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2009年10月9日金曜日

台風18号 追記

一昨日、このブログで台風について書いたら、早速反響があった。
いずれも、ごく身内から・・・。

まずは夫から・・・
インド洋で発生する台風はサイクロンです。

次に実父から・・・
ブログにあった標記の定義に少し異議がありますのでお知らせします。
「台風」
台風は東経180度より西の北西太平洋および南シナ海に存在する熱帯低気圧のうち最大風速が約33m以上になったものをさします。
「ハリケーン」
北大西洋、カリブ海、メキシコ湾および西経180度より東の北東太平洋に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が33m/s以上になったものをさします。
「サイクロン」
ベンガル湾やアラビヤ海などの北インド洋に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が約17m/s以上になったものをさします。
以上日本の気象庁による。


私の周囲には相棒(TVドラマ)の杉下右京のように
  『細かいことが気になる性質(たち)』
の人が多いらしい。

私は私で、こんな風に言われると、
  『ムキになる性質
(たち)』
なので、すぐさまリオの教科書を借りて再度調べ直してみた。

二人とも『
インド洋で発生するのはサイクロン』と主張しているが、リオの教科書によるとcyclone(サイクロン)とは単なる低気圧のことだ(ちなみに高気圧はanticycloneという・・・なんと安直な命名なんだろう)。
単なる低気圧だからインド洋に限らず、太平洋上、大西洋上でも発生する。
私が思うに・・・
  アメリカは太平洋と大西洋に挟まれた国だ。
  だから、この2つの海で発生し発達した低気圧は、
  自国に被害を及ぼす可能性がある。
  それ故、特別に名前を付けて
typhoon、hurricaneと
  呼んでいるのではないだろうか。

  これに対しインド洋で発生した低気圧はどんなに大きく
  発達しようが、自国には何の影響もない、
  つまり関係ない。
  関係ないものにいちいち名前を付けるのは面倒だから、
  十把一絡げ(じっぱひとからげ)
でサイクロン!
違う?!
教科書に何の記載もないのも、そのせい・・・関係ないことは載せない。

もう一つ、
hurricaneの最大風速については記載があった。
  『tropical storm(熱帯低気圧?)のうち風速119km/hの
   ものを
hurricane(ハリケーン)という』
計算すると、
119km/h=119×1000÷60÷60=33.0555・・・m/s
こちらは、実父の調査とほぼ一致。
typhoon、
hurricaneについては記載なし。


ふぅ・・・疲れた。
内輪モメは他でやってくれって?
おっしゃる通りです、ハイ。


2009年10月8日木曜日

台風18号

日本は台風18号の来襲で大変なことになっているようですね。
大丈夫ですか?
被害はありませんか?
早く勢力が弱まり、どこかに抜けてくれることを心から祈っています。

台風といえば・・・
英語でもtyphoon(タイフーン)。
んんっ?!
日本語の台風が英語のtyphoonになったのか?
英語のtyphoonが日本語の台風になったのか?
気になったのでネットで調べてみた。
語源については諸説紛々としているものの、
  ①ギリシャ語のtyphon(旋風)
  ②アラビア語のtufan(嵐)
  ③中国語の
大風(激しい風)
というのが有力な説らしい。
日本語⇔英語の直接の関係は無いようです。

ここから先はリオのscience(理科)の教科書に載っていたこと。
typhoon(タイフーン)とhurricane(ハリケーン)の違いは?
  
typhoon(タイフーン)は太平洋上で発生したもの
  
hurricane(ハリケーン)は大西洋上で発生したもの
  つまり発生場所によって名前が異なるのだ。
  んじゃ、インド洋で発生したのは何なのさ?
  って思ったのだけれど、教科書にはその件に関して
  何の記述もなかった。
  片手落ちだぞ、アメリカの教科書!!

typhoon(タイフーン)の被害で一番恐ろしいものは?
  雨や風も怖いけれど、storm surge(高潮)には要注意!
  アメリカでは高潮の被害を何より恐れているようです。
  日本なら土砂災害ってことになるのかなぁ・・・。

台風の目、英語で言うと?
  なんと"eye"という。
  人工衛星から写した台風の写真を見れば、
  誰が見ても"目"は目に見えるのだろう。
  この件に関しては何の疑問も持たず、
  すんなり納得できた。
  (((ワタシって根が素直だから (^o^)v ニッ! )))


みなさま、
外出を控えて
安全にお過ごしくださいませ。
かしこ


2009年9月17日木曜日

テスト勉強~気象

リオは明日、Math(数学)とScience(理科)のテスト。
  「Mathは大丈夫だと思う。」
という本人の言葉を全面的に信じて(本当でしょうね?!)、Scienceの復習だけした。
Scienceでは、ただ今、気象について学習中。

  air mass     気団
  cold front     寒冷前線
  warm front    温暖前線
  stationary front 停滞前線
  occluded front  閉塞前線
  cyclone      低気圧
  anticyclone    高気圧
  ・・・・・・

正直言うと、私自身、閉塞前線というモノがよく分からない。
閉塞前線とはいったい何ぞや?
インターネットで調べてみたが、分かったような分からないような・・・微妙な感じ。

仕方がないから、リオにこう教えた。
  「寒冷前線でも温暖前線でも停滞前線でもないもの、
   それこそが閉塞前線なのだ!
   わかったかい?」
するとリオは一言、
  「なんだよ、消去法かよ?!」

そーだよ、消去法!
消去法で悪いか?
こうゆうのを『生きるための知恵』と言うんです。
覚えておきなさい。


2009年6月14日日曜日

0.114%

ちょっと訂正しました(2009/06/17)。

先日、このブログに『ガソリンはいつ入れると得か?』という話を書いた。
http://yaya-fromct.blogspot.com/2009/05/blog-post_30.html

この件に関して、昨日、電話をもらった。
  「気温が1度上下するときの膨張率、収縮率は、
   0.114%!」
とのこと。
本来なら
  「細かい数字まで調べていただいて、
   ありがとうございます。
   お手数をおかけしましたm(_ _)m。」
とお礼を言わねばならぬところだろう。
が、お礼を言うより先に、
唖然・呆然としてしまった(@_@;;;)ゲゲゲゲゲッ。

いったい全体、こんな数字をどうやって調べたんだ???

不思議に思って聞いてみると・・・
日本の『日石お客様サービスセンター』に電話して教えてもらったらしい。
エエーーーッ?!
こういった質問をお客様サービスセンターにしてしまう発想とういか度胸に驚く。
  私には出来ない。
  いや、その前に思いつかない。
  Unbelievable!
お客様サービスセンターの人も相当ビックリしたと思うよ。
まさか、こんな質問が来るなんてねぇ。
こんな訳の分からない質問に対しても、マジメにキチンと答えてくれる日石お客様サービスセンター・・・ご立派です!
サービスセンターの鑑だね!
偉い!!

みなさん、お客様サービスセンターをもっと利用しましょう!
お客様サービスセンターは、いかなる相談にも真剣真摯に乗ってくれます(^o^)/。


日石お客様サービスセンターに電話をし、その結果を国際電話でわざわざ私に連絡してくれたのは・・・私の実父です。


2009年6月2日火曜日

DNA抽出実験

ドリが学校で面白い実験をやってきた。
『DNA抽出実験』。
ん? 中学生にそんな事が出来るのか??
少なくとも私の中学、高校時代には、そんな実験は存在しなかった(はずだ)。
居眠りしていて何も覚えていないという可能性もあるから、大きな口は叩けないけど・・・。

DNA抽出と聞くと、まっさきに思い浮かぶのが遠心分離。
公立の中学校にそんな機材が置いてあるのか?
ずいぶん以前にやった『放射性同位体半減期実験』のようなまがい物の実験ではないのか?
猜疑心いっぱいで、実験レポートを見てみると・・・。
おお、出来る!! (@o@ ビックリ~)
それも、簡単にできる。
薬局でアルコールさえ買ってくれば、家でもできる。

簡単に実験手順を説明すると・・・
  1.ジプロックにイチゴを入れてグチュグチュに潰す。
  2.そこに水で薄めた洗剤を入れて混ぜる。
    (洗剤が細胞壁を破壊する)
  3.コーヒーフィルターで濾す。
  4.冷やしたアルコールの中に濾した液体を少しずつ
    そーっと入れる。こうすると液体は下に溜まり、
    アルコールと液体は分離した状態になる。
  5.待つこと数分。分離面のところに白っぽい
    モヤモヤした物体が現れる。
    このモヤモヤがDNA!
    針金などですくい取れる。

へぇー!・・・と妙に感激し、インターネットで調べてみたら、最近は日本でもこの実験やっているのね。
『DNA抽出実験 アルコール』で検索すると、いっぱいヒットする。
その中から一つ紹介すると・・・
http://enet3.edu-c.pref.miyagi.jp/agri/hyakka/page0303/tamatebako/data/b02sb002.pdf
興味のある方は、お試しあれ!

ただ、この実験には難点が一つ。
境界面に出現する白いモヤモヤが
 本当にDNAなのかどうか?
分からないのだ。
先生が
  「ホラ、これがDNAですよ!」
と言うから、
  『ああ、DNAが抽出できたんだ!』
と思うだけで、真にDNAであるという補償は何もない。
ひょっとしたら他の得体の知れない物質が出現しただけかもしれないじゃん?!
いま一つ消化不良ぎみの実験だなぁ。

ドリに実験の感想を聞いてみると、
  「白いモヤモヤがすっごく気持ち悪かった!」
と言っていた。
それだけ・・・以上お仕舞い (-_-;)。


2009年5月30日土曜日

ガソリンはいつ入れると得か?

答は『真夜中に入れる』。

物質は、温度が高くなると膨張し、温度が低くなると収縮する。
だから、気温の低い真夜中に入れると、より多くのガソリンが入り、お買い得になる。
この話、日本の『節約主婦の裏技』から取ってきた話ではない。
ドリの理科の副教材として配られたプリントに載っていた話だ。

昼と夜で、いったいどれだけの量の違いがあるのか???
(わずかな差しかないように思う)
こんな些細な違いを、いったいどれだけのアメリカ人が気にするというのか???
(アメリカ全土で数名だと思う)

とはいえ、これはアメリカの中学校の理科の時間、『密度』の学習のところで出てきた話。
こんな話、アメリカ人にしたって、
  「フム・・・」
の一言で終わってしまいそうな気がする。


2009年3月5日木曜日

理科の実験~溶解度~

理科の実験は・・・
  授業時間内に実験をして結果を得る。
  その結果を家でじっくり考察し結論を考える(宿題)。
  そして翌日レポートを提出する。
いつもこんな流れで行われる。

ドリが理科の授業で『溶解度』の実験をしてきた。

溶解度というのは、物質が溶ける最大量。
私も中学時代に
『水に食塩を溶かすと最大で何gの食塩が溶けるか?』
なんて実験をした記憶がある。
   水に食塩を溶かす場合は温度を上げても
   溶解度はほとんど変わらないけれど、
   砂糖を溶かす場合は温度を上げれば上げるほど
   溶解度が高くなる。
そんな実験だった。

今回の実験は、まさにそれ!
ドリの実験レポートには、0℃、10℃、20℃、30℃、・・・、100℃と10℃刻みの溶解度が記入されていた(ここまで細かく実験しなくてもいいような気がするけど、ま、いいか)。
この実験結果を自分なりに解析して、結論を導くのが宿題。
いつものように四苦八苦しながら、なんとか結論を書き上げる。

いつもなら、これでおしまい、メデタシ、メデタシとなるのだが・・・今回は違った。
結論の下に、まだ何か書いてある。
  『○○を溶かすとどうなるか、
   同じように実験をして結論を導け』
とある。
ふぅ・・・やっと終わったと思ったのに・・・。
ドリに
○○の実験結果はどこに書いてあるのか尋ねると、
  「その実験をやるのを忘れた!」
と明るく言う。
忘れたじゃあ済まないでしょ?!
どーするのよ?
実験結果がなければレポートが完成しないじゃん!!!
ブツクサお説教を始める私を見て、ドリがニタッと笑った。
そして
  「今から実験するから大丈夫だよ。」
と言う。
今からやるって言ったって、ここは学校じゃあないんだからね、実験道具はないし、そもそも
○○という物質もない。

何をどうするつもりなのか???

ドリはおもむろにパソコンのスイッチを入れた。
何やらパシャパシャ打ち込んで、ジッと画面を覗き込む。
それから、ひときわ大きくニタッと笑う。
で、私に画面を見せてくれた。
画面の中では、三角フラスコが動き、
○○がサラサラと投入され、・・・勝手に実験が行われていた。
目が丸くなった (○_○;)。
こんな理科実験のシステムがあるなんて・・・!
それに家からもアクセスできるなんて・・・!
いや~、すごい!!!
驚いた。

確かに、この実験を子ども達の手で行うのは大変だ。
10℃刻みの温度設定なんて、そう簡単に出来ることではない。
こうゆう面倒な実験は、ネット上のシステムを利用してバーチャルに行ってしまう。

恐れ入りました m(_ _)m!


2009年1月30日金曜日

速さと速度

日本の学校では『速さ』の学習は算数でやるが、アメリカでは理科でやる。
今回のリオの理科の宿題は、speed(速さ)とvelocity(速度)。
宿題の中には『速さを求めなさい』という問題と『速度を求めなさい』という問題と2通りある。
速さと速度、いったい何が違うんだ?!
日常生活において、この2つの言葉は同義語のように扱っているじゃあないか。

調べてみると・・・
この2つの言葉、物理ではきっちり使い分けをする。
『速さ』とは、一定の時間にどれだけの距離を移動したかということ。
『速度』とは、『速さ』に方向性(どこに向かって移動したか)を加味したもの。
なんだって。
つまり、私たちが日常生活で使う『速さ』『速度』は、物理学でいうところの『速さ』なのだ。
わかりにくいよね。

例を使って説明すると・・・
車Aは東に向かって時速30kmで走り、
車Bは西に向かって時速30kmで走っているとする。

このとき、
車Aと車Bの『速さ』は時速30kmで等しい。
車Aと車Bの『速度』は等しくない。
  方向が逆だから。
  車Aの速度を時速30mkとすると、
  車Bの速度は時速-30kmとなる。

ここから分かるように、
『速さ』は必ず0以上の値をとるが、
『速度』はマイナスの値もとりうる。

また『車Aと車Bの速さと速度を求めなさい』という問題の答は、
  車Aの速さ 時速30km
  
車Bの速さ 時速30km
  車Aの速度 時速30km 東
  
車Bの速度 時速30km 西
となる。

数学的に言うと、
『速さ』は絶対値(大きさ)であり、
『速度』はベクトル(大きさと向き)。

ってことはだよ、自動車についている速度計(スピードメーター)は、厳密に言うと『速さ計』と言わなければいけないわけだ。
でも『速さ計』はいまいちカッコ悪いかも・・・。


ここで一つ疑問が・・・
さくらさんが池の周りを時速4kmの速さで1周したとする。

このとき、さくらさんの平均の速さは時速4km。
(これは文句ナシ!)

では、さくらさんの平均の速度は?
さくらさんは1周して元いた位置に戻ってしまったのだから、移動した距離は0km。
だから、平均の速度は時速0km???
これって、正しいの?

そもそも『平均の速度』という概念そのものがおかしいのかもしれないけれど・・・。

どなたか分かる人がいたら、コメント入れてくださいませ
m(_ _)m。
できたらバカにも分かるような説明を・・・。 


2009年1月17日土曜日

水・氷・塩

前回のブログの続編。

ジュースは凍るのに雪は溶ける
のはなぜか?

我が子は、この理由を知っているのだろうか?
ふと気になったので聞いてみた。
  「あー、知ってる知ってる!
   水の中に塩を入れると凍るんだよね。
   4年生のとき先生が言ってた。」
嘘だ・・・先生がそんな事言うはずがない。
もしそれが真実なら、今頃、海の水は全部凍っているはずじゃあないか。
いっつも適当に授業を聞いているものだから、こんなとんでもない事を言い出す。
いい加減にせい!

簡単に説明してみようかな・・・。

■ポイント■

・水は0℃で凍る
・食塩水は0℃より低い温度で凍る
   食塩水の凍る温度は、濃度によって違い、
   濃ければ濃いほど凍る温度は下がる。
   最低で-20℃くらいまで凍らない場合もある。
この理由については面倒な説明が必要なので省略。


『ジュースが凍る』理由。
家庭用の冷凍庫で出来る氷の温度はだいたい-15℃ (※1)。
この氷を水の中に入れると、
氷は融けながら自分の周りのものを冷やしていく。
このとき氷はの周りのものを自分自身の温度-15℃に近づけようとする。

ここまでは、感覚的に理解できるよね?!

●単なる氷の中にジュース入り試験管を入れたとき
  
-15℃の氷は融けながら、
  自分の周りのものを冷やしていくが、
  周りにあるのは単なる水だから、
  絶対に0℃より低くはならない。
  だから、その中にジュースを入れても凍らない。
●食塩を掛けた氷の中に
ジュース入り試験管を入れたとき
  -15℃の氷は融けながら、
  自分の周りのものを冷やしていく。
  このとき氷の周りにあるのは食塩水だから、
  0℃より低い温度になる。
  だから、その中にジュースを入れれば凍る。

間違えてはいけないのが、食塩を入れると、氷の温度が下がる訳ではないってこと。
氷の温度は、-15℃で同じ。
違うのは、氷の周りの『水(0℃)』と『食塩水(マイナス?℃)』の温度なのだ。


『雪が融ける』理由
単なる氷は0℃で融け始めるが、
食塩入りの氷は0℃以下(マイナス?℃)で融け始める。
つまり単なる氷より食塩入りの氷の方が融けやすいのだ。
水で出来た雪は0℃以上にならないと融けないが、食塩を撒くと-5℃でも雪は融け始める。
だから、大量に塩を撒けば、それだけ早く雪が融けるってわけ。
まあ、モノには限度があるけれど・・・。

話を始めに戻して・・・リオが言う
  『水の中に塩を入れると凍る』
なんていうのは問題外だけど、
  『氷の中に塩を入れると凍る』
っていうのも間違い。
真実はその逆、
  『氷の中に塩を入れると早く融ける』
が正解だ。
前述のジュースの実験の時も、塩を振りかけた氷は早く融ける。
早く融けるけれども温度は低いのだ。


※1 氷の温度は0℃と思っている人はいない?
    水は0℃になると氷になるのであって、
    氷は0℃とは限らない。
    氷の温度は0℃以下・・・
    -20℃の氷もあれば-30度の氷もある。
    絶対零度の-273℃までは冷えるらしい。


主婦の戯言ブログで説明できるのは、ここまで。
より詳しいことを知りたい人は、周りにいる理科の天才に聞くか、ネットで”融点(凝固点)降下”、”氷”、”食塩”などで検索するといいと思います。


融雪剤を見て思い出した

今日は晴れ、真っ青な空が広がっている。
でも、気温は氷点下・・・寒い。
周辺の道は真っ白に染まっている。
原因は雪でも霜でもない、雪の日に”コレでもかっ!"ってくらいバラ撒いた融雪剤が道を白く染めているのだ。

そんな道を見ていたら、少女の頃に胸を痛めた一つの問題を思い出した。
  『食塩は雪を溶かすのに、
   食塩を振り掛けた氷の中にジュースの入った
   試験管を入れると固まるのは、なぜか?」

小学校の頃、理科の実験でこんな事をした。
  ビーカーの中に氷を入れて塩を振り掛ける。
  ジュースの入った試験管をビーカーの中に入れると、
  アイスキャンディーができる(固まる)。
というものだ。
このときは、
  『塩っていうのは、ものを冷やす力があるんだなぁ』
と素直に納得した。

私が混乱したのは、
  『食塩を撒くと、雪が溶ける』
という事実を知ったときだ。

ジュースは凍るのに雪は溶ける
・・・なぜなんだ?・・・


私は、この疑問を中学の理科の先生にぶつけた。
先生は説明してくれたのだけれど、私は全然納得できなかった。
その結果、理科の先生との信頼関係は呆気なく崩壊した。
今思えば、たぶん先生はきちんと説明してくれたのだと思う。
それを理解できなかったのは、私の知識力不足のせい。
でもあの頃の私は人間としての度量が小さかったため、
  『先生はちゃんと説明してくれなかった』
と随分腹を立てたものだ(センセイ、ゴメンナサイ)。

と言いつつも一方では、
  『バカにも分かるような説明が出来てこそ、
   一流の教師!』
とも思う私。

いずれにしても、この問題は未解決のまま私の胸にくすぶり続けた。
解決してくれたのは、大学時代の物理科の友人。
バカにも分かるように噛み砕いて丁寧に教えてくれた。
  『こんな基本的なことも知らずに、
   よく大学入試をすり抜けて来たなぁ。
   信じられない (-_-;)。』
と呆れながら・・・。

どーもスイマセン p(^_^)m 。←故三平師匠


2009年1月12日月曜日

『元素』のポスター

アメリカの中学校の理科の時間には、『プロジェクト』という名の課題学習がある。
自分で一つのことを調査研究して、一つの作品(ポスターや絵本)を作成する。
前回はリオが『宇宙に関するプロジェクト』をやった。
あの時は、『太陽』について調べ、ポスターを仕上げた。
今回はドリの『元素の関するプロジェクト』。
『Silver(銀)』について調べて、ポスターを作成した。

巨大でしょ?!
指定された大きさで作ったら、こんなに大きくなってしまった。

日本でポスターと言ったら、画用紙に絵を描き、コメントを入れて仕上げるものだが、こちらのポスターは・・・

まず紙が違う。
Poster Board(ポスターボード)という専用の紙が文房具屋さんに売っている。
薄めの厚紙(ケーキ屋さんの箱程度の厚さの紙)だ。
これを買ってこなければいけない。

次に絵が違う。
絵は自分で書いてもいいのだが、インターネットから拝借した画像をプリントアウトして、それをベタッと張ってもOK。
面倒臭がり屋のドリは、もちろん後者。
適当な画像をプリントアウトして、バシバシ張って済ませた。

そしてコメントもまた違う。
日本のポスターでは、そのポスターで訴えたいことを一言二言、多くても三言に集約して書く。
が、こちらのポスターは説明書きが多い。
元素について調べたことをポスターにするのだから、一言二言で済むはずないのだが・・・。

さらに、コメントもワープロ打ちOKなのだ。
字がキレイとは言えないドリは、ワープロで打ち込んだコメントをプリントアウトして、これまたバシバシ張って済ませた。
正直言って、ワープロで打ち込めば、まだいい。
面倒臭がり屋のドリは、その手間すら惜しんで、ひたすらカット&ペーストしていた。

で、出来上がったのが上のポスター。
手書き部分なんて一箇所もない。
ぜーんぶパソコン頼りのポスターだ。
でもね・・・これで意外と良い評価がもらえた。

  「日本とはずいぶん違うね。こんなんで良いんだ。」
と不思議がる私にドリが言った、
  「あのね、これは理科のポスターなの。
   美術のポスターじゃあないから、これでいいのッ!」
と・・・。

なるほどね、一理ある!!!


2009年1月8日木曜日

半減期の実験

「今日はいっぱい宿題が出たよ!」
帰って来るなり、ドリが言った。
こりゃ、大変!
いっぱい宿題が出ると、焦るのは子どもだけではない、私も焦る。
アメリカに来てからというもの、宿題は親子の共同作業になっているから・・・。
子ども達がおやつを食べながら、一日の疲れを癒している間に、宿題にザッと目を通す。
宿題は、ESLと数学と理科。
ESLと数学は、なんとかなりそう。

理科は今日やった実験のレポート書きだ。
これが面倒なんだよね。
溜息が出る。
が!!! 実験名を見て、出したばかりの溜息を全部飲み込んだ(=息を飲んだ)。
《放射性同位体の半減期についての実験》
と書いてある。
嘘でしょ?! 我が目を疑う。
放射性同位体なんて、特別な施設がないと扱えないはず。
『設備』なんて生易しいものではダメ、『施設』が必要。
あの学校のどこにそんな施設が隠されているというのか。
どう見ても、いわゆるフツーの中学校にしか見えないのに。
あんなもの、ヘタに扱えば、被爆の恐れだってある。
いったい学校は何をやらせるんだ???
私の頭の中は混乱する。

続きを読むと、
  『準備するもの・・・硬貨100枚、箱、グラフ用紙』
と書いてある。
他には何もなし。
これで、どうやって放射性同位体の半減期を調べるというのか?
放射性同位体について調べるのに、放射性同位体がないじゃあないか。
どんどん混乱の度合いが増す。

さらに読み進めると、
  『実験方法
   ① 100枚の硬貨を全部箱の中に入れて振る
   ② 硬貨のうち表が上になっているものを取り除き
      その枚数をグラグに記入する
   ③ 箱をもう一度振る。
   箱の中の硬貨が2枚以下になるまで、
   ②、③を繰り返す』
と書いてある。
ここまで読んで、ようやく合点がいった。
箱の中の硬貨を放射性同位体とみなして、1回(半減期)ごとに半分に減っていくところを見せたかったのね。
もともと100個あったものが、100→50→25→・・・と、どんどん減っていく様子を。

なんだ、そんな事だったのか。
ちぇっ!・・・パニックなんて起こして損した。
考えてみれば、そうだよね。
中学生に放射性物質を扱わせるはずがない。
私、バカだなぁ。
あー、疲れた。

でもさ、こんなことまで、わざわざ実験する?
黒板に数字で書いたほうが分かりやすくない?


ドリたちは今、理科で『原子、分子』について学んでいる。
昔やったよね、元素の周期表。
1水素H、2ヘリウムHe、3リチウムLi、・・・って必死で暗記した覚えがある。
その中で今回の『放射性同位体』の話が出てきたのだ。
教科書にはα、β、γ線の記述まであって、かなり詳しく勉強している様子。
日本の中学校でも、同位体って扱うの?
私は記憶に無い。
居眠りして聞いていなかったって可能性もあるから、偉そうなことは言えないけれどネ(^_^;)。


2008年12月19日金曜日

理科の実験???

リオの理科の先生からボタンダウンのシャツを持ってくるようにとのお達しがあった。
理科の授業にボタンダウンのシャツ・・・いったい何をするつもりなのか?

理科のノートを確認すると(リオたちは理科の教科書がない)、
  『綿とナイロンではナイロンの方が速く燃える』
なんてプリントがはさんであった。
まさかとは思うけど、ボタンダウンのシャツを燃やそうというのか?
勘弁してくれ~!
リオのシャツは、このためにわざわざ新調したバリバリの新品である。
いきなり燃やされてはたまらない。
でも、ヘビにネズミを食べさせた先生だ。
何をしでかすか分からない (-_-")。

だからと言って、持って行かせないわけにもいかない。
持って行かなかったら、きっちり『減点』される。
そして、その『減点』はそのまま成績に反映される。
ここは一つ、腹をくくるしかない。

恐る恐る持って行かせた。


リオが帰宅するや否や、私は尋ねた。
  「何に使ったの?」
と。
リオはもったいぶって言わない。
(やはり燃やされたのか・・・)
しつこく聞いたが、口を割らない。
(怪しい・・・)
最後の手段!
おやつと引き換えに、ようやく話を聞くことができた。
シャツは実験に使ったのだという。
その実験は・・・
  『シャツのボタンを何秒で留められるか?』
というもの (?_?) ヘッ?!
ごく普通にボタンを留めると何秒かかり、
親指を使わずに留めると何秒かかるか。
おのおの3回ずつ実験し、かかった時間の平均を調べたらしい。

((( この実験の目的はいったい何なんだぁ?! )))

これだけでも目が点になるのだが、さらに私をギョッとさせたのは、この実験のレポートを書けと言われたこと。
実験目的、自分の予測、実験方法、結果、結論・・・とマトモなフォーマットで書かなければいけない。
マトモとは思えない実験について、マトモなレポートを書くのは至難の業である。

今週末は、これに頭を悩ますことになりそうだ。


2008年12月11日木曜日

理科のテスト

今週、リオの理科のテストがあった。
宇宙に関するテストだ。
英語が読めないリオにとって、理科のテストはかなりシンドイ。
でも、0点はまずい。
1点でもいいから、点を取らせないと・・・。
とりあえず太陽系の惑星の位置を覚え、惑星の名前を英語で書けるようにした。
それと、あと少々の知識を一夜漬け状態で詰め込んでテストに臨んだ。

もう一つ、
  ”Can I use my translator?"
   (電子辞書を使ってもいいですか?)
と書いた紙を筆箱に忍ばせた。
少しでも問題文が理解できれば、答えられる問題もあるはずだ。

迎えた当日・・・。
リオが聞くより先に、
  「電子辞書を使っていいよ」
と先生が言ってくれたらしい。
ヘビ好きの怖い先生だけど、優しいところもある。

テスト問題は全て選択式。
助かった!
記述式問題だけだったら全滅かもと心配していたのだ。

私  「少しはわかった?」
リオ 「うん、少し。」
私  「でも、とりあえず答えは書いたんでしょ?」
リオ 「分かる所はね。」
私  「選択式なんだから、全部答を書いたんだよね?」
リオ 「ううん、分からない所は飛ばした。」

エーーーッ?!
なんで全部書かないのよ??
適当に書いておけば偶然当たる場合もあるわけじゃん!

ママはね、昔、共通一次試験(今のセンター入試)を受けたとき、漢文がまるで分からなくて、仕方ないから全部”2”にマークしてきたよ。
そうしたら、ちゃんと何点かは取れたんだから。
(後で担任の先生にこっぴどく叱られたけど・・・。)

リオは、
  「そんないい加減なことをしちゃあいけないと思った。」
と言う。
まったく、もう!
いっつも『いい加減』を絵に描いたような生活をしているくせに、何でこんな時だけ律儀になるのよ。
信じられない。

まあ・・・
潔いといえば潔い。
融通が利かないといえば融通が利かない。

それにしても、こんな時に限って・・・と思ってしまう私。


2008年11月14日金曜日

理科のプロジェクト

事の起こりは1ヶ月ほど前。
リオのESLの先生からメールが来た。
 『今、リオたちは理科の授業で
  宇宙についてのプロジェクトに取り組んでいます・・・』
けれど、リオは何もせずにボーッとしているらしい。
詳しいことはプリントに書いてあるから・・・と言うので、
リオのバッグをガサゴソ漁ると出てきました、
プロジェクトの概要が書いてある紙が。

自分で一つテーマを決めて、それについて調べ、まとめる。

リオの紙には、テーマ”SUN(太陽)"と書いてある。
 「太陽について調べるの?」
と尋ねると、
 「先生が勝手に決めた。」
とふて腐れて言う。
アナタがさっさと決めないから、先生が一番簡単そうなテーマを与えてくれたのではないのか?
 「違うモノを調べたいのなら、先生にそう伝えるよ。」
と持ちかけたけど、
 「太陽でいいよ。」
と答える。
太陽でいいのなら、そんなにふて腐れるのは止めなさい!
やるしかないんだからね。

約2週間かけて、太陽について調べた。
家でインターネットから情報を取り出しプリントアウトする。
それを学校に持っていって、授業中、カードにまとめる(日本語で)。
毎日のように、それを繰り返した。
とにかく、『授業中、何もしない』という状態にならないように、
日々、課題を決めて取り組んだ。

で、10月下旬、ようやく1枚のポスターを仕上げて提出 (^_^ )
ホッ。
仕上がったポスターを見ながら、
 「英語が出来ない子がやったんだから、
  たぶん先生もこれで許してくれるでしょ。」
      (その程度の出来だった)
という私に、
 「いや、先生はここまで望んでいないと思うよ」
と答えるリオ。
本人は満足な様子・・・自分に甘い・・・。

が、このプロジェクト、これで終わりではない。
最後の仕上げに、みんなの前で発表しなければいけないのだ。
もちろん、英語で・・・。
原稿を用意しなければ!
リオが日本語で書き、私がデタラメに英訳し、夫がそれを添削した。
出来るだけ短くするために、省略できるところは全て省略し、要点のみに絞った。
最後に残ったのは14個の文章。
何度も読む練習をして、発表の日を待った。

そして、昨日、ようやく、みんなの前で発表をしたらしい。
発表の様子をこの目で見ていないから何とも言えないんだけれど、本人は、
 「大丈夫だった!」
と満足げな様子・・・とことん自分に甘い・・・。


2008年9月2日火曜日

Middle School 理科の宿題

月曜日がLabor Day という祝日だったので、この週末は3連休だった。
とは言え、うちの子どもたちは土曜日に補習校に行かなければならないから、実質、2連休。

月曜日から金曜日まで現地校に通い、土曜日は補習校。
休めるのは日曜日のみという生活がこれから始まる。
気力の上でも、体力の上でもキツイだろうなぁ・・・と思うけど、なんとかやり遂げてほしい。

我が家の前の公園ではアメフト&チアリーディングの練習が繰り広げられていたが、家の中では宿題との格闘が繰り広げられていた。
ついに、ドリが理科の宿題を持ち帰ってきたのだ。
今回は専門的な内容ではなくて、一般常識(?)を問う問題。
左側の絵を見ながら、右側の質問に答え、理科実験室での安全について考えていく。

この問題を解くに当たって苦労したのは、英語ではなくて、絵の解読!!!
とにかく絵が見にくいのである。
何度もコピーを繰り返すうちに、切れ切れになってしまったと思われる線。
それだけでも見にくくてイライラするのだが、線が切れているだけなら、まだいい。
絵そのものが何を表しているのか、非常に分かりにくいのである。

たとえば、こんな質問があった。
 『BETTYはどんな悪いことをしているのでしょうか?』
BETTYを探す。
BETTYはしかめっ面をしながら、鏡を見ている。
手には何か丸いものを持っている。
そこまでは、わかるんだけど、BETTYが何をしているのかがわからない (?_?;)。
家族でBETTYをにらみつける。
・・・いったい、何をしているんだ?!・・・
しばらくして、リオが言った。
 「BETTYはお化粧をしているんだ!」
そう言われてみれば、そうかもしれない。
他に妙案もないので、リオの意見を採用。
答えとした。

そんなのばっかり・・・。
結局、この宿題を仕上げるのに4時間近くかかってしまった。
ドリは疲れ果てていた。
私も疲れた。
リオだけは、
 「クイズみたいで面白かった (^o^)!」
と言っていた。

それにしても・・・
アメリカの絵は本当に見にくい。
いつか見慣れる日が来るのだろうか。