2009年11月10日火曜日

Field trip(遠足)三悶着

先週の木曜日はMiddle Schoolの遠足だった。
   その前の土曜日から火曜日まで4連休、
   その上木曜日は遠足なんて・・・
   こんな事でいいのか?!
   いつ勉強するんだ?!
こうゆう特別なイベントがある度に何かが起きる我が家。
この日も朝から一悶着、二悶着、いや三悶着あった。

まずはランチ。
今日の遠足はランチ付き。
行った先でみんなで何かを食べるらしい。
だから、お弁当は作らなかった。
その旨、リオに伝えると、
  「えーーーッ! 嫌だ!!
   一食くらい食べなくても死なないから、我慢しよ。」
と言う。
毒ダンゴを食べろと言っている訳じゃあないんだから、
食べる前から拒絶してはいけません。
嫌がるのは一口食べてからにしなさい。
それにね、将来、アフリカ駐在なんてことになったら、どうする?!
アメリカ以上に怪しい食べ物だらけだよ。
『これは嫌だ、あれは嫌だ』と我儘を言っていたら、キミは飢え死にしてしまう。
そんな事にならないためにも、出されたものはキチンと食べる訓練をしておくことが大事なのだ。
リオのことを深慮遠謀する優しい優しい親心、わかってくれたかなぁ。

正直言えば、
「おにぎりを作って!」なんて言われたら堪らない

という下心がないわけでもない


次にお金。
アメリカの子どもたちは当たり前のように学校にお金を持って行く。
ランチを買うのに必要だから。
当然、遠足のときも持っていくだろう。
もしも、みんなで飲み物を買おうなんてことになった時、リオだけ買えないのは可哀想だ。
そこで、リオに$10持たせることにした。
すると、リオが
  「日本にいる時は絶対にお金なんて持たせて
   くれなかったのに、アメリカだといいんだー。
   流されやすい性格だね。」
と言い出した。
   どーしてこうゆう時だけヘンに頭の回転が速いのか?
   その回転、数学のとき発揮できないものか?
そ・れ・に!! 違うでしょッ!
この場合、『郷に入れば郷に従え』という表現が正しい。
リオに惨めな想いをさせまいとする親心、わからないかなぁ?

ったく、日に日に言う事が生意気になっている



最後はジャケット。
遠足のプリントには、
 『屋外での活動だから暖かい身なりで来ること』
と書いてある。
天気予報によると最高気温は11℃、マトモな人間なら当然ジャケットが必要な気候だ。
ところが、リオはTシャツ+パーカーで行くと言う。
その理由は『暑いから!』。
あり得ない!
もしも本当に暑いと感じるのだとしたら、リオの神経はどこかがイカレテいる。
着る着ないで散々もめた末、強引に薄手のジャケットを1枚羽織らせた。
リオの健康を気遣う親心、わかってよね。

風邪をひいたら私が病院に連れて行かなければいけない
・・・面倒くさい・・・
という下心がなかったわけではない


朝っぱらから喧々囂々(ケンケンゴウゴウ)の言い合いとなったが、母の愛情(お節介)をたっぷり受けて、リオは不承不承出かけていった。

Bye-bye! 楽しんできてねー!!
悶着はあったものの、最終的には全て自分の思い通りになり、かなり上機嫌のワタシ (^o^)v。

ところが!・・・・・・(つづく)・・・・・・。


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