2009年4月29日水曜日

黄緑の絨毯

写真だとちょっと分かりにくいけれど・・・
裏庭一面が黄緑色に染まった。
芝生の新芽ではない。
先週、こんな風に咲いていた花が、

あっという間に散って裏庭一面に落ちているのだ。
秋の落葉もすごかったけれど、花の散り方もお見事!

夫が言うには、コレ、メープルの木だとか・・・。
ってことは、我が家でも自家製メープルシロップを作れるわけだ。
木の幹に穴を開けてみようかなぁ。

《おまけ》
雪が降った日、『リスが死んでいる!!!』と大騒ぎした木は、紅色の花が満開を迎えている。

この時期のコネチカットは彩り豊かです。


2009年4月27日月曜日

さくらんぼの木

さっき桜の話を書いている最中に、気になりだしたのがさくらんぼの木。
日本の我が家の庭にはさくらんぼの木が植えてあった。
あの木は元気だろうか?
毎年、今頃の時期、桜と同じ花を咲かせ(そりゃそうだ!)、6月中旬に小さなさくらんぼの実を付ける。
去年、私たちがアメリカに来た後、我が家の庭には庭師さんが入った。
そして、かなりバッサリ、あるとあらゆる植木を剪定したらしい。
さくらんぼは無事に生き残ったかなぁ・・・。

実は、さくらんぼはほとんど私の口には入らなかった。
緑色のさくらんぼがだんだん赤くなっていくでしょ。
  『そろそろ食べ頃! 明日収穫しよう!』
と思っていると、次の日の朝早く、ヒヨドリがやってきて食べちゃうんだよね。
ヒヨドリっていうのは目敏くて、お日様を浴びて真っ赤に熟れた美味しそうなのを誰よりも先に見つけて突っついてしまう。
ガーン・・・憎きヒヨドリ!
  『明日こそヒヨドリより早く収穫しよう!』
と決心するのだけれど、いっつも負け。
連戦連敗だった。

私たち人間は、葉っぱの影に隠れて、ヒヨドリの目に留まらなかったさくらんぼをほんの少し食べるだけ・・・。
リオは
  「リンゴみたいな味がする!」
って言ってたなぁ。
リンゴとさくらんぼの味って似ている???

何はともあれ、我が家のさくらんぼの木が健在なことを祈るばかりです。


アメリカの桜と言えば、ワシントンDCの桜が有名。
お花見をするにはワシントンDCまで出かけなければいけないのかと思っていたら・・・然に非ず(さにあらず)
立派な桜の木が、近所の家の庭にも植えられているし、公園にだってある。
桜の木はどこにだってあるのだ。
(ってことは、毛虫もいるってことか?)

なんと『桜の名所』なんていうのも存在する。
それがママロネックのハーバー・アイランド・パーク。

先々週末のこと・・・。
  「ママロネックの桜は今週が見頃。
   来週には散ってしまうよ。」
という噂を聞いて、”こりゃ大変!”とばかりに行ってみた。
ところが・・・蕾は固かった。
噂はガセだった。

先週末、夫が様子を見に行った。
(私はとーってもダルくて動けなかったので自宅待機)

ずいぶんピンクに染まっている。

今週末こそ、お花見だぁ~!
でも、それまで桜がもってくれるか、少々心配。
だって、ここ3日ほど異常に暖かいんだもん。
半袖でも平気なくらい。
この暖かさ(暑さと言ってもいい)、明日まで続くんだって。
明後日からは、また元の寒さに戻るらしい。
桜が散るのもイヤだし、寒さが戻るのもイヤ。
全て都合よく事が運ぶ手立てはないのだろうか?


2009年4月26日日曜日

夏みたい

日本はもうすぐゴールデンウィークだね。
残念ながらアメリカにはゴールデンウィークはナシ。
通常通りの生活。
2週間前に春休みが終わったばかりだから、当然といえば当然なのだが・・・。

見て~! この青空!!

今週末、ニューヨーク近郊は異常に暖かい。
暖かいというより暑い。
気温は軽く25℃を超えている。

隣の家の庭木もこんなにキレイに咲いた。


こんな日は、どこかに出かけたくなるんだけれど・・・。
なぜかとーっても疲れている私。
ダルイ (;_;)。
外に出る気になれない。

今日は家で読書に励みます。
ESLの課題の本が読み終わっていないから、アレを片付けたいな。
2週間かけてようやく150ページ読んだ本。
今日一日で残り150ページを読みきるなんて、無謀な計画???
ま、無理せず、やれるだけやってみるね。


2009年4月24日金曜日

4月10日 ボストン美術館

ボストンは大学の街。
超名門校ハーバード大学や理系の憧れマサチューセッツ工科大学など、数々の大学がひしめいている。
そしてボストンは芸術の街でもある。
ボストン交響楽団やボストン美術館は、つとに名高い。

って訳で、ボストン美術館に行って来た
・・・そうゆうガラではないのだけれど・・・。

館内には日本語のフロアガイドがあった。
  ↑ これを見つけたのはリオ。
   リオはとにかく目敏い。
   スーパーに買い物に行って、
     「○○が欲しいのだけれど・・・」
   と言うと、素早く探し出してくれる。
   とっても頼れる存在なのだ。
   今回もその才能を如何なく発揮してくれた。
それを片手に、館内をざーっと見て回った。
すごく広いから、マジメに見て回ったら、きっと丸1日かかるだろう。
私たちはそれほど時間もなかったので(帰りの電車の時間が決まっていた)、『とりあえず見た』って感じ。
今度チャンスがあれば、時間をかけてゆっくり鑑賞してみたいなぁ。
館内にはレストランやカフェもあるから、そこで優雅にブランチでも食べて・・・。
まっ、ドリとリオが一緒じゃあ無理だね。
彼らには『芸術を愛でる心』が欠落しているから。

私は美術館というのはどこも撮影禁止だと思っていたのだが、ここは違った。
みんなバチバチ写真を撮りまくっている。
初めはコソコソ写真を撮っていた私も次第に大胆になり、いーっぱい写真を撮ってきたよん。

(本当に撮影OKかどうか・・・
 きちんと確認したわけではないので、あしからず)


4月10日 チェックアウト

ちょっと前の話になるけれど、ボストンのホテルをチェックアウトしようとしたときのこと・・・。

  「チェックアウトをお願いします」
と言うと、フロントマンはパソコンをカシャカシャいじって、
  「追加料金なし。OK!」
と言った。
OKなわけない。
私たちは、その2時間前にホテルのレストランでしっかり朝食を食べている。
そして、その支払いはまだしていない。

  ・・・踏み潰したろか・・・

悪しき考えが頭を過ぎる。
が、後でバレて、揉めるのは面倒だ。
ここは、正直に言うしかあるまい。
  「レストランで朝食を食べたから、
   その支払いがあるはずなんだけど・・・。」
フロントマンは再度パソコンをいじり、首をかしげる。
  「どのレストラン?」
と聞くから、
  「左側のレストラン。」
と答えた。

私はそのままレストランに連行された。
なんで私が行かなければいけないのか分からなかったが、「一緒に来い」と言うから素直に付いていった。
フロントマンがウエイトレスを捕まえて何か指示を出す。
ウエイトレスはキッチンの中に引っ込む。
フロントマンが尋ねてきた。
  「支払いはいくらなの?」
私は答える。
  「正確には覚えていないけど、$100以上。」
フロントマンは、目を丸くする (@_@)。

悪いけど、目を丸くしたいのはこっちだ。
目玉焼き、スクランブルエッグ、ベーコン、ソーセージ、サラダバー、パン数種類、フルーツ、ヨーグルト、シリアル・・・たいしたものが並んでいないバッフェ。
これで、一人$20以上取るなんて、ボッタクリ以外の何者でもない!
それを5人で食べて、チップも払ったら、合計$100以上。
あーあ、何てこった。
いつも思うのだけれど、ホテルの朝食というのは何故こんなに高いのだろう?
まったく腹が立つ。

ごちょごちょ考えていたら、ウエイトレスが戻ってきた。
1枚の伝票を手にしている。
どうも伝票がちゃんとフロントに回っていなかったらしい。

それからフロントに戻り、きちんと朝食代を支払って、一件落着。
帰りがけ、フロントマンが
  「どこの国の人?」
って聞いてきた。
正直者の日本人』と答えようかとも思ったが、
私は控えめな性格の日本人だからね・・・
『正直者』は省いて、『日本人』とだけ答えておいた。


2009年4月22日水曜日

おおらかなアメリカの先生

週2回、ESLクラスに通っている。
このクラス、ちょこちょこ宿題が出される。
先週末に出された宿題は、『文法』に関するもの。

・・・難しい・・・ (;_;) ・・・。
辞書で調べ、英文法の本で調べ・・・それでも答が分からない。
最後は自分の『第六感』頼りというありさま。
つまり『当てずっぽう』ってヤツですな。
それでも、どうしても答が書けない問題が1問残った。
手も足も出なくて、夫に助けを求めた。
問題を一瞥した夫は、こう言った。
  「こんな問題、気にするな。
   アメリカ人だって解けないに決まっている!」
なんて大胆なご意見!!! (アリガトウ)
フム・・・、
ネイティブのアメリカ人が解けない問題を、私が解けるはずがない。
そう思うとちょっとは気が楽になるのだけれど、何かスッキリしないなぁ・・・。

明けて翌日、ESLの日。
消化不良の宿題を抱えて、教室に行った。
授業前、先生が
  「宿題はどうだった?」
と聞いてきたので、
  「あの宿題は大嫌い!難しすぎる!」
と答えておいた。

授業は進み、いよいよ宿題の答え合わせ。
いろんな答が飛び出した。
その度に、先生は正しい答とその理由を説明していく。
が、途中でブッチン止まった。
先生がブツブツ問題を読みながら悩む。
で、キッパリこう言った。
  「OK!
   ?マークを付けておきましょう!
   じゃあ次の問題。」
んんん???
この問題は持ち越しってことか?
(夫の言っていたことは、あながち嘘ではなかったようだ)

すると誰かが言った、
  「問題の”答”を持っていないの?」
と。
TOEFL問題集からコピーした問題だからね、”答”があるはず。
ところが、先生は持ってきていないと言う。

先生は、悪びれた風もなく、普通に授業を続けた。
そう・・・、アメリカ人は何事に関してもおおらかなのだ。
そして、堂々としている。
すごいなぁ (@_@)
とっても感心した。

このとき、私の脳裏を過ぎったこと・・・。
もしも私が同じようなことを去年まで講師をしていた塾でやったら、どうなっていただろう???

まずは、生徒全員に完全にソッポを向かれるでしょ。
次に、子どもから話を聞いた母親から猛烈な抗議の電話が掛かってくるでしょ。
    (子どもっていうのは、いいことは言わないのに、
     先生がヘマをした話だけは細大漏らさず
     親に報告するものだ -_-")

室長にこっぴどく怒られるでしょ。
本部に呼び出されて、始末書を書かされるでしょ。
菓子折りの一つも持って、電話してきた親のところにお詫びに行くでしょ。
担当していたクラスから外されるでしょ。
翌年から授業をさせてもらえなくなるでしょ。
    (クビじゃあないけど、クビ同然)

↑ ざっと考えただけでも、えらいことになりそうだ。
ああ、恐ろしや~~~!!!


ところで・・・
私が悩みに悩んだ問題は、こんなの。
《問題》 
太字の語の中に一つが間違いがあります。
間違えているところを選び、文法上正しい文にしなさい。
Almost none of the software produced by that company is really useful for the general public or the inexperienced.
ESLの先生は、

  is
→are
かも・・・と言い、
夫の友人(アメリカ生まれのアメリカ育ち)は
  none of the software→no software
かも・・・と言い、
家庭教師ピーターは、
  the inexperienced→the inexperienced people
かも・・・と言った。
全員、確信はない様子。
いったいどれが正解なのか?
今だ不明。

この話の中で『正解!』と言えるのは、ただ一つ・・・
 「アメリカ人だって解けない!」
という夫の言葉だ。


2009年4月20日月曜日

4月9日 バックベイ・ヒルトン

この日のお泊りは、バックベイ・ヒルトン。
このホテルを選んだ理由は、
  ・安心して泊まれる
   (とりあえずヒルトンだからね。)
  ・フェンウエイ・パーク(野球場)に近い
   (野球観戦の帰り地下鉄を乗り継いだりしたくない。
    ここなら徒歩圏内。)
  ・値段がバカ高くない
    (2部屋分で$300ちょっと)
  ・浴槽が付いている!!!
の4つ。
一番大事だったのは、4番目の浴槽!
浴槽は、この旅一番の私の楽しみ。
アメリカに来てから数ヶ月・・・のんびり浴槽に浸かるなんて夢のまた夢だったからね。
ホテルに泊まるからには、ジャージャーお湯を使いたい放題使って、湯船に浸かりたい。
だから、ホテルを予約する前に、この事だけはしっかり確認した。
  ボストンには浴槽の付いていないホテルがあるらしい。
  バカ高い最高級と呼ばれるホテルでさえも・・・。

ドリもリオも私も、のーんびりお風呂を楽しませてもらいました。
気持ちよかったぁ(^0^)/。
私たちってホンマ日本人やなぁ・・・。

お部屋はこんな感じ。

広くもなければ、狭くもない、ごく普通のお部屋。
窓の外には、マザーチャーチ。

アメニティ・・・石鹸、シャンプー、コンディショナー、ボディローション・・・ま、普通。

何はともあれ、お風呂に入れた!
それだけでもボストンに来た甲斐があったってもんだ。


2009年4月18日土曜日

4月9日 LEGAL SEA FOOD

ボストンといえばシーフード。
是非是非、おいしいシーフードを食べた~い!!
ってことで、向かった先は超有名店LEGAL SEA FOOD。

ボストン在住の夫の友人が推薦してくれたお店だ。
ボストン市内だけでも10店の支店を持つチェーン店。
私たちが行ったのは、プルデンシャルセンター内のお店。
ホテルから一番近いって理由だけで選んだ。

夜7時に予約を入れておいた(インターネットで予約可)のだが・・・。
プルデンシャルセンターに着いたのは5時。
1時間ほど辺りをウロついたものの、6時にはレストラン前に到着してしまった。
すると、父が
  「今から食べれるか聞いてみろ。」
と言う。
母も同意する。
ドリとリオも同意する。
みんなお腹がすいているし疲れているから、早く食べて早くホテルに戻りたいのだ。
その気持ちはわかる。
が、その交渉をするのは私・・・(-_-;)。
『ダメもと』でお店の人に聞いてみると、あっさりOKが出た。
言ってみるものだ。

このお店の名物は、何と言ってもクラムチャウダー。

席まで持ってくると、その場で黒コショウを入れてくれる。
『もういい』と言うまで、入れ続けるから要注意!
かなりゴッテリしていて、スープというよりシチューみたい。
確かに、おいしい。
これだけでかなりお腹がいっぱいになってしまうくらいのボリュームだった。

もう一つ欠かせないのが、ロブスター。
ローストしたのを頼んでみた。

ロブスターの脇には、ムール貝とハマグリのローストがいーーーっぱい乗ってやってくる。
普通においしい。
けれど・・・私は日本で食べる伊勢えびのお刺身の方が好き(^^;)。

あとは、クラブケーキとカラマリの揚げたのを注文した。
クラブケーキは、かにクリームコロッケみたいなものだと思っていたのだけれど、違っていた。
みんなの不評を買う。
カラマリはイカの揚げ物。
こちらは好評!
カラマリの揚げ物は、どのレストランでも安心して食べられる数少ないメニューの一つだ。

お腹いっぱいになって、お店を後にした。


お腹いっぱいのはずだったが・・・
帰り道、フードコートの側を通りかかると、
  「ここで、アイスクリームを食べる!」
と父が言う。
甘いものは別腹だからね、全員その話に乗った。
アメリカのフードコートならどこにでもある『BEN & JERRY'S ICE CREAM』。
  「チョコレートアイスのスモールサイズ
   コーンに乗せて・・・」
と注文したら、たーっぷり1スプーン分(これだけでもかなりの量)乗せた上に、あと1スプーン分乗せようとする。
慌てて止める、
  「スモールサイズだからねッ!」
と・・・。
お店のお兄ちゃんは怪訝そうな顔。
そして
  「スモールサイズは2スプーンなんだよ。」
と教えてくれた。
日本のサーティ・ワンのスモールサイズは1スプーンだけど、アメリカのスモールサイズは2スプーンなのね・・・勉強になった。
お腹が空いている時なら大喜びするところだが、今は全員満腹状態。
案の定、文句が出る。
  「1個(1スプーン分)で十分だったのに・・・」
私にそう言われても困る。
アメリカの一番小さいサイズがコレなんだから仕方ないでしょ。
食べきれない分は、『ごめんなさい』するしかない。

アメリカの食べ物は何もかも量が多い。
アイスクリームも例外ではないのだ。


   LEGAL SEA FOOD
   http://www.legalseafoods.com/

春が来た♪

ここ2、3日、暖かい日が続いている。
(両親が来ていた先週は凍えそうに寒かったのに・・・)
我が家の庭も、すっかり春めいてきた。

スイセンの花が咲き、

レンギョウの花が咲き、
コブシの花が咲いた。
実は、この木、私は『猫柳』だとばかり思っていたのだが、
母が来たとき『これはコブシという木だ』と教えてくれた。
あの時はまだ花が咲いていなかったのに、どうして分かったのか?
枝振りがどうのこうのと言っていたが・・・。
ドリと私はびっくりした。

そして、庭一番の巨木には、キレイな黄緑色の新芽が芽吹き始めた。
・・・ように見えるでしょ?!
ところが、よーく見ると、新芽ではなくて花。

小さな小さな黄色い花がいっぱい咲いていた。
かわいい。
その側には、名も知らぬ紅色の梅に似た花。


いい季節になってきました (^o^)/。


2009年4月15日水曜日

4月9日 MLBメジャーリーグ観戦

短い滞在にもかかわらず、何故ボストンまでやってきたか?
それは、メジャーリーグの試合を観戦するため。

父はメジャーリーグの大ファン。
日本でもよくテレビ観戦している。
特にニューヨーク・ヤンキースが好きなのだが、残念ながら父母の滞在期間中、メッツはアウェイでどこかに遠征中。
んじゃあ、ニューヨーク・メッツは?
と調べてみたら、こちらもどこかに遠征中。
で、次に上がった候補が、ボストン・レッドソックスだったのだ。
ラッキーなことに、レッドソックスの試合はボストンである。
これは行くしかないでしょう?!

冷静に考えれば・・・
ヤンキースとレッドソックスは本来天敵同士。
ヤンキースファンの父がレッドソックスの応援に行くというのも如何なものかと思うのだが、この際仕方ないでしょう・・・ネ?!

バックベイ駅でアムトラックを降り、徒歩でコープリー駅に向かう(5分くらい)。
途中でトリニティ教会の前を通りかかったので、記念撮影。

コープリー駅から地下鉄に乗って、フェンウェイパーク(球場)のあるケンモア駅に行った。
駅から球場までは、ただひたすら人の流れに沿って歩くだけ。
レッドソックスの帽子をかぶった人やトレーナーを着た人がわんさかいるから、その人たちの後を付いていけば迷子にはならない。
球場前の通りは歩行者天国になっていた。
人がいっぱいだし、屋台は出ているし、大道芸人や楽隊までいるし、ちょっとした縁日みたい。


こちらはオフィシャルグッズショップYawkey Way Store。

だだっ広い店内にコレでもかってくらいの種類の商品が置いてある。

フェンウェイパーク名物のフェンウェイフランク(普通のホットドック)をパクつきながら試合開始を待つ。

私たちの席はロッジボックス124。
1塁側のホームベース寄り、前から20列目くらい。
肉眼でもピッチャーの顔が分かるくらいの席だった。

<<<ボストン・レッドソックス VS タンパベイ・レイズ>>>
大大大ラッキーなことに、先発ピッチャーは松坂大輔!!!

野球音痴の私でも、さすがに応援に熱が入る。
でもね、この日の松坂は絶不調 (-_-;)。
3本のホームランを浴び4失点。
あえなく途中降板の運びとなった。
残念!

レイズの方は、1番セカンドとして岩村が出場していた。

2塁打を1本打った。
(((やった!)))と思ったけれど、大っぴらには喜べなかった。
何てたって回りは熱狂的なレッドソックスファンだらけだからね。
拍手なんてしようものなら、何を投げつけられるか分かったものじゃあない。
拍手できなくてゴメンね、岩村さん。


野球についてはとんと疎い私ですが、メジャーリーグの空気と音を肌で感じ、エキサイティングな気分を味わったひとときでした。


2009年4月14日火曜日

4月9日 Amtrak(アムトラック)

1泊2日でボストンまで小旅行。
両親、ドリ、リオそして私という何とも心もとないメンバーで・・・。
不安がないと言ったら嘘になるが、心配し始めたらキリがない。
  『なんとかなるさ!』
  『命までは取られまい!』
と・・・破れかぶれ当たって砕けろ精神で敢行した。

我が家のあるコネチカット州グリニッチからマサチューセッツ州ボストンまでの交通手段は3つ。
1.自家用車
   車だと私がずーっと運転しなければならない。
   思いっきり疲れそうなので、即刻却下。
2.飛行機
   ニューヨーク・JFK空港~ボストン・ローガン空港
   片道約1時間
   
交通費往復で約$160
   家からJFK空港まで、ローガン空港から市内までの
   移動を考えると、たぶん3時間以上かかるだろう。
3.鉄道(アムトラック)
   隣町スタンフォード~ボストン
   片道約3時間
   交通費往復で約$120
   家からスタンフォードまでが約20分。
   
飛行機か?鉄道か?
父に相談すると「電車に乗りたい」と言う。
鶴の一声で、鉄道(アムトラック)の旅が決定した。

アムトラックに乗るには予約がいる。
私はインターネットで予約してみた。
http://www.amtrak.com/servlet/ContentServer?pagename=Amtrak/HomePage
予約画面の言う通りに入力すると、案外簡単に予約できる。
両親のチケットはシルバー割引、私と子どもの分はAAA(日本のJAFみたいなもの)割引が効いた(これも、予約画面の中で指定できる)。
結構安くなったよん(^_^)v。
これがアムトラックのチケット。

何故か左上に自署サインをしなければいけない。
サインをしていないと、車掌が検札に来たときに「書け!」と言われる。


9日朝6時30分、家を出発。
ちと早すぎるような気もしたが、遅くなって慌てるよりはいいだろうってことで・・・。
案の定、スタンフォード駅で1時間もアムトラックを待ち続ける羽目になったけどネ。
ま、顔ぶれが顔ぶれだけに、早め早めの対応が必要なのだ。

掲示板で停車ホームを何度も確認し、いよいよ乗車。
私たちが乗ったのはCoach Seatと呼ばれる普通席。
アムトラックには、この他にBusiness Seat、First Seatがある。
普通席だったからかもしれないけれど、ごくごく普通の電車。

しいて言えば、東海道新幹線『こだま』の座席に似ているかも。

乗車後、すぐに車掌の検札があった。
シルバー割引やらAAA割引やらを使っていたので、身分証明書の提示を求められるかと思っていたのだが・・・何もなし。
  『もしも、わたしが嘘ついていたら、
   どうするんだい?!』
などと思ったが、こうゆう大雑把なところがアメリカ的でいいよね。
検札はこのとき1回のみでした。

Snack Car(食堂車)が付いていたので、話のタネに買ってみた。

チーズハンバーガーとベジタブルハンバーガーとツナサンドウィッチ。
ハンバーガーは電子レンジでチンして熱々のを出してくれる。
が、どれも恐ろしくマズイ!
さらに、高い!
たったコレだけしか買っていないのに、$19だよッ!
アムトラックに乗るときは、『何かを買ってから乗車すること』を強くお勧めします。

こちらがトイレ。

まあまあキレイ。
飛行機のトイレに似ている。


ボストンまでの3時間の鉄道旅・・・楽チンだった。
飛行機に乗るより、ずっと良かったような気がする。

あ・・・今こうして顔を見直してみると、やっぱり疲れているのかも・・・。


4月8日 CENTRO

お昼ごはんは近所のイタリアン・レストラン『CENTRO(セントロ)』で。
ここは、家族で行ける気軽なレストラン。
安いし、美味しいし・・・。
難を言えば、量が多い!
食べても食べてもパスタが減らないような気がするんだよね。
途中で溜息が出てくるくらいの量なのだ。

にも関わらず!
近くに座っていたアメリカ人の老婦人(70歳は軽く超えていると思われる)は、ワインを片手にムシャムシャ軽く平らげていた。
アメリカ人の胃袋っていうのは、どうなっているんだろう?
日本人の場合、年を取ると、食べる量が減るものだし、重いものは好まなくなるものだ。
ところが、アメリカのおじいちゃん、おばあちゃんと来たら、そんな事は物ともせず、食べ物に立ち向かっていく。
パワフルな食欲に感動した。


・・・セントロ前で・・・

   CENTRO
   328 Pemberwick Road, Greenwich,CT
   (203)531-5514


午後からは、家庭教師ピーターの英会話レッスン。
いつものように、リオがレッスンを受けて・・・
その後、なんと父もレッスンを受けた!
これは、父のたっての希望で実現したもの。
日本では週3回英会話のレッスンを受け(それも全部違う教室に通っている)、アメリカに来てまで英会話のレッスンを所望する父。
並々ならぬ熱意が感じられる。
父、70歳を超えています。

その英会話をどこで生かそうというのか?
今回のアメリカ旅行を終えたら、またどこかに行こうと企んでいるのか?
私は知らない。


4月8日 ショッピング・モール

午前中はショッピング・モール見学会。

アメリカ中、どこにでもあるドラッグ・ストア『CVS』をウロついていたときのこと。
父が、
  「目薬がほしい。」
と言い出した。

焦る私・・・
  目薬って英語で何て言うの?
  eye medicine??
  これじゃあ日本語そのまんま!
  んな訳ないよね。
  ・・・

  「家に帰れば日本の目薬があるから・・・。」
と言ったんだけど、私の言うことなんて聞いていない。
  「ちょっと話してみるか。」
と言いながら、調剤カウンターに向かう父。
薬剤師さんとおぼしき人に
  「涙が出るから、目薬がほしい。」
と訴え、目薬を紹介してもらっていた。
恐るべき度胸(@_@;)!
その度胸の半分でいいから、ドリとリオに分けてほしいものだ。

   目薬=eye lotion

何故か父はこの単語を知っていた。
私は知らなかった・・・私の負け(ガーン)

その間、母は・・・
アメリカ人のおばあちゃんに、スパゲッティ用のお玉(先がギザギザしていてスパゲッティを絡め取るようになっているアレ)を勧められて往生していた。
  「75%引きでお買い得だから、絶対買いなさい!」
と何度も何度も勧められたらしい。
お土産になりそうなオシャレなお玉なら買ってもよかったのだろうが、そこにあったのは日本の100円ショップにもありそうな代物。
わざわざアメリカで買うほどの物でもない。
それでも、あまりに熱心に勧めてくれるので、とりあえず手に取ると・・・おばあちゃんは安心したように姿を消したとか。
アメリカ人はとっても親切お節介焼きなのだ。

かく言うおばあちゃんは、10本もお玉をご購入!
おばあちゃんが亡くなった後、キッチンの戸棚からは未使用のお玉がごっそり発見されるのではないだろうか。
あるいは・・・お玉は『使い捨て』かも。
勿体ないの精神が根付いている日本人には考えられないことだけど、アメリカ人の場合、そんな可能性も捨てきれないんだよねぇ。
お玉の行く末がちょっと気になる。


その後、隣のケーキ屋さんに入り、今度はケーキ購入。

いかにもアメリカって感じのケーキを買おうとしたから、必死で止めた。
アメリカのケーキは危険がいっぱいだからね。
頭が痛くなるくらい甘くて、ごってり重くて、巨大で・・・。

買ったのは小さなプチケーキ数個。
でもね・・・両親は結局、食べなかった。
  『お腹がいっぱいで食べれない。』
と言い続けて・・・。

それなのに、私には、
  「腐らせたら勿体ないから、ちゃんと食べろ。」
と言う。
私は両親と同じ食事をしているわけだから、両親が満腹なら、私も満腹、同様に子ども達も満腹なわけ。
  ((( 私だって食べられないよ~! )))
と言いつつも、元来、甘い物には目がない私。
『甘い物は別腹』とばかりに、つまんでしまった。
太るわけだよなぁ・・・。


2009年4月13日月曜日

4月7日 Kira Sushi

12時間超の長旅の疲れも見せず(実際は相当疲れていたのではないかと思うけど)、地元スーパーに買出しに出かけた。
父はスーパーで買い物するのが好きらしい。
  「なんでもデカイなぁ・・・」
などと言いながら、じーっくり物色中。



晩ごはんは、
  「寿司を食べよう!」
ってことになった。
この辺り(Greenwich周辺)で一番おいしいのは、『Ku』という日本食レストランだったのだが・・・ご存知のように不況真っ只中のアメリカ、『Ku』はつい最近潰れてしまった。
で、向かった先は、友人に教えてもらった『Kira Sushi』。

アメリカ人が大絶賛するお寿司屋さんらしい。
その理由は・・・たぶん『量が多いから』。

私たちはRegular(普通)のを頼んだのだけれど、このボリューム。
かなりお腹いっぱいになる。
Deluxだと、あと3カン握りが増える。
そんなのを頼んだら、きっとお腹がはち切れていただろう。
お味は、まあまあ・・・。
意外とおいしかったのが、この巻物。
サーモン、マグロのたたきとトビッコなどが和えてある具(ネタ?)が美味。
唐辛子系の何かが入っていて、ちょっとピリッとしている。
お子さまの舌を持つドリとリオには、ちょっとキツかったようだが・・・。

店内はシャレています。

噂通り、アメリカ人がいっぱい。
接客、良いです。

  Kira Sushi
  4 Lewis Ct Greenwich,CT
  (203)422-2990
  (Greenwich Ave J.CREWの交差点を入ってすぐ)

4月7日 両親到着

何の連絡もないから、きっとニューヨーク行きの飛行機には乗れたのだろう。
ドリとリオと私の3人でニューヨークJFK空港までお出迎えに行った。
国際線は1時間くらいの誤差は当たり前だから、到着時刻の1時間半前から空港で待機。
掲示板で確認すると、到着は定刻より5分早い。
よかった・・・何もない空港で3時間も4時間も待たされたら、ヒマを持て余した子ども達が大喧嘩を始めるかもしれない。
1時間半なら、なんとか間が持つだろう。
3人でベンチに座り、ボリボリお菓子を食べながら暇つぶし。

到着時刻・・・到着出口に移動。
ポツリポツリと乗客が出てくる。

10人目の乗客が姿を現した頃、リオが言った。
  「おじいちゃんとおばあちゃんは居眠りをしていて
   飛行機が到着しているのに
   気がついていないんじゃない?
   このまま、飛行機で眠り続けて、
   日本に帰っちゃうかも・・・」
折り返し運転の電車じゃあないんだから、そんな事あるわけない。
寝ていたとしても、乗務員の人が起こしてくれるはずだから安心しなさい。

20人目の乗客が姿を現した頃、ドリが言った。
  「おじいちゃんとおばあちゃんは英語ができなくて、
   入国審査のところで捕まっているんじゃあないの?」
アメリカって国は、子どもと老人にはトコトン優しい国だから、たとえ英語が通じなくても温情で通してくれるはず・・・。
それに、おじいちゃんは70歳を過ぎた今でも週3回(!)英会話を習いに行っている。
きっと何とかなるよ、安心しなさい。

時間の経過と共に不安を募らせる子ども達。

でもね、飛行機っていうのは、ファーストクラス→ビジネスクラス→エコノミークラスの順に降りるもののだ。
エコノミークラスでやってくる2人がそんなに早く出てきたら、そっちのが驚きだよ。

あーじゃない、こーじゃない・・・と話していると、ようやく懐かしい顔が!

はい、無事、入国審査をスリ抜けて出てきました。
ホッ・・・。

心配していた入国審査は、父がちゃーんと英語で対応したとのこと・・・。
ご立派!
母は父が書いたアンチョコ(想定問答集)を握り締めて入国審査に臨んだらしい。
でも結局、2人一緒に入国審査ができたから、アンチョコは使わず仕舞い。
使わずに済むなら、それに越したことはないよね(^_^)v。

短い間だけど、アメリカを楽しんでネ~!


ブログお休みの理由

しばらくぶりの更新ですm(_ _)m。
ブログのネタが底を尽きたわけでも、
ブログに飽きてしまったわけでもなく・・・
ただ『忙しくて書けなかった』というのが、お休みの理由。

春休み中なのに何故そんなに忙しかったか?

ドリとリオが通う補習校は4月から新年度がスタートする。
私は今年、図書役員。
その書類作りが思いの外厄介で、手を焼いていたのだ。
どこにいても年度初めというのは、いろいろあるよね。

そしてもう一つ!
ドリとリオのSpring Breakに合わせて、日本から両親がやって来た。
で、この一週間、一緒にあっちこっち出かけていた。

そんな訳で、ブログを更新する時間は皆無。
すっかりご無沙汰してしまった。
本日、補習校の書類は無事完成し、両親も無事帰国の途に着いた。
今日からまた、バリバリ書きまっせ~(^o^)!


2009年4月2日木曜日

来週は春休み

ドリとリオが通っていた日本の学校は、今週で春休みも終わり。
来週4月6日が入学式&始業式らしい。
ここコネチカットの中学校は、遅ればせながら来週4月6日から春休みが始まる。
(たぶんイースターに合わせて休みになるのだろう)

今朝、出掛けにリオがポツリと言った、
  「あー、今日は休みたいなぁ・・・。」
具合が悪いわけでもないし、宿題が終わらなかったわけでもない。
ただ『カッタルイから休みたい』だけ。
疲れているのかもしれない。

去年の9月から始まったアメリカでの中学校生活。
9月から2月までの間、ありとあらゆる理由で毎月のように祝日(連休)があった。
その連休で日頃の疲れを癒し、新たな気持ちで通学していたのだが・・・3月だけは何もなかった。
月曜日から金曜日まで毎日学校に通い続けた。
(オマケに土曜日は補習校があったし・・・)
リオは疲れを癒すヒマがなかったのかもしれない。
分からなくはないが・・・今日と明日行けば、明後日から春休み。
ゆーーーっくり休めるんだから、あと2日、頑張って行っておいで。
・・・と送り出した。
   ((( 優しい母なら、こうゆう場合、
     休ませてあげるのだろうか? )))


子ども達の春休みに合わせて、日本から両親が遊びに来る。
ツアー旅行は何度となく経験している二人。
でも個人旅行は初めてのはず・・・。
無事に入国審査をすり抜けて、空港の外に出てきてくれるといいなぁ。


もうすぐイースター(Easter)

年がら年中、何かのお祭りで盛り上がっている感のあるアメリカ。
2月のバレンタインの次はイースター『復活祭』。
十字架にかけられて亡くなったキリストが3日後によみがえったことを記念した祝日だ。
毎年、日にちが違う。
今年のイースターは4月12日(日)だって。

イースターといえば、イースター・エッグとイースター・バニー。
卵は・・・
  ヒナは卵から生まれる→キリストが墓から復活する
と結びつけて、飾るようになったとか。
うさぎは・・・
  多産→生命の象徴
ということらしい。

スーパーにずらりと並んだ、卵とうさぎ。

我が家でも小さな飾り付けをしてみた。
ドリとリオに
  「イースターだから、卵とウサギを飾ったんだよ。」
と説明したら、何故かとても驚いた様子 (@o@!
そして、二人で口を揃えてこう言った。
  「うさぎに見えなかったぁ。
   怪獣が斜め上を向いているんだと思った!」
子ども達の目には、ウサギの耳が怪獣の口に見えたらしい。
はッッッ?! 今度は私がとても驚く。
まったく、うちの子供たちの感性はどうなっているのか?
二人ともヘンだ。