2008年11月30日日曜日

4連休なのに・・・

せっかくの4連休なのに、夫は土曜日からシカゴに出張。
大事な展示会があるらしい。
ご苦労様ですm(_ _)m。
日系企業にはThanks Givingなんて関係ないのか?

父親がいないと、弛緩しきったグータラ生活を始める子どもたち。
いったい、いつになったら自発的に勉強を始めるのか?
昨日一日、ココまで出掛かった「勉強は?」という言葉をぐっと飲み込み、様子を見守った。
結局、昨日は遊び続けた。
今日もまた、同じことが繰り返される雰囲気・・・。
ついに、我慢も限界を超え、ついに口から言葉が出た、
  「少しは勉強を頑張りなさい!」
と。
すると、ドリが
不平をもらした。
  「私はいつも頑張りなさいと言われているような
   気がする。」
はいッ?! 今、何ておっしゃいました?
ドリをキーーーッと睨んで、
  「昨日一日の自分の行動を思い出してみなさい!!」
と言ったら、今度は消え入りそうな声で
  「あぁー、ドウモスミマセン・・・
だって。
だよね! しっかりしてくれ! 頼むよ!

こうゆうときリオは要領がいい。
さっさと勉強を始め、さっさと終わらせる(!)。
『とりあえず勉強したからね』という既成事実を作って切り抜けようとする。
下の子は、立ち回りが上手い。
でも、だまされないぞー!

子ども達も『せっかくの4連休なのに・・・』と思っているかも・・・。

私はといえば、夫の留守中にアクシデントが起きないように祈るばかり。
一番心配なのは、50年前のボイラー。
なんとか頑張って働き続けておくれ!


また雪

朝、起きたら、雪がしんしんと降っていた。
リオは雪を見るなり、
 「雪かきをする!」
と張り切っていたが、残念ながらそこまでは積もらなかった。
(雪かきは$10のアルバイトという約束がしてある)
年が明ければ、イヤというほど積もるから、それまで気力&体力を蓄積しておくように!
肝心なときに、
 「雪かきは飽きたから、もう辞める。」
なんて言われたら堪らないからね。
(だって、そうなったら私が雪かきしないといけないじゃん)

雪が降るとブウは外に出たがらない。
犬のくせに雪が嫌いなのだ。
童謡『雪』では
   ♪犬は喜び庭駆け回り、猫は炬燵で丸くなる♪
と唄われているが、うちのブウは違う。
四肢踏ん張って、玄関から一歩も外に出ようとしないのだ。
それでも、朝の用を足してもらわなければいけないので、引きずるように外に連れ出したら・・・、
このイヤそうな顔

少しは犬としての自覚を持ちなさい!


ブロードウエイの帰り道

午後5時には真っ暗になるニューヨーク。
にも関わらず、すごい人混み。
夜の街なんだね。
ミュージカルも午後8時開演というのがほとんどだし・・・。
(閉演は午後11時だよ~ @_@)

ドハデなネオンが輝くタイムズ・スクエア。
ここは年末のカウント・ダウンで有名。
今年の年末は除夜の鐘の代わりに、ここでカウント・ダウンするのも悪くないかも・・・。

リオが楽しみにしていたBOOK・OFFにも寄り道。
日本のBOOK・OFFはマンハッタンにも進出している。
商魂たくましい!
定価よりちょっと安いくらいのお値段でキレイな古本が手に入る。
庶民の味方! 助かりますm(_ _)m。
場所はグランド・セントラル駅から徒歩3分程度のところだから、気軽に立ち寄れる。

BOOK・OFFを出て駅に向かうと、どこかで見たことあるようなオジサンの看板が・・・。
ムムム、これはいったい何だったか?
お店の中を覗きこむと、これがありました!

久しぶりに食べたビアード・パパのシュークリーム、
おいしかったぁ~!!

ニューヨーク・マンハッタンには『日本』がいっぱいあります。


2008年11月29日土曜日

Lion King

ニューヨークで何して遊ぶ?

まず頭に浮かぶのが、5番街でのお買い物!
これは、たんまりお金を持っていかないと楽しくない。
ウインドウ・ショッピングっていうのもあるけれど、でもやっぱり$$$持っていた方が断然楽しい。
ああ、宝くじ、当たらないかなぁ。

次に頭に浮かぶのが、ブロードウエイでミュージカル!
ブロードウエイはミュージカルの本場だからね。
ってわけで、ドリ&リオ&私の3人でミュージカルを見に行ってきた。
  夫は
   「そんなお金があるんならゴルフに行った方がいい」
  と言って不参加。
  人それぞれ好みがあるから仕方がない・・・。
演目は子どもも楽しめるようにライオン・キング

まずはインターネットでチケットを予約。
チケットを郵送してもらおうと思ったら、郵送では当日までに届かないかもしれないから劇場の窓口で直接受け取ってくれという(予約したのは3日前だったから)。
窓口で名前を言えば、チケットを受け取れるらしい。
本当かい?!

半信半疑のまま劇場へ。
もしチケットをもらえなかったら、思いっきり文句を言って、それでもダメなら泣き落としだぁーッなんて思いながら・・・通用するとは思えないけどネ・・・。
私の不安をよそに、
完全に浮かれ気分のドリとリオ。
恐る恐る窓口で名前を言うと、チケット3枚、さっと出てきた (^。^)ホッ
しかも前から3番目のど真ん中!
抜群に良い席だった。

さすがはブロードウエイのミュージカル。
うまい! ハデ! ド迫力!
英語が分からなくても十分楽しめた。
(英語が分かればもっと楽しめたと思う)
さらに、ライオン・キングに登場するのは動物だらけ。
この衣装(装置と言った方がいいかも)が本当によく出来ている。
これを見るだけでも、十分価値があると思う。
お勧めです!

子ども達もとーっても楽しんだ様子。
ただリオは途中でちょっと眠くなったzzzと言っていたが・・・
ガクッ

私はハマリそう。
次は『オペラ座の怪人』か『マンマミーア』を観たいなぁ。

出かける前にちょっと気になったのがドレスコード。
昼間(午後2時)の開演だし、平服着用にした。
ドレスアップできるほどの洋服も持ち合わせていないしネ。
大丈夫でした。
コチラが劇場内の写真。

ハイ、みんな平服です。


Thanks Givingの悲劇

今年のThanks Giving Saleでは、数百人の人が開店を待ってお店の前に列を作ったところがあったらしい。
  新春特別セールのときのデパート前の光景を思い出す。
  アメリカ人もそんなことするんだね・・・ちょっと意外。
で、開店と同時にその数百人の群集が店内になだれ込み、店員さんが一人踏みつけられて亡くなってしまったとか。
アメリカ人体型の巨漢にドカドカと踏みつけたれたら、ひとたまりも無い。
踏みつけられた店員さんの痛みと恐怖を思うと、本当に気の毒でならない。

Thanks Giveingとお正月

アメリカのThanksGivingと日本のお正月は実によく似ている。

一族郎党が本家筋(?)に集ってお祝いをすること然り。
帰省ラッシュが発生すること然り。
どの家庭でも同じ料理を食べること然り。
(日本ならおせち料理、アメリカではターキー)
道路が閑散としていること然り。
ほとんどのお店が閉まっていること然り。
Thanks Giving翌日から大売出しがあること然り。

といった具合。


今年も残すところ1ヶ月あまり。
あっという間にお正月になっちゃうね。
大掃除を始めないと・・・。
ところでアメリカ人は大掃除をするのだろうか?


Thanks Giving ターキー

Thanks Givingと言えば、ターキー(七面鳥)。
ターキーと言えば、Thanks Giving。
ってことで、私もロースト・ターキーにトライ!

インターネットで調べてみたら、出てくる出てくる・・・作り方はいろいろ。
さて、どの作り方を採用しようか?
初めてだし、難しそうなのは避けないと・・・。
『すべて手作り』が理想なんだろうけど、今回は市販品で賄えるものは市販品に頼ることにした。
で、買い集めた材料がコチラ。

そうそう、インターネットで調べていたら、恐るべきことが載っていた。
 『市販されている七面鳥の内臓は処理されているけれど、
  空洞になったお腹の中に七面鳥のアタマが入っている。』
と。
なんでも、このアタマの部分が一番美味しいとか・・・。
イヤだよ~!
どんなに美味しくても、七面鳥のアタマなんて見たくない!!
薄気味悪い (;_;)。
目を瞑ったまま、手探りでアタマを探し出しそのままゴミ箱に捨てようか・・・。
アタマだけは見えない特殊加工のメガネがあればいいのに・・・。
なんて考えたけど、あーーーダメダメ。
ここを克服しなければロースト・ターキーは完成しないのだ。
一家の主婦たるもの、このくらいのことで怖気づいてはいけない。
と自分自身を鼓舞、叱咤激励し、意を決し、深呼吸し・・・、やっとの想いでターキーを開封した。
でも、開封直後、不覚にも反射的に目を瞑ってしまった。
(我ながら根性が無い)
恐る恐る薄目を開けて中を確認すると・・・
アレレ、無い!
あんなに恐れていたアタマは影も形もない。
・・・ホッ・・・

先程までの腰が引けた状態から一転、俄然やる気が出てくる。
まずは、ターキー特有のパサパサ感を軽減するために、一晩濃い目の塩水に漬け込む。
翌日、お腹の中に炒めた野菜とスタッフィング用のパン(市販品)を詰め込んで、低めの温度のオーブンでじっくり焼く。
時々、肉汁を回しかけながら・・・。
焼き時間およそ5時間。
で、ようやく完成したロースト・ターキーがコチラ。

お味は、まあまあ。
作ってから数時間経過したケンタッキー・フライドチキンみたいなお味。
つまり、少々パサパサ感あり。
一晩、塩水に漬けたのに・・・。
塩水に漬けなかっらた、もっとパサパサしていたのか?
比べる術もないけれど・・・。

ロースト・ターキーは見た目勝負のお料理かも (^_^;)。
これがデ~ンとテーブルの真ん中に乗ると、ホント豪華なんだよね。


私はスーパーで一番小さいターキー(約2.5kg)を買ってきたんだけど、それでもいっぱい残ってしまった。
残ったターキーを見ながら、思いは巨大ターキーを10個カートの中に放り込んでいたオジサンのもとへ・・・。
オジサンちでは、どれだけのターキーが残ったのだろう?


2008年11月26日水曜日

Thanks Giving

明日からまたまた学校は連休に突入する。
Thanks Giving(感謝祭)の4連休!
アメリカの学校は本当に休みが多い。

Thanks Givingとは?
時はさかのぼること378年前。
1620年、イギリスからメイフラワー号に乗って、ピューリタン(清教徒)がアメリカ・マサチューセッツにやってきた。
その年は、特に寒さ厳しい年だったそうな。
寒さと飢えで、彼らの半数は死亡。
残った人たちは、先住民から食べ物をもらい農耕を教えてもらい、何とか生き長らえることができた。
翌年の収穫の秋、ピューリタンは先住民に感謝し、彼らを会食に招待した。
これが、ことの起こりとか・・・。

ESLの先生は、Thanks GivingはFamily Dayだと言っていた。
親子だけでなく、遠く離れている親戚もみんな集まって、一緒に七面鳥やかぼちゃを食べてお祝いするらしい。
そのため、この時期は飛行機のチケットが非常に取りにくくなる。
クリスマスなんかより、ずっとFamilyの日なんだって。

今日、買い物に行ったら、カートの中に巨大な七面鳥の塊を10個くらい放り込んでいるオジサンがいた。
1羽5kgは下らないと思われる七面鳥が10羽で合計50kg!!
あのオジサンの家には、いったい何人の親戚が集まるのだろう???
1人500g食べるとして・・・えーッ!! 100人?!
1人1kg食べるとしても、50人・・・すご過ぎる (@_@)。
それに、七面鳥を焼くには、オーブンで5時間くらいかかる。
あのオジサンちには、何台のオーブンがあるというのか?!
頭の中に『?』が飛び交い、目は点になった。

せっかくアメリカにいるのだから、我が家でも七面鳥を焼いてみようと思う。
アメリカの文化を知ることも大事だよね。

ブウ爆睡

ブウの姿が見えないと思ったら、ソファの上で爆睡していた。
仰向けで、お腹を出して・・・。
お腹が冷えるといけないから、毛布を掛けてあげた。
それでも起きない (-_-"。

警戒心のカケラもない。


2008年11月25日火曜日

長生き風船


ドリの誕生日プレゼントにピアノ屋さんが持ってきてくれたバースディ風船は、萎れてきてはいるものの、今も宙を漂っている。
うちに来てから、1ヶ月も経つというのに・・・。
意外と長生きなんだなぁ・・・と感心した。


テストなんだから・・・

毎週土曜日は補習校の日。
いつもは子ども達の送迎以外、何の用事もないのだが、先週末はちょっと違った。
補習校のウォッチング当番の日であり、慶應ニューヨーク校のOpen Houseの日(用事って不思議と重なるものだね)。
夫にウォッチング当番をお願いし、私はドリと慶應見物に行くことにした。

補習校のウォッチング当番とは・・・、
朝、先生方が職員会議をしている間、親が教室に入って子ども達の見張りをするのが主な仕事。
先週の土曜日は、その時間、漢字テストをしていたらしい。
ウォッチング当番の夫は試験官みたいなものだ。
真剣にテストと向き合う子どもたちを見守れば、それでいい。

テスト中にある子が、
 「経済のケイが分からない。」
とつぶやいた。
夫はすかさず、
 「お経のキョウだ。」
と教える。
   ((( テスト中にそんなことを教えていいのかい?! )))
   ((( それに、その説明はアメリカ育ちの子には
     少々難しいかも・・・ )))
それでも
 「分からない」
と言うと、あろうことか黒板に『経』の字を書いて、
 「こうゆう字だ!」
と教えてしまったらしい。

家に帰ってから、リオが言っていた。
 「テストなんだからさぁ、黒板に書いちゃあダメだよ~。」
と。
これに対し、
 「最終的に漢字が書けるようになればいいんだから、
  黒板に書くくらい、たいした問題ではない。」
というのが夫の言い分。

うーん・・・。


2008年11月24日月曜日

暖房、復活!

昨日の午前中、オイル屋さんが来て、暖房が復活した。
オイルが無くなって暖房が効かなくなったのだと思っていたら、そうではなかった。
地下室のボイラーをガチャガチャいじって修理していたから。

そして、オイル屋さんは帰り際に
  「50年前のとっても古いボイラーだから、
   新しいのに交換したほうがいいよ。」
と言い残していった。
うそッ?! 我が耳を疑う。
ボイラーの寿命って50年もあるの?
50年も経っていたら、いつまた壊れるか分からないじゃん!
もし、真冬に壊れたら・・・それこそ大変!!
はぁー、心配事がまた一つ増えた。
とりあえず、万が一に備えて電気ストーブを1つ買っておくことにしよう。

大家のヘンリーさんはとってもいい人で、朝一番に心配して電話をくれた。
(前の晩、夫がヘンリーさんにメールで知らせておいた)
  「暖房は効かないかい?」
と尋ねられたので、
  「まったく動きません。とっても寒いです!」
と答えておいた。

そして、お昼過ぎにもまた電話をくれた。
  「直ったかい?」
と。

気に掛けて頂いて、本当に嬉しいのですが・・・
相変わらず、電話は大の苦手の私。
電話機の表示画面にヘンリーさんの名前が現れるたびに、かなりドキドキする。
心臓に良くない。
お気持ちだけありがたく頂戴いたしますですm(_ _)m。

あー、それから、ご好意ついでに、出来ることならボイラーを最新型のに交換していただけると大変ありがたいのですが・・・いかがでしょうか?


英語の習得

『アメリカで暮らしていれば英語が話せるようになる』
なんていうのは、本当に小さい子どもの場合だけだと思う。
ドリやリオの年齢でやって来た子は、努力無しには英語の習得はありえない。
私にいたっては、子どもの100倍の努力が必要だろう。
なんてったって、覚えたそばから忘れてしまう年齢なんだから・・・。

目下の最大の悩みはリオの英語。
リオは何も英語が分からない状態でやって来て、いきなり現地校に入った。
当然、先生の話も友達の話も全く理解できなかった。
そして3ヶ月経った今も、先生の言うことが全然分からないという状態が続いている。
このままではいけない。
何とかしなければ!
英語習得の画期的な方法はないものか?

たぶん、無い。

語学だからね・・・
地道にやっていくしか方法はないだろうね。
毎日、少しずつ積み上げていくしか方法はない。

だけど・・・
英語で出される日々の宿題だけでもアップアップしている子に、これ以上何かを詰め込んで大丈夫だろうか?
リオにとっては、毎日学校に行き、訳のわからない授業を聞き続けるだけでも、相当な負担だと思う。
その上、家に帰ってもまた勉強ということになったら、リオを追い詰めることになりはしないか。
リオの心を心配する私。
甘いかもしれないけれど、
  『毎日休まずに通学しているだけでもよく頑張っている』
と言えない事もない。

それでも・・・
このまま何もしないでいたら、学校での辛さはいつまでたっても変わらない。
やはり、少しずつでいいから、何かしなければ・・・。
リオの心の様子に細心の注意を払いながらね。

はぁ~・・・また白髪が増えそう (;_;)。


2008年11月23日日曜日

暖房、切れる

この辺りの家の暖房方法は、オイル、ガス、電気といろいろ・・・。
オイルはタンクに入っているオイルが無くなれば、効かなくなる。
電気は停電すれば、効かなくなる(時々、停電する)。
一番、確実なのは、ガスだとか・・・。

我が家の暖房は、オイル。
昨夜、そのオイルが底を尽きたようだ。
設定温度を上げても、暖房機の作動する音が聞こえない。
いつもゴーッという唸り声を上げている地下室のボイラーもシンと静まり返っている。
徐々に冷えだす室内・・・。
慌てて全員就寝。
布団の中に入れば、何とか暖はとれるから。

朝起きたら奇跡的に暖房が回復していないか・・・と淡い期待をしていたのだが、ダメだった。
暖房機はウンともスンとも言わない。
寒いッ!
恐る恐る外気温を調べると、氷点下2度!!
ますます寒さが身に染みる。

この間、先輩駐在妻に聞いた話・・・
  「真冬に暖房が止まったら、
   迷わずホテルに逃げ込むこと!
   そうしないと、家族全員凍死する。」
  「いかなる場合も暖房は切ってはいけない。
   水道管が破裂する恐れがあるから。
   修繕費用は借主持ちだからね。」
ここコネチカットでは、冬の暖房は生死に関わる重大な問題である。
運良く死を免れたとしても、破産する可能性がある。

勘弁してくれ~ (;_;)!

今回は初冬ということもあり、死も破産も免れたが・・・。
これが真冬だったらと思うと、身の毛がよだつ。

子ども達は防寒対策で、この恰好。

下着、Tシャツ、パーカー、コート(コートは2枚重ね着している)を着込み、仕上げに毛布に包まった。
ここまですれば、何とか寒さをしのげる。

早くオイル屋さんが来てくれないかなぁ。
午前中には来るって話だけど・・・。

そうそう、氷点下の寒さの中、夫は朝からゴルフに行ってしまった。
いかなる状況においても、ゴルフが最優先なのだ。


2008年11月21日金曜日

仏像を作る?

 「あのね、仏像を作ることにしたから!」
と突然リオが言い出した。

はぁ?! 何のこっちゃ???
いつから、そんなに信心深くなったのか?
髪型が仏像みたいになったから、そんなことを言い出したのか?
まったく訳が分からない。

とりあえず理由を尋ねてみたら・・・
 「だって、鎌倉を作るのは大変でしょ。
  仏像だったら簡単に作れそうじゃん。」
と言う。

一瞬ポカンとする私。
でも、次の瞬間、謎が解けた。
ヒントは2つ。
  ① 昨日は雪が降っていた。
  ② リオは雪が積もったら『かまくら』を作ると
    張り切っていた。

そう・・・
リオの言ったカマクラは『鎌倉』ではなくて『かまくら』。
そして、仏像は『仏像』ではなくて『雪像』!
雪で作る像は、セ・ツ・ゾ・ウって言うんだよ!!
そのくらい覚えておきなさい。
ったく、言葉を知らないんだからッ (-"-)ムッ

一瞬でも、彫刻刀でせっせと仏像を彫っているリオを想像した自分がバカに思えた。


髪の毛を切ったら

リオの髪の毛がずいぶん伸びて、あまりにも見苦しくなったので、バッサリ切った。
私がバリカンで・・・。
出来ばえは、ごらんの通り。

髪を切る前に、
 「前髪は残しておいてね」
とリオに念を押されていたのに、気が付いたら前髪までバッサリ切ってしまっていた。
・・・ごめん・・・
でも、高校球児みたいで悪くないじゃん!
別の見方をすると、昭和初期の悪ガキかな (^_^;)。

実は散髪したのは先週末。
本人はこの髪型が相当ショックだったらしく、なかなか写真を撮らせてくれなかった。
一週間経って、ようやく諦めがついたみたい。
やっとカメラの前に立った。
大丈夫!
1ヶ月も経てば、前髪も元通りになるよ。

ところで、首に巻いているもの気にならない?
首に巻いているのはひざ掛け。
で、これが全身の写真。

本人曰く、
 「ハリーポッターに出てくる森番ハグリット!」
とのこと。


2008年11月20日木曜日

何犬ですか?

小雪の舞い散る中、ブウと朝の散歩をしていると、
私たちの真横でベンツが静かに停まり、窓が開いた。
運転していたのはお金持ちそうな中年の女性。
私の方を見て、こう尋ねてきた。
 「スミマセン、その犬の犬種は何ですか?」
と・・・。
 「トイ・プードルです。」
と答えると、
 「トイ・プードル?」
と聞き返し、
 「イエ~ス!」
と答えると、
 「ありがとう!」
と言って静かに走り去った。

実は私は『何犬ですか?』と聞かれることに慣れている。
日本にいる時も何度となく聞かれた。
うちのブウは、トイ・プードルにしては
  図体が大きく、
  毛のカールの仕方がチリチリ細かく、
  鼻面が長く、
  足が短く・・・
といった具合で、普通の人の目にはトイ・プードルには見えないのだ。

日本にいるとき散歩中によく会ったオジサンもそうだった。
オジサンはトイ・プードルを飼っている。
にも関わらず(!)、ブウを見てこう尋ねてきた。
 「この犬は何犬ですか?」
と・・・。
 「お宅のワンちゃんと同じトイ・プードルです。」
と答えると、ビックリしながら改めてブウを見つめなおす・・・疑わしげな目で・・・。
 「ちゃーんと血統証だってあるんですよ。」
と主張したんだけれど、
 「いや、この犬は違う。
  確かイギリスにこんな犬がいるはずだよ。
  家に帰ってインターネットで調べてみるよ。」
と鼻から信じてもらえなかった。
・・・なんてエピソードもあるくらいだからね (^_^;)。
(このオジサン、とっても気の良い人です)

話を元に戻すと・・・
これは朝の路上での出来事。
通勤時間帯だから、それなりに交通量もある。
一台のベンツが路上に停まれば、必然的に後続の車も次々停まる。
一人の女性の『この犬の犬種を知りたい』というさして重要とは思えない好奇心を満たすために、小さな渋滞が出来た。
私はどんどん伸びる車の列に気が気ではなかったが、女性はまるで気にしていなかった。

『自分のことが最優先』のお国柄???


「どーせ、ボクは出来損ないですよ」とすねるブウ。



毎日、寒い日が続いている。
日中の最高気温でさえ、5℃程度・・・。
寒がりの私には、つらい季節がやってきた。

そして今日、ついに小雪が舞い落ちた。

うちの裏の道も薄っすらと雪化粧。
本当に本当に寒いッ!!


2008年11月18日火曜日

みかん

ESLの帰り道、この間ブログに書いた柿を求めてWhole Foodsに寄ってみた。
残念ながら柿は見つからなかったけれど、
その代わりに、こんなものを発見!

日本の温州みかんにそっくりの外見。
ちょっと触ってみたら、皮が柔らかくて、これまた温州みかんにそっくり。
試しに買ってみようかなぁ・・・と思ったけれど、試し買いするにはチト量が多い。
万が一マズかったら、これだけの量のみかんをどうすればいいんだ・・・(-_-;)。
決心が付かず一旦は売り場を後にしたものの、やはり気になる。
で、もう一度、みかんの前に舞い戻って悩むこと数分。
おばあちゃんがやって来て、迷うことなくみかんをカートの中に入れた。
おばあちゃんに聞いてみた。
 「コレ、美味しいですか?」
と。
おばあちゃんは、ニッコリ笑って、
 "Yes! Very delicious!!"
と言う。
さらに、
 「手で皮がむけるからとっても食べやすい。」
と。
正直言うと、英語だったから全部はわからなかったけど、たぶんそんな事を言っていたんだと思う(^^;)。

親切なおばあちゃんのアドバイスを無にするのも悪いし、
『一度は食べてみないと!』って気持ちが沸々と湧き上がってきたので、購入決定!

家に帰って、1つ食べてみたら・・・
おいし~い!
日本のみかんとポンカンの中間くらいのお味。
ウシシ・・・いいもの見つけた!
おばあちゃん、適切なアドバイスをありがとうm(_ _)m。

PS. よーく表示を見たら、スペイン産でした。


Food Drive

アメリカの中学校には、日本にはないイベントがいろいろあり、その度に、
 『なんだ???これは・・・』
と戸惑う。
今回、学校からやってきた手紙がコレ。

『すべての食料品はお隣さんに寄付される』
と書かれている。
どうゆう事なんだ?
子ども達はいったい何をすればいいのか?
親は何をすればいいのか?
皆目見当がつかない。

ESLクラスに行って聞いてきた。
Food Driveとは・・・
家にある食料品を学校に寄付するでしょ。
それを学校で取りまとめて、サンクス・ギビングやクリスマスのときに、恵まれない人々に配達する。
そうゆうイベントなんだって。

アメリカは弱肉強食の社会という印象が強いけど、
その一方で、『慈愛』の精神も息づいている。


2008年11月17日月曜日

お褒めのカード

葉書が届いた。
これ・・・

どこかのバーゲンのお知らせのように見えるが、然に非ず(さにあらず)
これは学校の理科の先生からドリに届いた葉書なのだ。
裏側に、
 『理科、よく頑張っているね。
  この調子で頑張ろう!』
って手書きで書き添えてあった。
分からないなりに努力している姿を先生はちゃんと見ていてくれたんだね。
そして、その事をこんな葉書に認めて知らせてくれた。
 「嬉しいねぇ。
  アメリカのこうゆう所は見習わないとネ。」
・・・なんて、私は大喜び!

この喜びをドリと分かち合いたくて、
 「ホントにヨカッタね~!!」
と声を掛けたのだけれど、ドリ本人は
 「あー、ふん。」
・・・なんて、まったく気のない返事 (-_-;)。


えーーーッ!!!
なんでもっと喜ばないの?!
感動がないっていうか、冷めてるっていうか・・・。
  『葉書をもらって感激し、
   今後もなお一層精進しようと決心する』
そんな風にできないものかね。
たぶん先生もそれを期待していると思うよ。


2008年11月16日日曜日

ニューヨーク補習校 蚤の市

昨日の土曜日、補習校中学部の蚤の市があった。
古本市、ゲーム、不用品バザー、食べ物販売・・・。

食べ物は親が各家庭で用意し、それを持ち寄って販売する。
おいなりさん、炊き込みご飯、そぼろ弁当などのゴハン物あり、パウンド、クッキー、ショートケーキなどのデザート物あり・・・、朝から本当にご苦労様でしたぁm(_ _)m。
グルッと見て回って思ったんだけど、みんな料理上手!
自分で作らないとマトモな物が食べられないってこともあるんだろうけど、それにしてもねぇ・・・と感心した。

各家庭から持ち寄られたお弁当類は、相当な数・・・。
コンビニが開けるくらいの品揃えだ。
こんなに大量のお弁当類が本当に売れるのだろうか???
余っても困るだろうし・・・。
なんて、心の中で心配していたのだが、心配は無用だった!
開店と同時に来るは来るは・・・会場のカフェテリアは人でごった返し、お弁当は次から次へと売れていき、最後は完売!

売上金は全額、慈善団体に寄付されるそう。
アメリカっぽいイベントだね。

疲れたけど、かなり楽しかった (^o^)/。


2008年11月14日金曜日

理科のプロジェクト

事の起こりは1ヶ月ほど前。
リオのESLの先生からメールが来た。
 『今、リオたちは理科の授業で
  宇宙についてのプロジェクトに取り組んでいます・・・』
けれど、リオは何もせずにボーッとしているらしい。
詳しいことはプリントに書いてあるから・・・と言うので、
リオのバッグをガサゴソ漁ると出てきました、
プロジェクトの概要が書いてある紙が。

自分で一つテーマを決めて、それについて調べ、まとめる。

リオの紙には、テーマ”SUN(太陽)"と書いてある。
 「太陽について調べるの?」
と尋ねると、
 「先生が勝手に決めた。」
とふて腐れて言う。
アナタがさっさと決めないから、先生が一番簡単そうなテーマを与えてくれたのではないのか?
 「違うモノを調べたいのなら、先生にそう伝えるよ。」
と持ちかけたけど、
 「太陽でいいよ。」
と答える。
太陽でいいのなら、そんなにふて腐れるのは止めなさい!
やるしかないんだからね。

約2週間かけて、太陽について調べた。
家でインターネットから情報を取り出しプリントアウトする。
それを学校に持っていって、授業中、カードにまとめる(日本語で)。
毎日のように、それを繰り返した。
とにかく、『授業中、何もしない』という状態にならないように、
日々、課題を決めて取り組んだ。

で、10月下旬、ようやく1枚のポスターを仕上げて提出 (^_^ )
ホッ
仕上がったポスターを見ながら、
 「英語が出来ない子がやったんだから、
  たぶん先生もこれで許してくれるでしょ。」
      (その程度の出来だった)
という私に、
 「いや、先生はここまで望んでいないと思うよ」
と答えるリオ。
本人は満足な様子・・・自分に甘い・・・。

が、このプロジェクト、これで終わりではない。
最後の仕上げに、みんなの前で発表しなければいけないのだ。
もちろん、英語で・・・。
原稿を用意しなければ!
リオが日本語で書き、私がデタラメに英訳し、夫がそれを添削した。
出来るだけ短くするために、省略できるところは全て省略し、要点のみに絞った。
最後に残ったのは14個の文章。
何度も読む練習をして、発表の日を待った。

そして、昨日、ようやく、みんなの前で発表をしたらしい。
発表の様子をこの目で見ていないから何とも言えないんだけれど、本人は、
 「大丈夫だった!」
と満足げな様子・・・とことん自分に甘い・・・。


2008年11月13日木曜日

日系スーパーに行ったら、柿を売っていた。
可哀想なくらい小さくて、うっすら緑がかっている。
きっと真っ青なうちに収穫されて、アメリカに送られてきたのだろう。

毎年、この時期は飽きるまで(飽きた後もずっと・・・)柿を食べていた。
実家から、いーーーっぱい貰っていたから。
お日様をたくさん浴びて橙色に熟し、ぷっくり太った、甘~い柿。

そんな柿を見慣れていたから、スーパーの柿はどうしても買う気になれなかった。
渋そうなんだもん。
今年は柿が食べられない。
食べられないと思うと、無性に食べたくなる・・・ (;_;)。

思い出した!
イギリスの地元スーパーでは柿を売っていた。
確かギリシャ産の柿。
日本の名前そのままに"KAKI"って表示されていた。
あの柿は、もう少し橙色で美味しそうに見えたような気がする。
ってことは、ひょっとしたらアメリカの地元スーパーにもあるかも・・・。
高級(?)オーガニックスーパーWhole Foodsで物色してみようかな。

ところで、柿の原産地って日本なの???

気になったので調べてみたら・・・
原産国は中国という説と日本という説と両方あるそう。
学名は"Diosphros kaki"。
学名に日本名kakiが使われているくらいだから、やっぱ原産国は日本でしょ!
と思う私。


2008年11月12日水曜日

裏庭 夏~秋~冬

アメリカに来てから4ヶ月、季節の移り変わりとともに、我が家の裏庭の様相もずいぶん変わった。

夏、引っ越してきた頃は緑がいっぱい!

秋、木々はみごとに黄色く染まった。
木の下に広がる黄色い落ち葉のカーペットも写真で見ると、なかなかキレイ。
(実物を見ると溜息しか出ないけど・・・)


そして、今・・・

葉っぱはほとんど落ちきった。
冬はすぐそこまで来ている。


Veteran's Day

昨日11月11日、またまたMiddle Schoolはお休みだった。
Veteran's Day(復員軍人の日)である。
みんなで復員軍人を称える日。
1918年11月11日11時に第一次世界大戦の休戦条約が締結されたらしい。

イギリスでは胸にポピーの花を付けた人々が街中に溢れていた。
アメリカでは何が起きるのか?
少なくとも私の周りでは何も起きなかった。
あえて言えば、平日なのに子どもが昼間から家にいてゴロゴロしていたのが、いつもの火曜日と違うところ。
夫の会社は通常勤務だったしね。

だいたい、Middle Schoolはお休みが多すぎる。
先週、大統領選挙のお休みがあったばかりなのに、今週はVeteran's Dayでまたお休み。
さらに、今月末にはThanks Givingの4連休がある。

ドリとリオは、
 「アメリカの良いところは、お休みが多いところ!」
なんて言ってニタニタ (^o^)しているが・・・
本当に、こんなことでいいのか?!


2008年11月10日月曜日

授業参観希望用紙の提出

前にもブログに書いたが、ドリとリオのMiddle Schoolの授業参観は、親が見たいと思う授業を予め学校に申し出る。
授業参観は2日間あって、その2日間のうちで好きな授業を1,2時間選択できるのだ。

悩みに悩んだ末、
 ・ESL (ヒスパニック・ガイズの顔が見たい)
 ・リオの数学 (アメリカの数学の授業に興味あり)
 ・ドリの理科 (日本人の男の子の顔が見たい)
に決めた。

書類に必要事項を書き込んだ。
あとは学校のメイン・オフィスに提出するだけ。
ドリにお願いしたら・・・
 「イヤだよイヤ!絶対にイヤ!!
  何か言われたら、困るもん。」
と強烈に拒絶された。
書類を提出するだけなんだからさぁ、たぶん何も言われないと思うよ。
確かに『絶対、何も言われない』とは言い切れないけど・・・。

その会話を横で聞いていたリオは、私が声を掛ける前から逃げ腰モード。
 「オレも無理だからね!
  そのくらい分かるよね?!」
と先手を打つ。

ったく、役に立たない子ども達!
書類を持って行くくらいできないものか・・・。
何か言われて分からなかったらたら、すべて、
 "I don't know!"
で切り抜ければいいじゃあないか。
そうすれば、後の対処はメイン・オフィスの人が考える。
本当に度胸がないんだから (-"-)。

今日はちょうど良く(?)ドリがスクールバスに乗り遅れたから、学校に送って行くついでにメイン・オフィスに寄って書類を提出してきた。
難しいことは何も言われなかったよ。
案ずるより産むが易し
やれば何とかなるものです!!


スクール・バスに乗り損なう

 「行ってきま~す!」
と元気に家を出て行ったドリが、2分後に帰宅した。
スクール・バスに乗り損なったと言う。
スクール・バスはバス停で待っている子を乗せると、さっさと出発してしまうのだ。
 『このバス停では誰と誰が乗るはずなのに
  今日はいないな、どうしたんだろう?』
なんて事は一切考えない。
子ども専用の路線バスみたいなものなのだ。
だから、ちょっとでも遅れると、バスには乗れない。
この場合、親が学校まで送っていくことになる。

あー、もう、朝っぱらから面倒!
あと1分早く家を出ていれば、バスに乗れたはずなのに・・・。
事実、ドリより1分前に家を出たリオは戻ってこなかった。
ってことは、リオはちゃんとスクールバスに乗れたのだ。

リオもリオだ。
バスの運転手さんに、
 「姉が来るから少し待ってね」
と一言お願いが出来なかったのだろうか。
・・・うーん、そりゃ無理だね・・・

という訳で、今日は朝から学校に行ってまいりました。


ドリとリオが幼稚園に通っていた頃・・・。
二人は幼稚園バスで登園していた。
この幼稚園バスは、アメリカのスクールバスとは正反対。
『何もそこまでしなくても・・・』と言いたくなるくらい、面倒見の良いバスだった。
朝、バス停に来ていない子がいると、バスに添乗している先生がその子の家まで走って迎えに行く。
「ちょっと待ってて~!」と言われれば、10分くらいその場で待っていたりするのだ。

この違い!
アメリカと日本の違いなのか?
中学校と幼稚園の違いなのか?
公立と私立の違いなのか?
何なんでしょうね。


2008年11月9日日曜日

長井秀和さん

『間違いない!』で一世を風靡したコメディアン長井秀和さんがニューヨーク補習校にやってきた。
ニューヨークで頑張る子ども達のために、ボランティアで講演に来てくれたのだ。
なんていい人!
・・・誰かの強力なコネがあって実現したことだとは思うけど・・・


ここ1年くらいテレビに出ている姿を見なかったなぁ・・・
と思ったら、昨年の9月からニューヨークで修行をしていたそうな。
語学学校で英語を学び、今年の春からはマンハッタンの小さなステージにも立っているらしい。
すごいよね。
なんと言うか、必死で頑張っている人のオーラみたいなのを感じた。

『ネタ』、面白かった!
日本のテレビで見ていたときは、風刺の効いた語りの人って印象だったけど、身体を使った芸もかなりのもの。
芸達者なんだね。

久しぶりに日本のコメディに触れ、大笑いさせてもらいました。
ありがと m(_ _)m!


お城みたいな家

グリニッチ・タウンにはホテルのような豪邸がそこかしこに点在している。
その中でも一際きわだっていると思うのが、この家。

古い古い石造りの家で、お城みたいな形をしている。
道路沿いには、門番の小屋みたいなのまである。

夏の間は、木がうっそうと茂っていて、写真を撮るのが難しかったが、秋も終わりに近づいたこの時期、葉っぱが落ちてようやくお城の全貌を撮影できた。
オーロラ姫(眠れる森の美女)が眠っていそうなお城でしょ?!
この前、暗くなってから近くを通りかかったら、ちゃんと明かりが灯っていたから、誰かが住んでいるんだと思う。
いったい、どんな人が暮らしているんだ?
興味津々!


外車だらけの街

私が中学生だった頃(ン十年前)、
 『自動車産業はアメリカの主要産業のひとつです』
と社会の時間に習ったような気がする。
ところが、私が住んでいるグリニッチ・タウンは外車だらけ。
一番多いのがドイツ車のBMWかな。
道行く車の5台に1台はBMWではないかと思えるほど、いっぱい走っている。
一昔前の日本のカローラ状態だ。
続いてTOYOTA、BENZ、AUDI、HONDA、・・・。
(TOYOTA、HONDAはアメリカでは外車だからね)
ポルシェだってちょこちょこ普通に走っている。
たまーに、ものすごい轟音を轟かせてフェラーリなんかも走っていたりする。
とにかく外車だらけの街なのだ。
アメ車はほとんど見かけない。

今日は久しぶりにお天気が良くて暖かいお散歩日和。
ブウと一緒にちょっと遠出をして、この街一番の幹線道路Putnam Ave沿いを歩いてみた。
あるは、あるは、高級外車ディーラー。


ベンツ






ポルシェ






フォルクスワーゲン






アウディ






ランボルギーニ






フェラーリ






マセラッティー






アストンマーチン
ロールスロイス
ベントレー




BMW






わずか1km程度の道のりに、ずらりと立ち並んでいた。

アメリカの自動車産業は、どうなってしまったんだろう?
心配になった。



2008年11月6日木曜日

牛丼の注文

昨日の晩ごはんは牛丼だった。
ごはんの上に牛丼の具を盛り付けているときのこと・・・
ドリとリオがキッチンに入ってきて、口を揃えてこう言った。
 「ツユダクでお願いしますッ!
一瞬、手が止まる。
ツユダクなんて、吉野家の常連さんしか使わないような言葉を何故うちのドリとリオが知っているのか?
聞いてみると、マンガ本に出てきたという。
ふーん・・・。

さらに、牛丼の上にはしっかり紅しょうがを散らしていた。
これもマンガ本に出ていたから試してみるのだと言う。
ついこの間まで、
 「紅しょうがは辛い」
と言って見向きもしなかったくせに。
ふーん・・・。

親の知らないところで、子どもはいろんな事を覚えているんだなぁ。


授業参観

学校から手紙が来た。
郵送で・・・。
日本では、学校からの手紙は子ども経由で受け取るのが普通だ。
余程のことがない限り郵送なんて手段は使わない。
だから、郵送でやってくる手紙には毎回ヒヤリとする。
今度は何が起きたのか?
開封するより先に、封書を眺めながら不吉なことをアレコレ考えてしまう。
封書を前に、
 『どうか悪い知らせではありませんように!』
なんて祈ったりもする。
どんなに祈っても手紙の内容が変わるわけない。
それは分かっているんだけどね・・・。

意を決して開封すると・・・今回は授業参観のお知らせらしい。
『・・・らしい』としか言えないのは、授業参観の形式が日本とはずいぶん異なるから。
たぶん、これがアメリカ式授業参観なんだろうと私が勝手に判断した。

アメリカ式授業参観とは?
授業参観の日程は2日間。
この2日間のうちで、親が参観したい授業を1つか2つ選んで、1週間前までに学校に連絡する。
それぞれの親の希望が出揃ったところで、学校側は調整に入る。
1クラスの参観人数が8人以下になるように調整するらしい。
参観人数が多すぎると通常通りの授業ができないというのが、その理由。

なるほどね・・・。
でも、そこまで『通常通り』に拘るなら、教室にカメラを設置して撮影し、親が別室のモニターで授業風景を見られるようにしたらどうだろう?
その方が、より『通常通り』に近い形になると思うのだが・・・。
そのうち、やってくれないかなぁ。
私は、是非見てみたい!


さて、何の授業を参観しようか・・・。
絶対に外せないのがESLのクラスだ。
悪名高きヒスパニック・コンビ、ディエゴとクリスチャンのお顔を拝んで来なければ・・・。
楽しみ (^o^)!
残りはただ今思案中。


2008年11月5日水曜日

こんにちワン!


みなさま、こんにちワン!
ブウでございます。
ママが
 「たまには居住まいを正してご挨拶をしなさい。」
とうるさく言うものですから、今日は三つ指付いてのご挨拶でございます。

ボクは風邪一つひかず、元気に暮らしています。
ちょっと淋しいのは、日本にいた時より、うちに来るお客さんが少ないことかな。
ボクは誰かが遊びに来てくれるのが、とっても好きなんだ。
ママは、
 「蕎麦屋の出前みたいな家具屋が食器棚を持ってきたら、
  お客さんを呼んであげるから!」
って言っているけど・・・。
食器棚って、そんなに時間がかかるものなのかなぁ。
ボクには分からない。

今日はボクにとって災難な日だった。
散歩から帰ってしばらく経った頃、ママがいきなりボクを抱っこしたんだ。
ボクは抱っこしてもらうのが大好きだからね、『やったぁ!』って喜んだ。
・・・のもつかの間、そのまま薄暗い地下室に連れて行かれ、ジャージャーお湯をかけられてシャンプー。
ボクはねぇ、水もお湯も大嫌い。
そんなこと言うと、ママは
 「犬が水嫌いなんてありえません!
  犬掻きという泳法があるくらいなんだから、
  犬たるもの水を見たら自ら飛び込んで、
  楽しく遊ぶものです。
  ったく、犬のくせに水が嫌いなんて、
  日本人のくせに寿司が嫌いと言っているのと同じです!」
なんてメチャクチャなことを言うけれど、嫌いなものは嫌いなんだよね。
シャンプー中、何度逃げ出そうと思ったかわからない。
でも必死で耐えたよ。
だって、そんな事したら、後でママにしこたま叱られるからね。

耐え難きを耐え忍び難きを忍び、ようやくシャンプーが終わったと思ったら、今度は居住まいを正せなんて言われて・・・ボク、疲れちゃった。

こんなに頑張ったんだから、おやつ頂戴!

ボクの恨めしげな眼差しに、ママは気付いてくれるだろうか。



(補足)
7月に発注した食器棚はまだ来ない。
 今月中には・・・
 来週中には・・・
 今週中には・・・
 今週中には・・・
 今週中には・・・
と言われ続けて早3ヶ月。
蕎麦屋の出前じゃないんだから、いい加減にしてほしい。
先日、『今週こそは・・・』との連絡をもらったが、私はちゃんとモノが届くまで信用しないことにしている。


オバマ氏当選

昨日は大統領選挙の日。
投票所の前には候補者の看板が並べられ、夕方の道には投票所に向かう車の渋滞が出来ていた。

そうそう、アメリカの看板には候補者の写真がない。
日本みたいに写真付きにすればいいのに・・・。
そうしたら、もっとじっくり看板を見ようって気になると思う。

CNNニュースは選挙速報。

数人のコメンテーターが好き勝手なことを言う中、時々刻々と変わる選挙結果を伝えていた。
この辺りは、日本と同じ。
私はテレビを見ながら、ESLの先生にもらった全米州地図に色塗り。
オバマが勝った州は青、マケインが勝った州は赤で塗りつぶしてみた。
うーん、勉強になる!
政治の勉強じゃあないよ。
(正直、コメンテーターの話なんて聞いてもさっぱり分からない)
じゃあ、何の勉強かというと・・・地理!
この色塗りのおかげで、全米50州の位置と略号をだいぶ覚えることができた (^_^;)。
よかった、よかった。

午後11時には、オバマが早々と勝利宣言!
ステージに家族とともに現れた姿は、かなりかっこよかった。

期待してまっせ!!


2008年11月4日火曜日

大統領選挙

今日はElection Day・・・大統領選挙の日。
うちの近くのCivic Center(市民センター)には投票に行く人たちが三々五々集まっている。
もちろん私には選挙権がないから投票できないんだけど、もし選挙権があったらどっちに入れるか?
オバマだろうね。
何かが変わりそうな気がするから。
サブプライムローン問題に端を発した金融パニックをどう解決していくのか?
画期的な政策を打ち出せるのは政界・財界への繋がりが薄そうな(本当のところは分からないけど)彼しかいないのではないか・・・と思うわけ。
今夜遅くに結果が判明するらしい。
今日はちょこちょこCNNニュースをチェックするつもり。
・・・ESLの先生もテレビを見なさいって言っていたし・・・

今日、グリニッチ・タウンの公立学校はまた全てお休み。
理由は『大統領選挙の日』だから。
んんッ?!
大統領選挙と学校、どんな関係があるのか?
子どもたちが選挙に行くわけではない(選挙権なし)。
先生方が選挙に行くから休みなのか?
理由としてはそれしか考えられないのだが、それってありなの?
夫の会社は通常通り出勤。
会社の人は事前に不在者投票をしているらしい。
先生だって、そうすればいいじゃん。

アメリカの学校は、何かと言うと休みになる (-_-")。

次期大統領にお願い・・・
学校のお休みをもう少し少なくしてください。
もうちょっと勉強した方がいいように思います。


2008年11月3日月曜日

Middle School の掃除

さっきブログを書いていて、ふと気になったことが一つ。
修学旅行代金を稼ぐ仕事の中に『学校の掃除』がある。
ってことは、子どもたちは、普段、学校の掃除をしていないのか?
それじゃあ、学校の掃除は誰がしているのか?

ドリとリオの帰宅を待って聞いてみた。
中学校に掃除の時間はないという。
たまーに、掃除のおばさんがホウキで掃いているのを見かけるらしい。

自分達が使っている教室の掃除くらい、自分達でやらせればいいのに・・・。
お元気この上ないヒスパニック・ガイズにホウキを持たせたら、どんな騒動を巻き起こすか分からないから、掃除なんてさせられないのか?
お金持ちのご子息が多いから、掃除なんてさせたら、親からとんでもないクレームが来るのか?
理由は不明だが、掃除くらいねぇ・・・と思う私。


修学旅行代金を稼ぐ

ここ数年、日本でも『下流社会』なんて言葉が出回っているが、アメリカにもそれはある。
アメリカ全体の95%にあたる富を、わずか5%の富裕層が独占していると言われるアメリカだ。
貧困層の割合は、日本よりずっと高いだろう。
そんな家庭にとって、修学旅行代金(約$800)は大きな負担に違いない。
修学旅行に行きたくても行けない子どもたちを救うために、ドリの中学校にはこんな制度がある。

<<< 修学旅行代金を自分で稼ぐ制度 >>>
放課後、先生のお手伝いや校舎の清掃をすることで収入を得て、それを修学旅行代金に充てる。
一日$10の収入になるらしい。

ただし、この制度を利用するためには、面接を受けてそれにパスすることが必要。
たぶん、親の所得制限とかいろいろな条件をクリアしなければいけないんだと思う。
(詳しいことは分からないけれど・・・)

とても良い制度だと思う。
日本でもやればいいのに・・・。
日本にいるときテレビで、
 「修学旅行に行かせてあげたいけど金銭的に難しい」
と涙している母親を見たことがある。
そうゆう親子に手を差し伸べる一つの方法として。


2008年11月2日日曜日

修学旅行の申し込み

コネチカット州グリニッチの公立中学校には修学旅行もどきがある。
3泊4日の日程でワシントンDCに行く。
旅行は来年の5月末なのに、申し込み期限は11月5日まで。

どうしよう・・・。
今の状態で、ドリを泊りがけの旅行に送り出していいものかどうか悩む。
あと半年の間に、どれだけ英語が上達しているか未知数だし、どれだけ友達と打ち解けられるかも分からない。
旅行先で孤独を噛みしめるようなことになっては可哀想だ。
でも、上手くいったら、すごく良い思い出になるだろうし・・・。

悩みに悩んだ末、とりあえず申し込むことにした。
本人がどうしても行きたくないと言ったら、そのときはキャンセルすればいい。
今のところ、ドリはあまり乗り気でない様子。
これからの半年で、彼女の気持ちにどんな変化が現れるのか・・・期待と不安・・・。


ところで、この修学旅行の申し込み、学校に申し込むのではない。
各自、直接、旅行会社に申し込むことになっている。
インターネット、電話、手紙のいずれかの方法で申し込みをする。
さらに、代金の支払いも、各自、直接、旅行会社に行う。
学校行事なのに学校で取りまとめないとは・・・
日本人の私には、なんとも不思議な感じがする。

さっきインターネットで修学旅行の申し込みを済ませた。
辞書と首っ引きでネ・・・ふぅ・・・。


追記:
お隣ニューヨーク州の中学校は修学旅行がないらしい。


一日が25時間の日

11月2日(日)の真夜中午前2時にサマータイムが終わった。
午前1時59分59.999・・・秒の次の時刻は、午前2時ではなくて午前1時に戻る。
一日が25時間の日だ。
おかげで今日(昨日?)はたっぷり眠った。
気分爽快!
毎日、25時間あればいいのに・・・
と少々寝不足気味の私は思う。

こうゆう時間のズレに一番弱いのは、リオだ。
なんだかんだと言いつつも、リオはかなり規則正しい生活をしている。
それが仇となって、時差にはメチャクチャ弱い。

アメリカに来る飛行機でのこと・・・
大人はアメリカ到着時の時差を考えて少しでも寝ておこうと考える。
リオにも寝るように勧めた。
が、彼は寝ない・・・と言うより、眠れない。
13時間のフライト中、11時間起き続け、最後の2時間だけ寝た。
就寝時刻は日本時間の午後10時頃。
いつも通りの生活・・・。
JFK空港に到着後、叩き起こしたが起きない。
リオは一度寝たら、大地震があろうと、家が火事になろうと、起きないのだ。
半分寝ているリオを引きずるようにして、飛行機から降りた。
自立歩行はしているものの、ほぼ夢遊病者状態のリオ。
その様子を見て、税関のおじさんも失笑していたよね (^_^;)。

そんなリオだから、
  明日からは私が起こしに行かなくても
  一人で爽やかに起きてくれるだろう
と淡い期待をしている。


2008年11月1日土曜日

Halloween 終了

誰も来ないかも・・・
なんて思っていたのだけれど、我が家にも可愛いお客さんがやってきた。
白雪姫、ガイコツ一家、船長さん、モンスター、魔女一家・・・。
 "Happy Halloween!"
 "Trick or Treet?"
なんて言いながら、満面の笑みでね。

Halloweenはチビッ子のお祭りなのかな?
うちに来たのは小学校低学年以下の子どもたちがほとんどだった。
中には、一家全員でガイコツに仮装している人もいたけど・・・。
あのコスチュームのまま、一家揃って晩ごはんを食べるのかななんて考えると、ちょっと笑える(^_^)。

びっくりしたのは女の子のお化粧!
目の周り真っ青(パンダの青色版と思ってもらえばいい)、
口の周り真っ赤(ピエロの口を思い出してもらえばいい)。
あれはお化粧というよりも、フェイスペインティングですな。

写真を撮るのを忘れた(;_;)・・・残念!


Halloweenなので、晩ごはんの食卓にはパンプキンを乗せたかった。
スーパーを物色して見つけたのが、きれいなオレンジ色のパンプキン。
初めて使う食材・・・どんな味か分からないが、野菜売り場で売っている以上、食べられないなんてことはないだろう。
中の種をくりぬいて軟らかくなるまで蒸し、
ハンバーグの種を詰め込みアルミ箔で包んで200℃のオーブンで1時間くらい焼いた。
そして、最後にチーズを乗せて、もう一度焼いた。
出来上がりは、こちら。

これをナイフでざっくり4等分して食べることにした。
中身のハンバーグは美味しいに決まっている。
問題はオレンジ色のパンプキン。
恐る恐る口に運ぶと・・・
うっ! 水っぽい!!
ガボチャのホクホク感や甘さがまるでない。
味という味がしないのだ。
はっきり言って、まずい (-_-;)。
家族には
 「パンプキンはあくまで器であって食べ物ではないから、
  決して口にしないように!」
と言い渡した。
ハンバーグに変な味が乗り移らなかったのが不幸中の幸いだ。


あとで気付いたんだけれど、
カボチャは漢字で書くと『南瓜』。
そう・・・
あのオレンジパンプキンはまさに『瓜』だったのだ。
そう考えると、あの水っぽさも味の無さも頷ける。