図書館カードは作ったし、
日本語の本はあるし・・・
となれば、借りるしかないよね。
子どもたちに借りたい本を3冊ずつ選ぶように伝える。
なぜ3冊ずつかというとね、
最高何冊まで借りることができるか知らなかったから。
合計6冊くらいなら、
文句を言われることもないだろうと思って・・・(^^;)。
するとリオが言った。
「大丈夫なの、ママ?」
子どもたちはこの1ヶ月で私の英語が相当怪しいことに十分気づいている。
私はドキッとしながら答える。
「なんとかなるよ。
ダメなら、本を借りないで帰ればいいんだから。
やってみないと分からないんだけどね。」
図書館の使い方なんて、日本もアメリカも同じはず。
図書館で本を借りるときは、
借りたい本を持ってカウンターに行き「借りたい」と言う。
そうすれば、あとの事は図書館の人が処理してくれる。
『大丈夫、なんとかなる!』
と心の中でつぶやく。
本が決まったら、カウンターへ・・・
「借りたい」
と伝えると、
「あちらの機械でやってください」
と言われた。
見ると、こんな端末がある。
カウンターなら身振り手振りでなんとかなるだろうけど、
端末相手に身振り手振りは通用しない。
はぁ・・・辞書を持ってくるべきだった。
なんて考えつつ、端末の前へ・・・
《さぁーて、やってみようか!》
と一人で秘かに気合を入れる。
すると横からドリが言う。
「ママ、日本語って書いてある。
3番のボタンを押せばいいよ。」
画面を見ると、ホントに『日本語』って漢字で書いてある。
((( 地獄で仏 )))
これを見つけたドリもエライ!
日本語の指示に従いながら、安心して手続き終了。
ホッ (^_^)。
この図書館では貸し出し手続きも自分でやるのだ。
世の中、セルフサービスが進んでいるんだね。
でも、ここで一つ疑問が沸いてきた。
『手続きをしないで黙って本を持ち出す
悪いヤツはいないのか?!』
だって誰も見ていないし自分で処理をするんだから、
黙って持ち出そうと思えば簡単に出来るわけよ。
アメリカって性善説を信じるような国だったかな。
悩みながら出口に進むと、
空港の金属探知機を簡素化したようなゲートがあった。
秘密はコレかも・・・。
本の中にICチップか何かが仕掛けてあって、
手続きしていない本を持ち出そうとすると、
ビーーーーッ
と鳴るのかもしれない。
本当のところは、わからないけどね。
未手続きの本を持ち出すとどうなるのか・・・
一度試してみたいけど、こんな所で捕まるわけにはいかない。
私の変わりに誰か試してくれないかなぁ。
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