の疑問も持たず、
  すんなり納得できた。
  (((ワタシって根が素直だから (^o^)v ニッ! )))


みなさま、
外出を控えて
安全にお過ごしくださいませ。
かしこ


2009年10月3日土曜日

いいコンビ

リオとブウは仲良し。
二人の力関係はかなり微妙。
リオはブウのことを弟みたいなものだと思っている。
ブウはリオのことを子分みたいなものだと思っている。
つまり、お互いに
  『自分の方が格上!』
だと思っているわけだ。

たとえば、こんな場面では・・・

リオは、
  ブウはお腹を出して服従のポーズをしている。
  ウシシ、やっぱりオレの方が偉いんだ。
と考える。
一方、ブウは、
  おーい、お腹を撫でろと言っているんだよぉ。
  早くやってくれ!
と考える。

全く同じ場面を共有しているにも関わらず、立場が違えば見解も違う。
私から見れば、2人とも同等!
いいコンビである。
末永くお幸せに・・・ネ(^_^)。


2009年10月1日木曜日

消しゴム~賢母への道

K子さんの言葉に痛く感銘し猛省した私は、鬼母から賢母に華麗なる転身を遂げた。
そして早速消しゴムを調達しに走った。
買ってきたのはコレ。

PTA懇親会で学校に行ったときドリに渡せばいい。

前日の夜、ドリに電話をかけ、ランチの時間にエグゼクティブルーム(←すごい名前でしょ?名前はすごいけど実は普通の会議室)まで取りに来るように伝えた。
荷物は事務室経由で子供に届けてもらうこともできるが、今回はどうしても直接手渡さねばならぬ。
だって・・・
  「もしも消しゴムがなくて困っている子がいたら、
   快く譲ってあげるんだよ。」
と言いたかったんだもん。
ついでだから、
  「一つ言われたら十やる」
って話もしてやろう。
(すべてK子さんからの受け売り なんだけどね^^;)

さてさて、受け渡し当日。
私はエグゼクティブルームで懇親会をしつつ、ドリがやって来るのを待っていた。
待つこと3時間!
ドリ現れず・・・。
ドリが必要だと言うからわざわざ買って持ってきたのに取りに来ないとは、いったいどうゆう了見か?
まさか・・・約束を忘れたのか?
かなりムッとする。
頭に来たから、消しゴムはそのまま家に持ち帰ることにした。

その日の夜、ドリからメールが届いた。
  『エグゼクティブルーム、どこにあるか分からなかった』
マヌケな話である。
分からなければ、誰かに聞けばいいじゃあないか。
そうゆう事をしないのが、うちのドリだ。
気が利かないというか、知恵がないというか・・・。
別の見方をすれば、消しゴムはドリにとってさほど重要なモノではなかったと言えなくもない。
『どこだか分からないから、まあいいや・・・』程度の・・・。
だったら、あんなに消しゴム、消しゴムと大騒ぎするんじゃない!

気がつけば、鬼母に逆戻りしつつある私。
くわばらくわばら・・・。
賢母への道は遠い。
日夜、研鑽を積まなければなるまい。


2009年9月30日水曜日

消しゴムから訓戒へ

ドリはたまに電話をしてくる。
ある時は、
  「Gパンを持ってきて!」
またある時は、
  「体育館用のスニーカーを買いに連れてって!」
そして今回は、
  「消しゴムを買ってきて!」
と言ってきた。

ドリに
  「ご生母様を何と心得る?」
と問うたら、涼しい顔をして、
  「パシリと心得る。」
と答えるであろう。
まったく失礼千万この上ない。

それにね、ドリは親が近くに住んでいるから足りない物があればすぐに届けてあげられる。
でも、日本から来ている子はどするの?
自分で何とかするわけでしょ。
何でも親を当てにするんじゃあなくて、自力解決の道をみつけるのも一つの勉強だと思うんだけどねぇ。

↑↑↑ なぁーんて愚痴を友人K子さんにこぼしたら・・・

  「かわいいじゃん!
   持って行ってあげなよ。
   頼りにされているうちが花だよ。
   そのうち頼りにもされなくなるんだから。
   そうなったら、淋しいものだよ。」
私は渋い顔で答える。
  「まあ、そうかもしれないけれど、
   何でもかんでも親頼みっていうのは
   如何なものかと思うわけよ。」

K子さんは重ねて言う。
  「そんなこと言わないで・・・。
   いっぱい買っていってあげるといいよ。
   もしも他に消しゴムがない子がいたら
   分けてあげられるように。」
それを聞いて、私は褒めた。
  「なるほどね・・・K子さんはよく気がつく人だねぇ。」

K子さんは続けて言う。
  「あのね、一つ言われて一つするのはバカなのよ。
   一つ言われたら十やるの。
   それでようやく一人前!」

ははーッ!痛み入りましてございまする。
私のように子供にこき使われたくらいでカリカリする肝っ玉の小さな人間には、思いも寄らない発想である。
気配り、思いやり、やさしさ、親切・・・欠落している私。
自愛はあるけど慈愛はない。
ああ、いい年して半人前以下か・・・(涙)。

消しゴム一つの話から、人生における訓戒にまで発展してしまった。
アメリカで人生勉強しています。