2008年7月31日木曜日

ドリ撃沈

小学校1年生用と3年生用の問題集を買ってきたので、
楽しく(←コレが大事)お勉強開始!

ドリは中学校で1年間英語を勉強している。
英語の基本の基本はわかっているはず。
問題集を渡して、わからない単語を調べながら文章を読むように指示した。
なんてったって小学校3年生用の問題集だ。
頑張ればなんとかできるだろう。

問題はリオ。
塾で少しだけ英語をかじっているものの
何も分からないも同然の状態である。
私はリオに張り付いて、
一語一語、読みながら意味を確認していく。

・・・あっという間に行き詰った。
疑問文の中にある”does"の意味がわからないという。
そうゆうレベルなのだ。
前途多難である。

わからない事があると、リオはしぼむ。
だんだん声が小さくなって、どんどん下を向いていく。
最後はダンマリを決め込む。
うまくおだてながら勉強しないといけないのは分かっているけど、これって難しいね。
リオがしぼめばしぼむほど、私の声がトゲトゲしてくる (-_-#)。

ふぅ~ッ・・・深呼吸して・・・
親子とも心穏やかに、少しずつ前進していくしかない。


リオにかかりっきりになっている間、ドリが唸り声をあげていた。
 「ぎゃ~! わからないッ!!」
私は
 「わからないことは辞書で調べなさい。
  成せば成る! 成さねば成らぬ!」
なぁーんて声援を送っていた。

リオの勉強がひと段落着いて、ドリを見ると・・・

フテ寝をしていた (-。-)zzz。
ドリ撃沈である。
ったく、どうしようもない娘だなぁ。

爆睡しているドリをそのままにして、
小学校3年生の問題集をペラペラめくってみた。
  ((((( うっ! 難しい!! )))))
私も知らない単語が出ているし、文の構成が複雑。
一つの文の中に、不定詞、従属接続詞、関係代名詞・・・
いろいろ入っている。
これでは、撃沈するのも無理はない。

考えてみれば・・・
小学校3年生といえば、自分の伝えたいことをきちんと言葉にして言える年頃だ。
ネイティブの子なら、ある程度複雑な文章でも読みこなせるのだろう。
日本の国語の教科書だって、
3年生にもなれば、ひとつの文章が長くなるもんね。

それに・・・
『小学校2年生までアメリカで暮らしていた子が
 日本に帰ってすぐに英検2級を受けたら受かった』
なんて話も聞いたことがある。
英検2級といったら、高校卒業レベル(?)だよね。

今のドリに小学校3年生用は荷が重すぎたようだ。

急いで小学校2年生用の問題集を買ってこよう!


いいモノ見~つけた!

私はよく迷子になる。
アメリカにいるから迷子になるのではなくて、
日本にいてもどこにいても迷子になる。

今日もそうだった。
交差点を1つ間違えたために、グルグルウロウロ・・・。
で、偶然たどり着いたのが文房具屋さん。
ちょうどクリアファイルがほしいと思っていたところなので、
のぞいてみることにした。

そこで見つけたのが、コレ!

アメリカの子どもたち用の問題集である。
 ・READING(読み)
 ・WRITING(書き)
 ・SPELLING(日本でいえば漢字練習みたいなものかな)
 ・MATH(算数)
      ・・・etc・・・
いろいろあった。

これで勉強すればいいかも (^o^)/ 。
私はすごく乗り気!
その隣で子どもたちは、イヤ~な顔をしている。
  「こんなモノ買ったら、
   勉強しないといけないじゃあないか」
  「いらない、いらない」
文句を言う子どもたちを軽く無視する。
いちいち聞いていたら身がもたないからね。

『読み』ができれば『書き』は後から着いてくるはず・・・
と考えて、とりあえずREADINGの問題集を買った。
リオはGRADE 1(小学校1年生用)、
ドリはGRADE3(小学校3年生用)にした。

さてさて、どうなることやら。
頑張って勉強してほしいものである。




2008年7月30日水曜日

本を借りよう!

図書館カードは作ったし、
日本語の本はあるし・・・
となれば、借りるしかないよね。

子どもたちに借りたい本を3冊ずつ選ぶように伝える。
   なぜ3冊ずつかというとね、
   最高何冊まで借りることができるか知らなかったから。
   合計6冊くらいなら、
   文句を言われることもないだろうと思って・・・(^^;)。

するとリオが言った。
 「大丈夫なの、ママ?」
子どもたちはこの1ヶ月で私の英語が相当怪しいことに十分気づいている。
私はドキッとしながら答える。
 「なんとかなるよ。
  ダメなら、本を借りないで帰ればいいんだから。
  やってみないと分からないんだけどね。」

図書館の使い方なんて、日本もアメリカも同じはず。
図書館で本を借りるときは、
借りたい本を持ってカウンターに行き「借りたい」と言う。
そうすれば、あとの事は図書館の人が処理してくれる。
『大丈夫、なんとかなる!』
と心の中でつぶやく。

本が決まったら、カウンターへ・・・
 「借りたい」
と伝えると、
 「あちらの機械でやってください」
と言われた。
見ると、こんな端末がある。

カウンターなら身振り手振りでなんとかなるだろうけど、
端末相手に身振り手振りは通用しない。
はぁ・・・辞書を持ってくるべきだった。

なんて考えつつ、端末の前へ・・・
 《さぁーて、やってみようか!》
と一人で秘かに気合を入れる。

すると横からドリが言う。
 「ママ、日本語って書いてある。
  3番のボタンを押せばいいよ。」
画面を見ると、ホントに『日本語』って漢字で書いてある。
((( 地獄で仏 )))
これを見つけたドリもエライ!

日本語の指示に従いながら、安心して手続き終了。
ホッ (^_^)。

この図書館では貸し出し手続きも自分でやるのだ。
世の中、セルフサービスが進んでいるんだね。

でも、ここで一つ疑問が沸いてきた。
 『手続きをしないで黙って本を持ち出す
  悪いヤツはいないのか?!』
だって誰も見ていないし自分で処理をするんだから、
黙って持ち出そうと思えば簡単に出来るわけよ。

アメリカって性善説を信じるような国だったかな。

悩みながら出口に進むと、
空港の金属探知機を簡素化したようなゲートがあった。
秘密はコレかも・・・。
本の中にICチップか何かが仕掛けてあって、
手続きしていない本を持ち出そうとすると、
 ビーーーーッ
と鳴るのかもしれない。
本当のところは、わからないけどね。

未手続きの本を持ち出すとどうなるのか・・・
一度試してみたいけど、こんな所で捕まるわけにはいかない。

私の変わりに誰か試してくれないかなぁ。



図書館 ~Greenwich Library~

コレ、なぁ~んだ?ハイ、日本のマンガ本です。


コレ、どこだと思う?
びっくりしないでね、
実はグリニッチ図書館なんです。


グリニッチ図書館はごく普通の公立の図書館。
その2階の一角に『外国語図書コーナー』があって、
そのまた一角に『Japaneseコーナー』があって、
そのまた一角に『マンガ本』がおいてあるのだ。
そんなに種類はないけどね。
それでもドリとリオも目を輝かせていた
 (☆_☆)
(☆_☆) ワォ!

マンガ本だけじゃなくて、単行本、文庫本 etc・・・。
ざっと見たところ、ここ数年のベストセラーはほとんど揃っている。
さらに、主婦向け雑誌オレンジページなんていうのまであった。
    晩ごはんのメニューが決まらないときは、
    ここでオレンジページを見てから
    買い物に行けばいいかも (^^)

公立の図書館に日本語の本がこんなにあるとは・・・
正直言って、びっくりした。

外国語図書コーナーで一番多かったのがスペイン語の本。
  中南米からの移民が多いからだろう。
2番目が日本語かな。
  この辺りは治安がいいから、
  日本人がかなり住んでいるらしい。
あとは、フランス語、ドイツ語、韓国語、中国語・・・。
さすが多民族国家アメリカだね!


という訳で、当分、読む本には不自由しないですみそう。
本の虫のドリは、とっても嬉しそうだった。
よかったね。

ここにある本を全部読み尽くす頃には、帰国できると思うよ。



シャンプー。o0。oO

このところ我が家ではブウの評判がすこぶる悪かった。
原因は臭い。
ブウが親愛の情をこめてドリの顔をペロッとなめようとすると、
 「うっ!!臭い・・・ ( -"-)」
顔をしかめて、ソッポを向かれる。
もちろんブウは何故そんな目に会うのか理解できない。
このままでは、あまりにもブウが可哀想なので、
シャンプーをすることにした。

日本にいるときはきっちり月1回のペースで美容院に行き、
きれいにシャンプー&カットをしてもらっていた。
(私は半年に1回しか美容院に行かないのにねぇ・・・)
最後にシャンプーをしたのが6月中旬だから、
随分間が開いてしまった。
体臭の少ない犬種とはいえ、これだけ経つと若干臭う。

思い立ったが吉日。
さっそくシャンプーを買いに出かけた。
犬のシャンプー選びで大切なのは香りだ。
変な香りのシャンプーで洗うと、犬本来の臭いと相まって、
とんでもなく奇妙で怪しい臭いになるのだ。
それこそ
 《《絶対に側に来るなよッ!》》
って言いたくなるような臭いに・・・。
注意しなければいけない。

犬用シャンプー売り場にはアメリカらしい香りがいっぱいあった。
一例をあげると
  ・ラズベリーの香り
  ・青りんごの香り
  ・バニラの香り
なんだか食べ物系が多いね。
犬からラズベリーの香りがプ~ンとするっていうのは、
どんなモノなんでしょうね。
私にはちょっと受け入れられないかな (^_^;)。

一番びっくりしたのは
  ・バブルガムの香り
ふたを開けてクンクンしてみると、
本当に甘い甘い風船ガムの香りがした。
かなり強烈!
売れるのかなぁ???

悩んだ挙句、一番無難そうなフローラルの香りを購入した。
(チャレンジャーにはなれない ^^;)


家に帰って、まずブラッシング。
お手入れをしばらくサボッていたため、1時間以上かかった。
マメにブラッシングしないとダメだね。
それから、ガタガタ震えるブウを買ったばかりのシャンプーでゴシゴシ洗った。
なかなかいい香り (^o^)V ヨカッタ。
タオルで拭いて、
ドライヤーをかけて、
最後にブラッシングをして、
ようやく終了。
ブウも疲れた様子だが、私も疲れた。

シャンプー後のブウはこの通り。

フカフカになって、近づくとフローラルの香りがプ~ン。
そして、みごと家族のアイドルに返り咲いた。
メデタシ、メデタシ!



結局、4時間もかかってしまった。

日本にいる頃、美容院から帰ってきたブウをジロッとにらみながら、
 「高~い!」
 「ぜいたくだよねぇ~」
 「金喰いムシ」
なんて言っていた。
ブウの美容院代はシャンプー&カットで¥7000弱。

しかし!!!
今はそうは思わない。
シャンプーだけじゃなくてカットまでしてもらって
たったの¥7000なのだ。
安いものである。

早いところ、ブウの美容院を探さなければ・・・
と真剣に考えている。


2008年7月28日月曜日

食べ盛り

リオは11才。
どうも『食べ盛り』に突入したらしい。

午前中、ブログを書いていたら、12時を過ぎてしまった。
12時を過ぎると始まる
 「腹減ったぁ~!!」
の連呼。
ちょっとくらい待っていられないものかね・・・
と思いつつ、慌ててお昼ごはんの準備をする。
その側にぴったり張り付いて、
 「うぇ~、ごぇ~、死にそうだぁ!!」
と叫ぶ。
どれだけお腹が空いているかを態度で示す。

茹で上がったパスタに鼻をくっつけてクンクン。
 「うまそう~!!」
味の付いていないパスタに今にもかぶり付きそうな勢いだ。
そのまま食べられてはたまらない。
大急ぎでソースをからめ、盛り付ける。

・・・と同時に、自分のお皿(もちろん一番多いの)をテーブルに持っていって、黙々と食べる。
ひたすら食べる。
おしゃべりもしないで、あっという間に食べきる (@_@ ;)!

食べ終わると同時に
 「デザートにアイスを食べる」
と言う。
アイスを食べ終わって、ようやく落ち着く。

ふぅー、本当にお腹が空いていたんだね。
かわいそうなことをした。
そう言えば、午前10時から
 「今日のお昼、何??」
って言っていたよね。
朝ごはん、ちゃんと食べたのに・・・。

『食べ盛り』ってこうゆう事なのかな。
明日から朝ごはんは今までの2倍食べてもらうつもりだ。




図書館カード ~Library Card~

この間、大変な思いをして取ったNON-DRIVERS-ID。
せっかく取ったのだから使いたい。
でも、いざ使おうと思うと、なかなか使うところがないんだよね。

どこかで使えないものか・・・
と考えて、思いついたのが図書館カード。

早速、図書館に行ってきました!

申込用紙に必要事項を書き込んで、
NON-DRIVERS-IDを見せたら、
あッという間に出来た (^o^)/ やったね。


NON-DRIVERS-IDって立派なカードなんだなぁと実感する。
これがないと、
 ・パスポート
 ・住所が書いてある何かの支払明細2通
を持っていかなければ図書館カードは作れなかったのだ。
それが、
NON-DRIVERS-ID1枚で用が足りるのだから、気分がいい。


また何かに使いたい!!
どこか使えるところはないか、ただ今調査中。



2008年7月25日金曜日

『親の背を見て子は育つ』のか? ~勉強~

3日ほど前から運転免許を取るための勉強を始めた。
ドリとリオがSUMMER CAMPに行っている8月中旬に筆記試験を受けに行くつもり。

で、ヒマを見つけては辞書片手にDRIVER'S MANUAL(運転教本)を解読している。

なにせ英語力がないもので、結構、大変。
読んでいる時間より、辞書を引いている時間の方が長いという有様である。
・・・情けない・・・

母が必死に英語と戦っている目の前で、
ドリはゴロゴロしながら本を読み、

リオはニコニコしながらおやつを食べ、
ブウはデレデレしながら足元で寝る。

おーい!
母が硬くなった頭で必死に勉強しているのだぞ!!
その姿を見て何か思うところはないのかい?

世間では
『親の背を見て子は育つ』
というけれど、
我が家では通用しないようだ(-_- #)。


【追伸】
母は英語を読み始めると10分ほどで深い深い眠りにつくことがある。
そこは真似しなくていいからね。
あしからず(^_^ ;)。




2008年7月24日木曜日

1カップは何ml ?

日本で『1カップ』と言ったら200mlと決まっている。
しかし、ここアメリカでは違うらしい (@_@;)。

私が初めに”えっ?”と思ったのは、半月ほど前のことだ。
ドリとリオのおやつにゼリーを作ることにした。
地元のスーパーでゼラチンを購入。
箱の裏に書いてある説明を読むと、少し水の量が少ないような気がした。
水分を増やすべきか、そのままの分量で作るべきか、
悩んだ末、説明書き通りに作ることにする。
日本のゼラチンとアメリカのゼラチンは違うのかもしれないし・・・。

結局、カチンコチンの硬いゼリーが出来上がった。
それでも私は
『アメリカ人は硬めのゼリーが好きなのかな』
なんて善意に考えていた。

ところが!今日、すごいことが判った。

アメリカの1カップの分量はバラバラ
なのである。

なにげなーくインスタントラーメンの裏に書いてある説明書きを見てみると・・・、
『2カップ(500ml)の水を・・・』
と書いてある。
ええっ?! 1カップは250mlなの?

気になったから、別のラーメンの袋を見ると
『2カップ(460ml)の水を・・・』
と書いてある。
えええっ?! 1カップは230mlなの?

5種類のラーメンを調べてみたら、全部バラバラ。

アメリカの1カップはアテにしてはいけない
と心に刻んだ。


宛先不明郵便?!

ブウの散歩からの帰り道、家の前に郵便配達の車が停まっているのが見えた。
なぜか、動き出さない。
郵便配達は手紙をポストに入れるのが仕事。
そんなに時間が掛かるはずない。

いつまでたっても動かない・・・怪しい。

近づいて声をかけると、一通の手紙を手にしてこう言った。
 「この家宛ての手紙だよ」
見ると、確かにうちの住所。
でも、宛名が違う。
ヘンリー何とかさんへの手紙である。
 「ここはK山家で、そんな人は住んでいないよ」
と答えると、
 「もちろん、そんな事は知っている」
と言う。

  ・・・知っているなら、とっとと持って帰ってくれ!・・・

郵 「ここは、アンタの家なの?」
私 「そう」
郵 「借りているんでしょ?」
私 「そう」
郵 「アンタは知らないかもしれないけど、
   これはここの家の大家宛の手紙なんだ。
   だからアンタが受け取って、
   大家に連絡しないといけないんだよ。」

郵便局員は当然のことなんだという顔で話をする。
私は大家さんの名前を思い出そうとする。
・・・ヘンリーだったか、ウィリアムだったか・・・
ダメだ、思い出せない。
おまけに、私はアメリカの郵便の常識というものを知らない。
大家さん宛てに来た郵便を借主が受け取って転送するのは、アメリカでは普通のことなのか???
ダメだ、わからない。

なぁーんて考えていたら、郵便局員が言った。
"Do you understand?"
私は
"Yes."
と答えた。
あなたの言っていることは理解できたという意味でね。
私が転送しますという意味での"Yes"ではない。
が、郵便局員は自分の都合のいいように解釈したようだ。
私に手紙を押し付けると、走り去ってしまった。

それから、いろいろ考えた。
  この家はずっと貸家だったはず。
  なんで郵便局員は大家の名前を知っているんだ?
  大家さんの名前がヘンリーじゃなかったら、
  この手紙をどう処理したらいいんだろう?
  明日、郵便配達の車を捕まえて突き返そうかな。
  郵便局に持っていくべきか。
  ・・・ etc ・・・

帰宅した夫に事情を話した。
手紙は確かに大家さん宛てのものだった。
さらに、こうゆうことはよくあることで、その度に大家さんに転送していると言う。

それならそうと、先に言ってくれないと!!!
知らなかったから、私はずいぶん余計な心配をしたのだぞ。


まあ、これで手紙の件は一件落着した訳だけど、これってアメリカでは普通のことなのかな?
不思議。
そういえば、アメリカでは手紙が届かないことがよくあるって話を聞いたことがある。
こうゆう妙な習慣も、その原因の一つのような気がするんだけどね。



2008年7月23日水曜日

NON DRIVERS ID

アメリカでは写真付きの身分証明書の提示を求められることがよくある。

私が持っていたのは、パスポートと国際免許。
このうち国際免許は身分証明書としては何の役にも立たない。
アメリカ人はアメリカで発行された身分証明しか信用しない。
さすがにパスポートは正式な身分証明書になる。
でも、いつも持ち歩くっていうのは、ちょっとね。
    だいたい私はよくモノをなくす。
    それも大事なものから順番になくす。
    万が一、パスポートをなくしたら大変である。

で、夫が推奨したのがNON-DRIVERS-ID。
簡単に取れるし、正式な身分証明になるという。
『簡単に取れる』というところがいいよね。
じゃあ、取りましょう!

ところが、このIDを取るために私は4回もDMV(陸運局みたいなところ)に足を運ぶことになる (;_;)。


《月曜日》
一度目の訪問。
必要書類(申請書、パスポート、現住所がわかる手紙2通)を持って行く。
なんと、休み!!
えーーーッ?! 月曜日にお役所関係が休み??
その代わり土曜日、日曜日に開いているかというと、そんなことはない。
DMVは火曜日から金曜日の週4日しか開いていないのだ。
信じられない・・・。

仕方ないから帰った。


《火曜日AM》
二度目の訪問。
今日こそは! と意気込んでDMVに向かう。
やっていた。
受付には長蛇の列が出来ている。
列の最後尾に並んで、じっと受付の様子を伺うと・・・
「がははははぁ~!!!」
と巨体を震わせながら爆笑し、
目の前にいる申請に来た人に話しかけ、
隣にいる同僚に話しかけ、
あっちの方にいるおじさんに話しかけ、
その合間にスイングしながら鼻歌を歌っている、
・・・・etc・・・・・
すっごく陽気なおばさんが仕事をしている。
名付けて『ガハハおばさん』。
本当に楽しそうによく笑うのだ。
ガハハおばさんは、どんなに行列が長くなっても気にしない。
自分のペースで仕事をする。

さて、私の順番。
書類を提出すると、ガハハおばさんの顔が曇った。
そして、とても残念そうにこう言った。
「ダンナさんのパスポートがないと受け付けられないの」
両腕を広げて首をゆっくり左右に振りながら・・・。
そんな風にされると、私まで悲しくなる。

仕方ないから帰った。


《火曜日PM》
夫のパスポートを手に三度目の訪問。
またまた長蛇の列。
列の向こうでは、ガハハおばさんが楽しそうに笑っている。

待つこと数十分、私の目の前の男の子の順番になった。
カウンターに座ると男の子が言った。
「今日が誕生日なんだ」
ガハハおばさんは大きく頷いて、
歯茎が見えるほどニーッと微笑み、
おもむろに
  ♪♪♪ Happy birthday to you~ ♪♪♪
と歌いだした。
ワンコーラス、最後まできっちり歌った。
で、最後に
  がぁ~ははははぁ~!!!
と笑って、ようやく仕事を始めた。

行列はどんどん伸びている。
部屋の中には入りきれず、廊下まで人が並んでいる。
それでもガハハおばさんは焦らない。
自分のペースで仕事を続ける。

どれだけ待っただろう・・・ようやく私の順番。
ガハハおばさんは私のことを覚えていてくれた。
夫のパスポートを差し出すと、満面の笑み。
「あなたが英語が話せて良かったわ!」
なぁんて言っている。
きっと、ちゃんと自分の言ったことが伝わったのかどうか、相当心配していたんだろうね。

調子に乗ったガハハおばさんは、ペラペラとしゃべりだした。
ミッキーマウスがどうのこうの・・・ベラベラベラベラ・・・
こうなると私はお手上げ。
何のことやら、さっぱり理解できない。
でもガハハおばさんは気にしない。
自分が言ったジョークに自分で大ウケして、呼吸困難になりそうなくらい大笑いしている。
その様子がおかしくて、私も大笑いする。

行列はどんどん長くなる。
でもガハハおばさんは気にしない。
自分のペースで仕事をする。

ベラベラ話しながらも、ガハハおばさんの太い指はキーボードを叩き、受付手続き終了。
椅子に座って待っているように言われる。

しばらくすると、今度は隣のカウンターのおじさんに呼ばれた。
このおじさん、身体は大きいが気は小さい。
(ガハハおばさんとのやり取りを見ていて、そう感じた)
いつも心配そうな顔をして黙っている。
話をするときは、気の小ささそのままに小さな声でモゴモゴ話す。
名付けて『モゴモゴおじさん』。

モゴモゴおじさんが言うには、
  「身元確認に2~4時間かかる。今日中には
   できないから明日の朝もう一度来てほしい。」
すごく申し訳なさそうに話をする。
時間がかかるのは、モゴモゴおじさんのせいではないのに・・・。
それから、時間がかかる理由をモゴモゴと一生懸命説明してくれたんだけど、私にはイマイチ聞き取れなかった。
(せっかく説明してくれたのに、ごめんね)
最後に、
  「パスポートはちゃんと返してもらったか?」
なんて事まで心配してくれた。
優しい人なのだ。
モゴモゴおじさんから見ると、私はよほど頼りない人間に見えたに違いない。

またしてもIDを手にすることなく、帰った。


《水曜日AM》
4度目の訪問。
今日こそは何としてもIDをもらって帰らなければ・・・。

ガハハおばさんはいつものようにパワフルに笑っている。
モゴモゴおじさんもいつものように心配そうに黙っている。

オフィスに入ると、モゴモゴおじさんが声をかけてくれた。
 「書類は揃ったから大丈夫。列に並んで待っていて」
ホッ・・・ 今日はもらえそうだ。

ガハハおばさんが、
 「写真を撮るから椅子に座って」
という。
私は言われた通りにする。
フラッシュが光り、あっという間に写真撮影終了。
と思ったら、ガハハおばさんの眉間にシワが・・・。
そして、首を振りながらこう言った。
 「もっと笑ってね」
ん?! 証明写真を撮るときに笑っていいの?
私の聞き間違えか…???
とりあえず、ニーッと笑ってみる。

再撮影。

ガハハおばさんは満足気にニターッと笑って、こう言った。
  ”GOOD!!"
アメリカの証明写真は笑顔で撮るものらしい。
また一つ勉強した。

こんなドタバタを経て、どうにか入手したのが、このカード。

このカードのために一週間分の精力を使い果たしたような気がする。
疲れた。



2008年7月22日火曜日

三色だんご

家から車で15分のところに日系のスーパーがある。
お米が底を尽きそうなので、今日は買出しに行った。

そこで、リオが見つけたのが、これ。

『三色だんご』である。
聞けば、修学旅行の思い出の味だという。

そう言えば・・・
修学旅行からの帰宅直後、楽しかったかと問う私に、
  「かき氷と三色だんごがおいしかったぁ」
と嬉しそうに答えていたっけ。
見ザル聞かザル言わザルや眠り猫の話は何もしなかったよね。

正直なところ、日本にいたら買わなかったと思う。
でもアメリカで『思い出の味』なんて言われたら、
買わざるを得ない。
1パック$3.99。
買って帰ることにする。

家に着くと、
  「日光のは串に刺さっていた。
  串の代わりに割り箸をさしてもいい?」
と言う (そうゆうところは、とことん拘るのだ)。
が、それは勘弁してもらった。
あのお団子に割り箸なんて刺したら、グチャグチャになるに違いない。
手でつまんで食べるようにお願いする。

お味の感想は・・・
  「日光のより落ちるけど、おいしい!」
とのこと。




2008年7月21日月曜日

ガソリン価格高騰のあおりを受けて…給油

車のガソリンが少なくなった。
毎日走っているんだから、当然だよね。
「そろそろ給油しないとネ」
と夫に言ったら、アメリカにはとっても便利なHPがあると言う。

《ガソリンスタンドごとの価格がわかるHP》

それを見て、一番安いスタンドを探して給油すればいいと言う。
出勤前の忙しい中、わざわざHPを開いて見せてくれた。

はぁ~、なるほどね、ガソリン価格が一目瞭然。
   こんなHP、あっていいのだろうか?
   営業妨害とか言われないのか?
なんて思っていたら、最後に夫が四言付け加えてくれた。

「コネチカット州は高い。
 ニューヨーク州に行けば少し安くなるから。
 本当はニュージャージー州まで行くと安いんだけど・・・
 まっ、ニューヨーク州で入れればいいんじゃない?」

ニュージャージーまでのガソリン代を考えれば、ニューヨーク州で給油した方が得!と計算したらしい。
そうゆう計算は実に速い。

仰せの通りに、HPとニラメッコし、私が行けそうな所で一番安いスタンドに目星をつけて、行ってきた。
その結果・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
すごーく高いガソリンを入れてしまった (^^; アレレ。

だって・・・
HPで見て、『ここなら安い!』って確信して行ったんだもん。
スタンドに入る前に、いちいち価格なんて確認しなかった。
車を止めて、初めて表示価格を見て愕然・・・高い!!
素知らぬ顔で脱出しようかとも思ったけれど、スタンドのおじさんがニターッと笑いながら、こっちを見ている。
ダメだ、脱出不可能。
仕方ないから、そこで高いガソリンを入れた。


せっかくニューヨーク州まで来て、高いガソリンを入れただけ帰るのも癪だから、帰りにコストコに寄ってお買い物。
コストコの生鮮食品(特にお魚)は鮮度がいいように思う。
この日は、生鮭を買って帰った (^_^)。


失敗は成功のもと
一度の失敗にくじけてはいけない




2008年7月20日日曜日

ガソリン価格高騰のあおりを受けて…プリウス

日本でもガソリン価格の高騰が止まらないようだけど、ここアメリカも同じ。
鰻上りに上がっている。

なんとかガソリン代を節約しなければ・・・ということで、我が家のセカンド・カーはハイブリッドカーに決めた。
トヨタのプリウス。

このプリウス、ただ今、アメリカでも大人気車種!
うちは6月中旬に予約したんだけど、納車は9月。
売る車が無いんだって。
コレ、中古車屋さんのの話ではない。
正規ディーラーで新車を買おうとしているのに、車が無いというのだ。
びっくり!

それでも、うちはまだ良かった。

夫の知り合いが7月に予約しようとしたら、なんと半年待ちだと言われたらしい。
お値段もずいぶんお高かったとか・・・。
1ヶ月の間にずいぶん状況が変わったものだねぇ。
また、びっくり!

そんなに待っていられないから・・・
『仕方ない、中古車でもいいか』
なぁーんて思ってはいけない。

この中古車が大人気。
それはそうよね。
《新車だと半年待ち、中古車ならすぐ手に入る》
となれば、中古車に傾くのは人間の心理。
というわけで、質の良い中古車にはプレミアが付いて新車より高い値になっている。
えーッ?!
またまた、びっくり!

新車より中古車のが高いなんて信じられる???

これが『資本主義経済の需要と供給の関係』なんだろうか。
不思議だ。



うどん作り

ここ3日ほど暑い日が続いている。
この暑さの中、今日は5kmほどウォーキングした。
お昼ごはんは、さっぱり冷たいものが食べたい。

って訳で、今日はうどん作り。
うどん作りは、ずーっと前にK林さんちのダンナさんに教えてもらったことがある。
遠い記憶を辿りつつ・・・
Let's try!

薄力粉と強力粉を半量ずつ、塩を適当に入れて、水を加えていく。
硬さの目安は耳たぶくらい。

こねて、こねて、こねまくる。


生地をのばして、


細く切り、


茹でれば出来上がり。


お味は、まあまあ。
麺の太さがまばらなのがちょっとね・・・。
自分で作るときは、細麺に仕上げたほうがおいしいような気がする。
今度作るときは、気をつけよーっと。


こうゆう時に、面白がって手伝うのはリオである。
ドリは何をしているかって?
リビングでのんびりごはんが出来るのを待ってました。
大正生まれのお父さんみたいにネ(-_-;)。



2008年7月18日金曜日

ある日のボク (ブウのひとりごと)

朝6時起床。
ママが起きたら、ボクもとりあえず起きる。

朝ごはんを食べる。
夏でも食欲は衰えない。
我ながらアッパレ!

お姉ちゃん、お兄ちゃんが出かけたら、ママのお供をする。
ママのウォーキングに付き合うのもボクの大事な仕事である。

しばらくすると、ママはお姉ちゃんとお兄ちゃんのお迎えに出かける。
ボクは一人でお留守番・・・一番嫌な時間。
ボクは一人でお留守番をするのが何より嫌いなんだ。

みんなが帰ってくるまで、玄関前の階段で待機。
ちょっと寝たりしながら、みんなの帰りを待つ。


みんなが帰ってきたら、安心して寝る。


気が向くと、お兄ちゃんと遊んであげる。


庭に怪しい物影があれば、威嚇する。
なんたって、この家には変なヤツがいっぱいやって来る。
鳥、うさぎ、りす・・・
ボクは番犬としての役目を立派に果たす。


たまに、寝る。


散歩に行きたくなると、玄関のところでダダをこねる。
ママの機嫌が良いと連れてってもらえるけど、
たいていの場合は軽く無視される。


仕方ないから寝る。


夕方、お姉ちゃんとお兄ちゃんのバレーボールに付き合ってあげる。


そのあと、ママの散歩に付き合ってあげる。
今日はお兄ちゃんも一緒・・・嬉しい!


ひと休み。


晩御飯を食べる。
もちろん、食欲あり。
ガツガツいただく。

それから、寝る。
早寝早起きを心がけているのだ。
エライ?

今日もハードな一日だったワン!
ボクは家族のために一生懸命がんばっています。
                                                   


ある日のドリとリオ

ドリとリオの一日は、こんな感じ・・・

6:30 起床
     相変わらず一度では起きない (-"-#)ムカッ

6:45 着替え&朝ごはん

7:30 学校に出発
     夫が送っていく (^o^)/いってらっしゃ~い!
     振り向きもせず出かけるドリ

     振り向くリオ
夏なのに二人とも長袖長ズボン
教室内は冷房が効きすぎて死ぬほど寒いらしい

7:45 ESLの授業開始
     2時間しっかり(?)お勉強 (._.)/頑張るのだぞ

9:45 ESLの授業終了
     私がお迎え
     開放されたぁ~という安堵感漂うリオ

     疲れ果てているドリ

10:00 帰宅
      疲れを癒す


12:00 お昼ごはん
      今日は焼きそば m(_ _)mいただきま~す


12:30 くつろぐ

     ひたすら・・・くつろぐ
     まだまだ・・・くつろぐ

16:00 ほんの少し今日の復習


17:00 裏庭でバレーボール
      いい汗を流そう (^o^ ;; ファイト

     ブウは木陰で見学
     (一緒に遊びたいけど仲間にいれてもらえない)


18:00 シャワー

19:30 晩ごはん

20:30 大トランプ大会
      毎晩開催される
      競技種目は《七並べ》と《大富豪》


22:00 リオ就寝

23:00 ドリ就寝


なんとも余裕に満ちた一日である。
アクビが出そうなくらい平和な一日である。

こんなことでいいのか・・・

日本にいたらドリは中学2年生。
そろそろ高校受験がチラつき始め、勉強に精を出さなければいけない頃。
これではいけない。
明日からもう少し勉強してもらおうっと。
すっごい嫌な顔をされると思うけどネ。

今、これを書いているのを隣でリオがジーッと見ていた。
で、ニーッと笑って、こう言った。

  「勉強はドリだけだよね?! ウシッシッ(^0^)」

そんなことあるわけないでしょ!
リオにもちゃんとやってもらいますよ。



2008年7月17日木曜日

はまったモノ  Part 1

これは、スニッカーズ入りのアイスクリーム。

私は、スニッカーズはほとんど食べない。
あまりにも濃厚すぎて、苦手である。

ところが、これをバニラアイスクリームに入れると
    うわ~~~っ!
キャラメル、チョコ、ナッツがアイスと絡み合って、絶妙のおいしさ(*^0^*)。
みごとにハマッてしまった。


そう言えば、出国前、Y口さんがわざわざ家まで来て忠告してくれた。
  「アメリカに留学した友達がねぇ、
   すごーーーく太って帰ってきたの。
   原因はアイスクリームの食べ過ぎ。
   気をつけてね!」
って。

せっかくの忠告を無にしてはいけない
・・・と思いつつも、おいしいんだよね。

一度でいいから、このアイスをカップごと抱え込んで大きなスプーンで食べてみたい。
クレイマークレイマーにそんな場面があったよね。
(古~い映画だから知らない人が多いかな)


子どもたちのアイスの趣味は日本にいるときと変化なし。
  ドリは『クッキーアンドクリーム』
  リオは『フルーツ味のアイスキャンディー』



2008年7月16日水曜日

パーキング・メーター

アメリカの街中の道路にも、駐車可能なスペースがある。

道端に、こんなパーキング・メーターが設置されていて、
この中に¢25コインを入れて駐車する。

夫に聞くと
「お金を入れれば、駐車できる時間分だけ針が動く。」
と言った。

なぁーんだ、簡単!
ってことで、先日、使ってみた。

コインを入れた。
が、針は動かない。
よく見ると、下にダイヤルみたいなものがある。
ボタンは押すもの、ダイヤルは回すもの・・・
と思っている私は、もちろん回してみた。
すると、黄色い表示が現れて、そこには
    違反!
と書いてある。
エーッ?!
ちゃんとお金を入れたのに、なぜ違反なんだ?
わからない。
慌てて説明書きを探す。
ガラスの向こうに何か文字が書いてあるのだが、ガラスが汚くて何て書いてあるのか分からない。

・・・マズイ・・・

とりあえず、逃げた。


その夜、インターネットでパーキング・メーターの使い方を調べた。(厳密に言うと、夫が調べた)
その結果、
『コインを入れて、ダイヤルを回せばよい』
ということがわかる。

    なんだぁ、アレでいいんじゃん!
    あのメーターは故障していたに違いない。


で、今日リベンジをかけて、パーキングメーターに挑戦してきた。
コインを入れて、ダイヤルを回す。
ん?!
また出た・・・
    違反!

先日の様子をつぶさに見ていたドリが心配そうに言う。
「ママ、同じだよ~。どうする??」
一瞬ドキッとしたが、今日の私は焦らない。
だって、正しいことをしているんだもん。

で、もう一度、力をこめてダイヤルを回してみる。
動いた!
ガシャッというコインが落ちる音と同時に、針が動く。
やったぁ、30分駐車可能。

面白いから、もう1つコインを入れて、ダイヤルを回す。
今度ははじめから力をこめて回す。
ガシャッという音と共に、針がまた動く。
これで1時間駐車可能。

これ以上、無駄遣いするわけにもいかないので、ここで終了。
パーキング・メーターを制し、さわやかな気分で帰途に着いた。



ドリのメガネ修理完了

いろいろ腹の立つことが多かったので、メガネ修理は後回しにしようかとも思ったが、とにかくドリは目が悪い。
両目とも視力0.1ないのだ。
それゆえ
「世の中のすべてのものがボケている」
などと訳のわからないことを言って、うるさい。

仕方なくメガネ屋に行った。
メガネ屋のお兄さんに事情を話すと、ものの5分で修理完了。(私が30分努力してもダメだったのに・・・)

これで、いくら取られるのか?
ドキドキしながら代金を払おうとすると、
「いらないよ!気にしなくていいから。」
とニッコリ笑って言う。
なんていい人なんだろう!!

メガネを取り戻したドリは
”Clear! Clear!"
と言って無邪気に喜んでいる。
そんなドリに
「今度、同じ失敗を繰り返したら、自分で直しに来るんだからね!!」
と釘をさしておいた。

そういえば、この前、夫が
「老眼鏡を作らなければ・・・」
と言っていた。
この店を勧めよう!

一宿一飯の恩義を忘れてはいけない。



2008年7月14日月曜日

コネチカットの朝は早い

ここGreenwichでは、月曜日がゴミの収集日である。

1週間分のゴミを庭の片隅に置いてある、紺色の巨大なゴミ箱に溜め込む。1週間もゴミを溜め込んで臭くないのか?
と心配したけれど、それほど気にならない。
日本より湿気がないからバクテリアが繁殖しないのかも・・・。
まっ、無臭ってわけではないけどね。

先々週の月曜日、午前8時前、捨て忘れていたゴミをゴミ箱に入れに行った。
すでに、ゴミがない!
その日、私は6時過ぎには起きていた。
ゴミの収集車が来たら音で気がつくはずだけど、気付かなかった。
いったい、いつの間に収集して行ったのだろう。

気になったので、先週は先々週より耳をダンボにして、外の物音に注意した。
先週もまたゴミ収集車の気配は感じられなかったけれど、ゴミは知らぬ間に収集されていた。
まさかとは思うけど、ゴミの収集は朝6時前に行われているのだろうか。

あまりに気になったので、今日は朝5時に目覚まし時計をセットして、ゴミ収集車を張った。
来ましたぁ~ (@_@)ワォ。
朝5時30分、ゴミ収集車目撃!
いや~、スッキリした。

それにしても、彼らは何時から働いているのだろう?
うちに5時30分に来るのだから、遅くても朝5時には始業しているはず。

・・・コネチカットの朝は早いんだなぁ・・・


PS. ゴミの収集は有料、1ヶ月$56もかかります(タカッ!)。

ドリのメガネ壊れる

ドリのメガネが壊れた。
メガネをかけたまま寝て、朝起きたら片方のレンズが外れていたと言う。
寝るときはメガネを外すのが常識と言うものではないか・・・
腹が立つ。

実はこれが2度目である。
ほんの1ヶ月前にも全く同じことをして、レンズが外れたのだ。
(このときは日本にいたから、すぐに修理に出したけど)
1ヶ月の間に2度も同じ失敗を繰り返すなんて
本当に腹が立つ。

ここはアメリカ。
修理に出すのは面倒くさい。
なんとか自分で直せないものかと、頑張ってみた。
30分努力したけど、どうしてもレンズははまらない。
うまくはまらないものだから
ますます腹が立つ。

自力修理をあきらめて、メガネ屋を探すことにする。
(アメリカだと、ここから始めなければいけないのだ)
インターネットで、”glasses"と住所をキーワードに検索してみる。
出てきたのは、車のウィンドウの修理ばかり。
アメリカではそんなに頻繁に車の窓が割れるのか?
メガネ屋が出てこないから
ますますますます腹が立つ。

ひらめいた!
さっきの検索条件に”frame"を追加して再検索してみる。
出てきたのは、窓用のガラスばかり。
確かに素敵なガラスだけどね、
私が探しているのは、そんなモノじゃあない。
ますますますますますます腹が立つ。

ここまで来て、はたと思った。
メガネ屋は英語で何と言うのだろう???
辞書で調べてみると・・・あった!
  ”an optician's shop”
自分の愚かさに
ますますますますますますますます腹が立つ。

検索しなおしたら、ちゃんと出てきた。
家から車で10分程度のところにあるじゃない。
で、早速さっき行ってきた。

メガネは直ったかって?
答えは、NO!
なんと今日は定休日でした。
ますますますますますますますますますます腹が立つ!!!



2008年7月13日日曜日

江戸前寿司

アメリカに来てから何度か外食をした。
全部ジャンクフード。
フードコートだったり、バーガーショップだったり・・・。
美味しいものをたらふく食べたーい!!!
何が食べたい?
すし、スシ、寿司!!!

で、行ったのがStamfordという街の
Kujaku(孔雀)という名のJapanese restaurant。

店内にはカウンター席もあり、ちょっといい感じ。

私たちはテーブル席で、一人前$18のお寿司とおさしみ、カラマリ、カニしゅうまいを注文し、ガツガツ食べた食べた。

さすがアメリカ、握りが妙に大きい。
肝心なネタはどうかと言いますと・・・かなりいけます。
関アジ、関サバってわけにはいかないけどね。
日本の某回転寿司よりずっとウマイ。

お値段はチップも合わせて約$150。
B級グルメの我が家にとってはかなりのお値段だけど、満足度を考えれば安いものかなぁ。

おいしいものを食べると幸せになれるね(*^o^*)HAPPY