2008年12月31日水曜日

NHK紅白歌合戦

大晦日といえば、紅白歌合戦!
なんて言いながら、ここン十年、マトモに見ていなかったが・・・。
ここコネチカットでも、唯一の日本語放送TV Japanで紅白歌合戦が見れる。
なんと、朝9:00からの放送。
雰囲気出ないんだよね。
紅白歌合戦は、夜、年越し前にやってくれないと・・・。
と思ったら、夜も再放送をするらしい。
あんなもの(失礼!)二回も見る人がいるのかね?

さっき、チラッとテレビを付けたら、ちゃーんと、やってた。

画面は初出場の水谷豊さん。
紅白歌合戦の写真になぜ彼を起用したのか?
もっとふさわしい写真があるはずなのに・・・。
実は私、テレビドラマ『相棒』のファン。
その中でも特に、水谷豊さん演じる杉下右京の大大大ファンなのだ。
冷静沈着、頭脳明晰、完全無欠、奇想天外・・・。
あのユニークなキャラクターが好きなんだよね (^o^)。

そう言えば・・・
ドリとリオは紅白歌合戦という名前は知っていたが、それがどんな番組なのかは知らなかった。
夫も私も見ないから、子ども達も当然見ない。
うーん・・・紅白歌合戦といえば大晦日の風物詩。
大袈裟に言えば、日本の文化。
一度くらいは最初から最後までキチンと見せて、それが何たるかを理解させておく必要があるかもしれない。

仕方ない・・・夜の再放送でも見ようかな。
確か4時間くらいあるんだよね。
長すぎ・・・。


とりあえず・・・謹賀新年

とりあえず・・・

あけましておめでとうございます!
今年もよろしくおねがいします。
2009年 元旦


なぜ始めに『とりあえず』がついているかというと、こちらはまだ12月31日大晦日だから。
日本は年が明けて2009年がスタートしたんだよね。
そう考えると、時差って不思議・・・。

去年は、本当にいろいろなことがあった。
特にドリとリオがアメリカの学校に通い始めてからの4ヶ月は、毎日が波乱万丈。
正直、きつかったなぁ・・・。
来年は少しはマシになるのだろうか?
と言うか、なってくれないと困る。

初詣に行きたい気分。
初詣に行って、目いっぱいお願いをするんだ。
  ドリとリオの英語が上達しますように!
  私の英語も上達しますように!
  大雪が降りませんように!
  
宝くじが当たりますように!
  学校から電話がかかって来ませんように!
  ヒーターが壊れませんように!
  蜘蛛が絶滅しますように!
  チョコレートを食べても太りませんように!
  ドリの反抗期が早く終わりますように!
  リオがひねくれませんように!
  白髪が増えませんように!
  ブウが勇敢な犬になりますように!
  旅行に行けますように!
  ドリとリオが勉強しますように!
  両親がボケませんように!
  私もボケませんように!
  景気がよくなりますように!

おっと!忘れてはいけないことがもう一つ
  心身ともに健康に暮らせますように!

これだけお願いするんだから、お賽銭は$1なんてケチなことは言わないよ。
ドーンと$10弾ませてもらいましょう (^_^)/。

    ・・・ えっ?! それでも足りない? ・・・


2008年12月30日火曜日

グランド・セントラル駅

グランド・セントラル駅はマンハッタンの中央に位置するアメリカ有数のターミナル駅。
駅というより、歴史的建造物っていった方がいいくらい、ステキな建物だ。
ホリディシーズンのこの時期・・・グランドセントラル駅のコンコースの高い高い天井には、クリスマスにちなんだ、こんな絵が投影されている。

オシャレ~!


なぁーんて感動していると・・・、
隣でゲホゲホ咳をして雰囲気を台無しにしてくれる素晴らしい息子リオ。
いっつものことなのだが、リオはマンハッタンに着くや否やゲホゲホ咳を始める。
彼にとって、マンハッタンの空気は毒ガスと同様の効果があるらしい。
普通に呼吸している人が信じられないと言う。
ドリはドリで、
  「あー、臭い!
   こんな空気の悪いところでは生きていけない」
なんてブツブツ文句を言い始める。

確かに、日本で暮らしていたのも空気のいい場所だった(はっきり言えばド田舎だった)。
そして、今暮らしているグリニッチもみごとに空気が澄んでいる。
そんな所でしか暮らしたことのない子が、突然、大都会に出かけると・・・呼吸困難に陥る (-"-)。

一生、山奥で仙人でもするならいいけどさぁ、その覚悟がないのなら、少しは免疫をつけないとね。
生きていけないよ。


回転寿司にもふられ・・・

ロックフェラーセンターでスケートが出来なかったのは、前回書いた通り。
実は今回のマンハッタン行きには、もう一つ大きな目的があった。

くるくる回転寿司!

一般庶民なんで、お寿司と言ったら回転寿司なのだ。
クルクル回る色とりどりのお皿の上に、ちょこんと乗った2貫のお寿司・・・。
好きなネタだけを好きなだけ食べられる、あの幸せ。
お寿司屋サンなのに高級感のカケラも無い、あの気楽さ。
我が家の面々は、回転寿司をこよなく愛している。
我が子ドリ&リオにいたっては、
  『回転寿司こそ、お寿司屋さんの正しい姿!』
と思い込んでいる。
カウンターでお好みを注文するなんて面倒なことさせるお寿司屋さんはまがい物だと・・・。

懐かしいなぁ・・・回転寿司。
行きたいなぁ・・・回転寿司。

アメリカにだって、どこかにあるはず・・・。
ネットで探してみたら、あった!
それも、グランドセントラル駅のすぐ近く。
絶好のロケーションじゃあないか。
<<< 楽しくスケートをした後は、
   大好きな回転寿司で舌鼓を打つ>>>
私は、今年の締めくくりにふさわしい立派なプランを立てた。
リオは何日も前から、
  「あと○○日寝たら、回転寿司だぁ (^o^)ニタニタ!」
なんて言って、大変な浮かれようだった。

ロックフェラー(スケート)には嫌われた。
それはそれでがっかりしたが、私たちにはまだ回転寿司が残っている。
気を取り直して、お寿司屋さんに向かったのだが・・・
  ないッ!!!
あるはずの所にお店が無い。
そんなはずは無い。
きっとこの近辺のどこかにあるはずだと、辺りを歩き回る。
同じ道を行きつ戻りつ、何度探しても見つからない。
目を皿のようにしても、血眼になっても、逆立ちしても、見えてこない。

歩き回ったせいで、お腹は減るし、疲れるし・・・。
私たち4人の頭上には、厚い厚い暗雲が立ち込めた。
スケートも出来ない。
お寿司も食べられない。
私たちはいったい何しに来たんだ?!

諦めきれない気持ちはあったけど、結局、ペコペコのお腹には勝てなかった。
リオも足が痛いと言い始めていたし・・・。
近くにあったWENDY'Sでハンバーガーを食べることにした。
せめてもの救いは、マクドナルドじゃあなかったってことかな・・・。

悲しい一日だった。


私たちが目指していたのは、SAKAE SUSHIという回転寿司。
家に帰って調べたら、クライスラービルの中に入っていることが判明した。
私たちは、クライスラービルの周りを何度も歩いていたんだよ。
中に入っているなんて知らずに・・・。
あーッ、悔しい!
次は、絶対リベンジするぞ!!!


ロックフェラーとは縁が無い

この冬、どうしても行きたかったところ・・・
それはロックフェラーセンター。
 『あの超有名な巨大クリスマスツリーを見て、
  その前のスケートリンクでスケートをする』
ニューヨークのクリスマスと言ったら、コレしかないでしょ。

本当はクリスマス前に行きたかった。
クリスマス前に巨大ツリーを見れば、弥が上にもクリスマスムードが盛り上がる。
こうゆう盛り上がりって大事にしたいよね。
ところが、
ドカ雪とか氷点下とか・・・私の出端を挫く(でばなをくじく)ような事が次から次へと起き、年末までずれ込んでしまったのだ。
クリスマス後に見てもねぇ・・・今から盛り上がっても遅いし・・・。
なんて思ったりもしたが、ここで『んじゃ、来年ね!』なんて言い出したら、来年も同じ事を繰り返しそうな気がする。
やはり、何としても今年行かねば!
昨日は晴天かつ気温も上々。
意気揚々とマンハッタンへ向かった。

いつ行っても、マンハッタンはすごい人・人・人。
新宿駅の中央通路を歩いているような錯覚に囚われる。
人の流れに身を任せながら、ロックフェラーセンターへ。

ロックフェラーセンターは、これまたすごーーーい人・人・人!
平日だというのに・・・。
ニューヨークの冬の風物詩だから仕方ないのかもしれないけど、うんざりするほど人だらけだった。
観光客も多いようで、そこかしこで記念撮影をする人たちを見かけた。
私もその中の一人!
そんごい人だかりの中で、オノボリサンの私たちは強引に場所を確保し、とりあえず記念撮影。

ツリーはね、大きいと言えば大きい(小さいといえば小さい)。
正直言って、神奈川県のド真ん中、宮が瀬ダムのクリスマスツリー(ローカル!)を見ちゃうと、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーは『ケッ・・・!!』って感じ。
ただ、宮が瀬ダムのツリーはそこに自生している木。
大きくて当然かもね・・・。
ロックフェラーセンターのツリーは、どこか森から切り出して、トラックで運び、クレーン車を使って設置した木。
高さ25mだっていうから、ビルの6,7階に相当する。
それを突貫工事であそこに設置しちゃったと考えると、やはりすごい!
アメリカ人のクリスマスにかける並外れた情熱を感じる。

ツリー前のスケートリンクは、冬の間だけの営業(夏場はレストランやイベント会場)。

このリンク、映画『ある愛の詩』や『オータム・イン・ニューヨーク』や確か『ホームアローン』にも登場している。
室内リンクのような印象があるのだが、半地下にある屋外リンク。
屋根はない。
そして、小さい。
小さいから、入場制限をしている模様。
リンクの入口には、東京ディズニーランドのバズライトイヤー並みの長蛇の列ができていた。
スケート場は2時間の時間制限あり。
2時間経ったら総入れ替えで、次の人たちにリンクを明け渡す。
だから、あの列に並んでさえいれば、いつかはスケートが出来るのだけれど・・・。
2時間後の入れ替え時、入場できればいい。
でも、あの長蛇の列だ。
万が一、そのときに入場できなければ、さらに2時間。
エエッ!! 4時間も待たなければいけないじゃあないか!
いやだ、いやだ・・・。
4時間も待っていたら、夕方になってしまう。
当然、気温も下がってくる。
4時間も待っていたら、足が棒になってしまう。
当然、スケートどころではなくなってくる。
結局・・・
 何のために4時間も待っていたんだ???
ってことになる。

あらゆる状況を考え抜いた末、今日は諦めることにした。


せっかく電車に乗ってコネチカットからやって来たのに、がっかり・・・。
帰る道すがら考えた。
   私のような一般庶民は、
   ロックフェラーのような大金持ちとは縁が無い
ということなのか・・・。
いやいや、そんなはずはない。
リンクで滑っていた人は、みんな一般庶民のように見えたもん。
だいたい、この時期にニューヨークにいるのは、オノボリサンか一般庶民。
お金持ちはみーんな、暖かいフロリダやらカリブ海やらにエスケープしているからね。

ちなみに、スケート場は、
  2時間  $10
  貸し靴  $9
一般庶民に嬉しい価格なのだ (^_^)v。

スケートリンクの詳細情報はコチラ。
http://www.patinagroup.com/east/iceRink/


2008年12月26日金曜日

飯島愛

飯島愛が亡くなったことをインターネットのニュースで知った。
何故か、とってもショックだった。
ファンだったわけでもなく、もちろん会ったことも話したこともないんだけれど・・・。

誰かが亡くなるというのは、本当に悲しい。
二度とその人の姿を見ることはない、声を聞くこともない・・・。
そうゆうのって、訳もなく無性に悲しい。

飯島愛の写真が載っていた。
とってもキレイ・・・。


イチゴ

日本ではイチゴが出回り始めり頃だよね。
イチゴといったら、冬から春のフルーツの代表!

実はね、クリスマスのとき、イチゴのケーキを作ろうと思って、イチゴを探したんだけど見つからなかった (;_;)。
アメリカでは夏の間中、イチゴを売っていたんだよ。
それなのに、こんな大事なときに無くなるとは・・・!

アメリカではイチゴは夏のフルーツなのか?
それとも、クリスマス前に誰かが買い占めてしまったのか?
これだけだだっ広い国土があるんだから、どこかの州で生産しているような気がするんだけど・・・。


余談ですが・・・
日本のケーキ屋さんには夏でもイチゴのケーキがあるでしょ。
あのイチゴは、ほとんどがアメリカからの輸入物らしいよ。


みかん食べ比べ

11月にオーガニック・スーパーWhole Foodsで買ったみかんはコチラ。
スペイン産で、お味はポンカンと温州みかんの中間くらい。


そして、12月に庶民のスーパーStop&Shopで買ったみかんはコチラ。

アメリカ・フロリダ産で、お味はまさに温州みかん。
ただ『さのう』が少々柔らかい。
ドリの言葉を借りれば、
  「冷凍みかんが解けたときみたい」
ってことになる。
うん! この表現がピッタリ当てはまる。


どちらが美味しいか?
好みの問題だと思うけど、我が家のお勧めはスペイン産の方。
リオなんて、スペイン産のみかんはバクバク食べたのに、フロリダ産のみかんは1個食べただけで、
  「もう、いいや・・・。」
と言って手を出さなくなってしまった。

気持ちは分かるけど・・・贅沢言ってはいけません!


2008年12月25日木曜日

冬休み

アメリカの学校は12月24日~1月2日まで冬休み。
今年(来年?)は1月3日が土曜日だから、実質1月4日までの12日間のお休みである。
なんと!
夫も同じように冬休みを取ったという。

ってことは、これから2週間弱、朝昼晩のゴハン作りに追われるわけだ。
考えただけで溜息が出る・・・。
早く冬休みが終わらないかなぁ。


冬休み前の学校最終日。
日本なら、大掃除と終業式が恒例だよね。
アメリカの学校には、どちらもない。
最終日まで通常の授業日程が組まれている。
とは言っても、授業そのものはほどんどしないで、映画を見て過ごしたらしいのだけれど・・・。
最終日は半日でした(これは日本と同じ)。

そうそう、ドリとリオの学校では冬休みのことを
  ”Holiday Recess"
と言うらしい。
Winterナントカ・・・って言わないんだね。
と思ったら・・・よくよく見ると行事予定表の中に
  "Winter Break"
っていうのが別にあった!
なんと、2月9日~13日はその
"Winter Break"でお休み。
はぁ・・・また休みかい。
ったく休みが多いんだから!!


クリスマス

☆★ Merry Christmas ☆★

街はクリスマスモード。
スーパーの店員さんも、郵便配達人も、通りすがりの人も・・・みんな、
  "Have a nice holiday!"
と声を掛けてくる。
"Christmas"って言葉より"holiday"って言葉をよく使う。
クリスマスからお正月までずーっと・・・という意味でホリデイなのかも。

今年の我が家のツリーはブルーとシルバーを基調に飾ってみた。

まあまあの出来・・・。
毎年、クリスマスツリーは気合を入れて飾るんだけどね、今年はイマイチ気合が入らなかった。
クリスマスの本場(?)で、こんなことではいけない。
来年は頑張るぞ!

毎年、このクリスマスツリーの前で写真を撮っている。
こんな風に写真を撮っていると、子ども達の成長がわかる。
このツリーを買った頃は、ツリーの半分くらいの身長しかなかったのに。
それが今や・・・。
もっともっと大きくなれ~!
クリスマスツリーを追い抜くくらい大きくれ~!
(それじゃあ大きくなりすぎか・・・ツリーの高さ220cm ^^;)


うちのクリスマスツリーは日本から持ってきたニセモノのツリー。
アメリカにもこの手のツリーは売られている。
でも、本物のモミの木を使う家も多いんだって。
そう言えは、2、3週間前の週末、車の上に本物のモミの木を乗せている車を結構見かけた。
あれがクリスマスツリーになるのね。
来年はマネしてみようかな。
ただ・・・
気になるのはモミの木の行く末。
クリスマスが終わり、新年のお祝いが終わると、クリスマスツリーも役目を終わる。
そのとき、あの本物のモミの木はどうなるのか。
生の木を切ってあるから来年までもつはずが無い。
どうにか処分をするはずだ。
暖炉の薪にするのか?
  (モミの木を燃やしたら臭そう)
ゴミ箱にポイか?
  (でも2mはありそうなモミの木なんだよ)
どうするのか・・・今度、誰かに聞いてみよ。

棚の上も、ほんのちょっとクリスマスデコレーション。

今年のディナーは、ローストチキン。
サンクスギビングのターキー同様、たっぷり残った (-_-;)。
海老のカクテルは大好評だった。
子ども達は
  「高級レストランみたい!」
と大騒ぎ・・・見た目に誤魔化されやすい人たちだ。

ケーキには星型のキャンドル・・・。

ケーキの上にパウダーシュガーで星の形を作ったのだけれど、全部溶けて消えてしまった。残念。
そうそう、今回は珍しく(!!)ドリがお手伝いをしてくれた。
どうゆう風の吹きまわしか。
明日の天気が妙に気になるワタシ・・・。


2008年12月23日火曜日

オムライス

毎日、お弁当を持って行っているドリとリオ。
学校に通い始めた当初はアメリカのランチっぽくサンドウィッチにしていた。
真っ黒な海苔を巻いたおにぎりなどは、アメリカ人に気味悪がられると聞いていたから避けた。
でも程なくして、おにぎり好きのリオが
  「おにぎりにして!」
と言い出したので試しに持たせてみると・・・大丈夫。
真っ黒な海苔もアメリカ人にすんなり受け入れられた。
考えてみれば、この辺の地元スーパーでは、マグロやサーモンの海苔巻き弁当を売っている。
海苔に対して、そんなに違和感を持っているはずがない。

それからは、安心してごく普通の日本のお弁当を持たせた。
稲荷寿司、うなぎ弁当、幕の内弁当のごはんにはふりかけを・・・、ひじきやキンピラだって入れた。
どれも気味悪がられることも、怪しまれることも、不思議がられることもなく、済んでいたのだが・・・。

意外なところで、みんなの注意をひいてしまった。
それが『オムライス』。
ケチャップライスを薄焼き卵で巻いて、お弁当に詰めていったところ、大騒ぎになったらしい。
  「これは、いったい何なんだぁ???
と。
ドリもリオも二人とも、友達に聞かれたと言う。
みんな興味津々!

オムライスって、日本の洋食なんだね。
だからアメリカ人には、まったく馴染みがない。
でも、個々に見ると、卵とケチャップライス。
それぞれは知っている。
それが、一緒になると・・・エエッ?!
ってことで、注目を浴びてしまったのだろう。

アメリカの子どもにとって、ひじきやキンピラなんて、見たことも聞いたこともない料理だと思う。
でも、それは『日本の料理なのね』と冷静に見ていた子ども達。
ところが今回のように、自分が知っている食べ物2つの未知なる組み合わせを見た瞬間、黙っていられなくなったってことかな。
うーん、面白いものだ。


ドリとリオは、何と説明しらたいいのか分からなかったという。
分からなかったら、せめて、
  "Try?"
くらい言えばいいのに・・・。

昨晩、夫から『ケチャップライスを卵で巻いたもの』という意味の英語を伝授されていた。
近々、またオムライス弁当を作るから、そのときはちゃんと説明するんだよ。


2008年12月22日月曜日

始業時間90分遅れ

ドリとリオのスクールバスは朝7時15分にやってくる。
これに乗るためには6時15分には起床しなければならない。
子ども部屋は2階。
1階の階段下から、
  「朝ですよ~。起きてネ!」
なんて優しく声をかけると素早く起きてくれるような良い子ならいいのだが、うちの子達は違う。
私は、わざわざ2階まで上がって行き、枕元で、
  「朝だからねッ!起きなさいよッ!
と怒鳴らなければいけない。
これで起きれば、まだいい。
それだけじゃあ起きないから、10分後再度2階に上がっていき、
  「遅刻するよッ!!
と怒気を強めて叩き起こす。

私の朝は非常に忙しい。
お弁当作りと朝ごはんの支度に追われているのだ。
そんな中、料理の手を止め、火を止め、2階まで上がっていくのは面倒この上ないし、作業効率も悪い。
そんな私の気持ちも知らずに、デレデレグズグズと起きてくる子ども達・・・。
ヘタすると、
  「せっかく気持ちよく眠っていたのに・・・」
なんて悪態までつく始末。

ホント、頭に来る。


今日も今日とて同じことが繰り返された。
ようやく、子ども達が朝ごはんを食べ始めた頃、はたと気付いた。
  道路は凍結しているに違いない。
  スクールバスは来るのか?
この前も書いたけど、こうゆう時、電話連絡は来ない。
情報を得る術は、テレビかラジオかインターネット。
急いでテレビをつけてみると・・・
下の方にテロップが流れていた。
  『グリニッチの学校は90分遅れ』

子ども達にその旨伝えると、ドリが言った。
  「そうゆう事は私たちを起こす前に
   確認してくれないと・・・」
ナニッ?! ちょっと違うぞ! 
そうゆうことは本来自分で確認すべきこと。
母が気付いただけでも、ありがたく思え!
母が気付かなかったら、キミは寒空の下、バスを待ち続けなければいけなかったんだよ。
ブツブツ言う私を軽く無視し、さっさと朝ごはんを食べ終えたドリは2階に上がって・・・、
また寝た!
彼女は寸暇を惜しんで寝る。
で、また90分後に、朝と同じことが繰り返されたわけ。
どうしようもない娘・・・。

その間、リオは2階で遊んでいた。
彼は寸暇を惜しんで遊ぶ。
寝るよりマシか・・・(-_-;)。


雪が止んで2日経つというのに

雪が止んで2日経つというのに、家の周りはこのありさま。
朝日がきれいでしょ?!

リオがずぶ濡れになりながら作った雪だるまは、しっかり原型を留めている。

なかなか愛嬌のある顔をしている (^_^)。

うちの前の野球場脇の急斜面は、そり遊びに絶好の場所。
耳が千切れそうに寒い中、朝から子どもが遊んでいた。

ん?! この子達の学校は休みなのか?
ドリとリオは学校に行ったよ。


今日は快晴だというのに、雪は解けない。
解けないばかりか、堅く締まって氷と化している。
そりゃ、そうだ。
正午の気温、氷点下5度・・・。
解けるわけがない。

家の中から見ている分には、本当に美しい景色。
でもでも、早く解けてくれ~!
道が凍結しているから恐ろしくて買い物に行けないじゃあないか (;_;)。
冷蔵庫の食料品は、あと1日分を残すのみ。
明日は何としても買い物に行かないと・・・。
神さま、仏さま、よろしくお願いしますm(_ _)m。
こんな時だけ神仏におすがりしてもダメかなぁ・・・トホホ・・・


2008年12月20日土曜日

卵黄2個!


今朝、ドリのお弁当用にゆで卵を作ったら、あららビックリ、卵黄2個入りの卵だった。
今日は何かいいことありそう・・・!

ドリに言わせると、何か悪いことが起こりそう・・・ってことになるのだろうが。
(詳しくは12月16日のブログ http://yaya-fromct.blogspot.com/2008/12/happy.html

前に友人に『卵黄2個入り卵』というのをもらったことがある。
そのパックに入っている卵は、みごとに全部卵黄2個のスペシャル卵!
でもさぁ・・・卵黄が2個入っているかどうかはどのように判定しているのだろう。
一つずつレントゲン検査でもしているのかな・・・。

今回は全くの偶然です!


雪で溺れる犬

前にも書いたが、うちのブウは犬のくせに雪が嫌いだ。
ここコネチカットに来てから何度か雪を経験し、ブウはブウなりに学習したらしい。
  『木の下には雪がない』
と・・・。

雪の日、外に出すと、玄関脇の木の下までは歩く(ほんの1mくらい)。
そこには雪がないからだ。
雪を踏まないように上手いこと歩いていく。
が、それ以上は、動こうとしない。
それ以上動くと雪があるからだ。

今日、強引に15cmの雪の上に引っ張り出してみると・・・
四肢をバタつかせてもがいた。
まるで、溺れているかのように・・・。
その後、ピタッと止まり、ガタガタと震え始めた。

ブウの震えがリードを伝わって私の手に届くくらい激しく震えていた。
可哀想だから、すぐに救出したが、ブウは本当に本当に雪が嫌いなんだと再認識した。

はぁ・・・情けない犬 (-_-#)。


雪かき

昨日の雪は夕方遅くまで降り続き、積雪量は約15cmに達した。
15cmって聞くと、たいしたことないように思うかもしれないけど、これってかなりの量。
一歩歩くたびに足がズボッと雪の中にめり込む感じがする。
とてもじゃあないけど、普通には歩けない・・・そのくらいの量。

一般道路はタウンの除雪車が来て、ガーッと雪かきをしてくれるのだが、家の周りの小路はその家の人がやらなければならない。
もし家の周りの雪かきをサボって、万が一そこで誰かが滑って転んだりしたら、その家の責任。
治療費やら慰謝料やらを払わなければいけないらしい。
なんでも訴訟の国だから・・・
でも、そこまでするのはどうかとも思うんだよね。
この状態が高じると、人につけ込まれないように、常に怠り無く
ピリピリ注意をしていないといけないじゃん。
いつもボケッとしている私には、辛い状態だなぁ・・・。

とりあえず面倒に巻き込まれるのは、まっぴらゴメンなので、今日は朝から雪かき。
一番張り切っていたのがリオ。
普段は100回起こしても起きないくせに、今日は自ら起床し、さっさと着替えを済ませ、
  「$10だからね! 忘れないでね!
   ちゃんと頂戴ね!!」
と言い残して、一人外に出て雪かきを始めた。
毎朝、そんな風に爽やかに起きてくれると、私も苦労しないんだけど・・・。

リオに遅れること15分。
夫も雪かきに加わった。
父と息子でせっせと雪かき・・・微笑ましいねぇ。


私もやったよ。
分かったのは『雪かき=重労働』ってこと。
こんなことが毎日のように続いたら、春が来る頃にはマッチョなオバハンに変身しているに違いない。
マッチョなオバハンには憧れるけど、雪かき以外の方法で鍛えたいものである。
もう少し、楽な何か・・・なーんて言っているから、いつまでも鍛えられないんだなぁ。

そうそう、大方、雪かきが終わった頃、近所のオジサンが除雪機を持って来てくれた。
手作業でやるのは大変だから・・・と言って応援に来てくれたのだ。
なんて親切なんだろう!

お礼に風月堂のお菓子(クリスマス・プレゼントの余り ^^;)を渡そうとしたら、受け取ってもらえなかった。
  「ご近所なんだから、いいんだよ。」
って。
オジサン、ありがとー m(_ _)m!!!


今回の雪かきで登場していない人物が一人いる。
ドリだ!
ドリは補習校の登校時間ギリギリまで眠り続け(彼女は本当によく寝る)、朝ごはんを食べるとすぐに補習校に行ってしまった。
明日、ドリ以外の3人は確実に筋肉痛になる。
ドリには今日の分までたっぷり働いてもらうつもりだ。


2008年12月19日金曜日

アメリカ人も冬篭り?

学校が休校になるほどの雪が降ると聞いて、とっさに思ったのが、
  『まずい!ラップが無くなりそうだった。』
ってこと。
ラップがなくても死にはしないけど、ないととっても不便なものだ。
雪が降り出す前に・・・と、朝8時過ぎにスーパーに走った。
(アメリカのスーパーは朝7時くらいから開店している)

行ってみて驚いた!
広い駐車場には、車がいっぱい。
駐車スペースを見つけるのも大変なくらい、大混雑していた。
サンクス・ギビング前だって、こんなには混んでいなかったのに・・・。
店内には、巨大カートに食料品を山のように積んだ人・人・人。

きっと、冬篭りの準備だと思う。


雪は今もなお降り続いている。
たぶん、10cm以上積もっただろう。
通りを走る車もほとんど見かけなくなった。


すごい雪だぁ

一かけらの雪も降らないうちに休校が決まった中学校。
子ども達は大喜び!
今日一日、遊び呆けるつもりらしい。

午前9時・・・雪なし。
午前10時・・・雪なし。
  ((( ケッ! 学校行けたじゃないか!)))
なーんて思っていたら、午前11時、降り始めた。
  ((( フン! どうってことないね!)))
なーんて思っていたら、お昼にはこの状態 (@_@;)。

たった1時間で、この有様とは・・・。
天気予報は正しかったし、学校の判断は的確だったのだ。
いやぁ、驚いた!

神奈川県で生まれ育ったドリとリオにとって、雪は年に数回お目にかかれるかどうかの貴重な存在。
極寒の中、しばし雪と戯れていた。


うちの横の道路では、スリップして立ち往生した車が2台。

ただ今、午後3時。
雪はしんしんと降り続いている。
今シーズン初の本格的な雪・・・なんだか大変なことになりそう (;_;)。

我が家の50年物のボイラーが壊れないことを祈るばかりだ。


雪のため休校

朝寝坊をした。
目が覚めたのが6時30分・・・いつもならお弁当を作り終えている時間である。
大慌てで子どもたちを起こし、お弁当を作りながら、朝ごはんの準備。
必死でやれば、何とかなるものだね。
出発時間ギリギリでお弁当が出来上がり、何とか子どもたちを送り出した。

・・・ホッ・・・

と思ったのもつかの間。
ドタドタと子ども達が帰ってきた。
『雪だから学校は休みだよ』と近所のオバサンに教えてもらったという。
確かに、今日は『雪』の予報が出ていた。
でも、まだ一かけらの雪も降っていない。

急いでテレビをつけて見ると、『雪のため休校』のテロップがどんどん流れていた。

この辺りでは、このような臨時休校のお知らせは、地元のテレビチャンネルで放送される。
ラジオでも流れる。
学校のホームページにも表示される。

でも、電話連絡は来ない。
まあ来てもうろたえるだけだから、来なくていいんだけどさ。

雪の予報が出ている日は、朝、必ずテレビをチェックしなければいけないと肝に銘じた。
それにしても、雪が降り出す前から休校を決めちゃう学校って、すごいよね。
アメリカ人の天気予報に対する信頼感は半端ではないと認識した。

はぁ・・・
今日はお弁当を作らなくてもよかったのだ。
ついでに、もう少し寝坊をしてもよかったのだ。
なんだか損した気分。


理科の実験???

リオの理科の先生からボタンダウンのシャツを持ってくるようにとのお達しがあった。
理科の授業にボタンダウンのシャツ・・・いったい何をするつもりなのか?

理科のノートを確認すると(リオたちは理科の教科書がない)、
  『綿とナイロンではナイロンの方が速く燃える』
なんてプリントがはさんであった。
まさかとは思うけど、ボタンダウンのシャツを燃やそうというのか?
勘弁してくれ~!
リオのシャツは、このためにわざわざ新調したバリバリの新品である。
いきなり燃やされてはたまらない。
でも、ヘビにネズミを食べさせた先生だ。
何をしでかすか分からない (-_-")。

だからと言って、持って行かせないわけにもいかない。
持って行かなかったら、きっちり『減点』される。
そして、その『減点』はそのまま成績に反映される。
ここは一つ、腹をくくるしかない。

恐る恐る持って行かせた。


リオが帰宅するや否や、私は尋ねた。
  「何に使ったの?」
と。
リオはもったいぶって言わない。
(やはり燃やされたのか・・・)
しつこく聞いたが、口を割らない。
(怪しい・・・)
最後の手段!
おやつと引き換えに、ようやく話を聞くことができた。
シャツは実験に使ったのだという。
その実験は・・・
  『シャツのボタンを何秒で留められるか?』
というもの (?_?) ヘッ?!
ごく普通にボタンを留めると何秒かかり、
親指を使わずに留めると何秒かかるか。
おのおの3回ずつ実験し、かかった時間の平均を調べたらしい。

((( この実験の目的はいったい何なんだぁ?! )))

これだけでも目が点になるのだが、さらに私をギョッとさせたのは、この実験のレポートを書けと言われたこと。
実験目的、自分の予測、実験方法、結果、結論・・・とマトモなフォーマットで書かなければいけない。
マトモとは思えない実験について、マトモなレポートを書くのは至難の業である。

今週末は、これに頭を悩ますことになりそうだ。


2008年12月18日木曜日

遠足に行けなかった

<<<ドリがField trip(遠足)に行けなかった>>>
こんな事が本当に起きていいのか?

火曜日はドリの学年のField Tripの日だった。
何週間か前に、遠足参加の同意書にサインをし(アメリカは遠足の時も親の同意が必要なのだ)、代金を添えてちゃーんと申し込んでいた。
ところが、その遠足に参加できなかったという。
何故だ?!
ESLの先生の一人がドリに理由を説明してくれたけど、ドリにはイマイチ分からなかったらしい。
もう一人のESLの先生は
  『ごめんなさい。ごめんなさい。・・・』
と何度もドリに謝ったそうである。
ってことは、今回の不始末の原因はこの先生か?!

何かにつけて、こまめに連絡をくれる(リオの宿題が出ていないとかリオの授業態度が悪いとか・・・)アメリカの先生。
今回もきっと連絡をくれるに違いないと思って、その日一日待った。
しかし、連絡は来ない。
都合が悪くなると音沙汰なしかい?

このまま有耶無耶に済ませるわけにはいかない!
次の日、学校に問い合わせたところ・・・
  あの日は7年生と8年生の遠足があった。
  ドリは7年生のところに行ってしまった。
  でもドリは8年生なので
  7年生の遠足には連れて行けない。
  そのときすでに8年生を乗せたバスは
  出発してしまっていた。
  結果、ドリは遠足に行けなかった。
というのが先生の説明。
分かったような分からないような・・・。
イマイチ釈然としないけど、先生も
  『二度とこのようなことが起きないようにします』
って言っているし、これ以上の抗議を英語でするのは大変面倒なので、この話はおしまいにすることにした。

でも・・・
アメリカの学校では遠足に行くとき、点呼を取らないのだろうか?
出発直前にトイレに行っていたら、どうするのだろう?
やはり、置いていかれるのか?

そんなんじゃあ、遠足の日はおちおちトイレにも行けないじゃあないか。
子ども達はドキドキ緊張して、バスの出発を待たなければいけない。
緊張するとトイレに行きたくなる。
でも、トイレになんて行っていたら、置いていかれる。
うーん・・・どうしたらいいんだぁ~!!!

ドリは淋しい想いをしたと思うよ。
でも気丈に振舞っていた。
遠足に行く代わりに、学校でこんなのを作っていたと楽しげに見せてくれた。

そうは言っても、辛かったろうな・・・。


2008年12月17日水曜日

クリスマス・プレゼント

クリスマス・プレゼントっていうのは、サンタクロースが子ども達に贈るものであり、親しい人同士で交換するものだとばかり思っていた。
が、ここアメリカでは違うらしい。
なんと、日頃お世話になっている人々全員にプレゼントを贈るのだ。

学校の先生も例外ではない。
子どもたちは各々、日頃の感謝をこめて先生にプレゼントを贈るそうだ。
うちの子供たちの場合は、ESLの先生に並々ならぬお世話になっている。
ここは、外すわけにはいかない。
日本のものを・・・と思って、風月堂のお菓子を用意した。

公立中学校の先生に贈り物をするなんて、日本では考えられない。
下手したら、贈収賄事件に発展する可能性だってある。
でもアメリカ(ここコネチカット州グリニッチ)では、ほぼ全員がプレゼントするから何もしないと相当目立つらしい。
何もしなかったら、『減点』なんてことあるのかな?

習い事をしている子たちは、もちろんその先生にプレゼントをする。
まあ、ここまでは良しとしよう。
エエッ?!と耳を疑ったのは、ゴミの収拾作業員、郵便配達人にもプレゼントをすると聞いたとき。
$10くらいのギフトカードを用意して、ゴミ箱の上やポストの中に置いておくんだって。
そうすると、勝手に取っていくとか・・・。
うん、確かにお世話になっているよなぁ・・・でも・・・。

いろいろ考え出すとキリがないし、
  《 郷に入れば郷に従え 》
アメリカの習慣に素直に従うことにした。

アメリカのクリスマス・プレゼントっていうのは、日本のお歳暮に似ているなぁ。


2008年12月15日月曜日

インフルエンザ予防接種

日本で予防接種といえば、病院に行って受けるもの。
ここアメリカでは、病院はもちろん、その辺にあるドラッグストア(薬局)でも、スーパーマーケット(!!)でも受けられる。
もっと気軽に受けたければ、ドライブスルー式で車に乗ったまま予防接種を受けられるところもあるとか・・・。

年が明けるとインフルエンザの季節。
毎年、毎年、インフルエンザの予防接種を受けなければ・・・と思いつつ、なかなか病院に行けなかった私。
だいたい私は病院が大嫌い。
ただでさえ嫌いな病院に病気でもないのにわざわざ行くのは、私にとってかなり面倒くさいことなのだ。
毎年11月12月と重い腰が上がらずグズグズしている。
気がつくと1月になっていて、その頃になると当初の意気込みはどこへやら・・・『今さら受けても遅いなぁ』なんて言い始め、結局、予防接種は受けずじまい。
そんなことが、ここ何年か続いていた。

でも、今年は違う。
アメリカでインフルエンザになったら面倒だ。
何が面倒って、病院に行くためには病院に電話して予約しなければいけないのだ。
これほど面倒なことはない。
予約無しで病院に行っても診てもらえないらしい。
うまく予約が取れればいいけど、予約が取れなかったら・・・?
インフルエンザは発症後48時間が勝負だというのに・・・。

そんな風に考えたら、急に腰が軽くなった。
で、今日、早速病院に行って、インフルエンザの予防接種を受けてきた。
これで、今年は大丈夫 (^o^)v!


余談ですが・・・
友人K原さんはアメリカでインフルエンザに罹ったとき、病院には行かず気力(!)だけで治したらしい。
すごい気力だと思う。


先週HAPPYそして今週は?

先週もいろいろあったけど、全体的に見るとHAPPYな一週間だった。

ブログに書いたけれど・・・
ボッタクリ詐欺にあったに違いないと諦めていた食器棚が届いた。
一度諦めたものが届くと、妙に得した気分になるから不思議だ。
実際は何も得をなんてしていないんだけどね。

ドリとリオが奇跡的に表彰状をもらった。
こんなことは二度と起きないだろう。

そして、なんと! 
プリウスが納車されたのだ!!
年内納車は絶望的に思われたプリウス。
それが先週の金曜日、我が家にやってきた。

アメリカに来て以来、一番HAPPYな一週間だったような気がする。
ニタニタ浮かれ気分の私・・・。
そんな私に冷や水を浴びせるような事を言うヤツがいる。
ドリだ。
  「良いことの後には悪いことがあるって言うから、
   気をつけたほうがいいよ。」
と冷静沈着に言い放つ。

うっ・・・うちのドリときたら・・・

『悪い事の後には良いことがある』とは言うよね。
悪い事続きの人を励ますために。
でも、その逆は言わないよね。
折角、気分良くしている人を地獄に落とすような事、言ってはいけない。

ドリの冷たい一言なんて、気にしない、気にしない!
・・・と言いつつも、今日一日、心のどこかに引っかかっていた。
今週、本当に災いがやってくるのか?
とりあえず、車の運転はいつも以上に気をつけることにしよう。


ネット接続、不調!

土曜日、日曜日の2日間、ネットに接続できない状態が続いた。
かなり困る。
メールは見れないし、ブログの更新もできない、インターネットで何かを調べようにも調べられない。
子ども達は、You-Tubeでアニメを見るのを楽しみにしているのに、それも出来ない。
こうなって思ったんだけど、私たちは知らず知らずのうちにインターネットに依存した生活を送っていたのだなぁ・・・。
今やインターネットは生活必需品の一つになってしまった。

今日の午前中、夫がネット会社に問い合わせたところ、
  「今は動いているはずだから、試してみてくれ。」
と言われたらしい。
で、やってみたら動いた!
過去2日間の不具合については、ノーコメント・・・。

過去には囚われないのがアメリカ人?!


2008年12月13日土曜日

書初め指導のお手伝い

補習校から、お正月明けに行う『書初め』のお手伝い募集のお知らせがあった。
補習校ってところは、必要最小限の教職員で運営されているので、書初めのように人手が必要なときは親が出て行って手伝うことになる。

夫は習字が出来る。
  「ただ出来るだけではなくて、かなり上手いのだ!」
本人が常々自慢している。
だったら・・・
  『ここは夫の出番でしょう!』
と思って、夫に話した。
が、夫は行きたくないと言う。
無理やり行かせると機嫌悪くなるしなぁ・・・。
本人が行きたくないのだから仕方ない。
了解!今回はパスね。

さて、この会話を隣室で固唾を呑んで聞いていた人がいる。
リオだ。
リビングに戻った私にリオが小さな声で聞いてきた。
  「パパは書初めのとき、来るの?」
今回は行かないことを伝えると、
  「そうか (^_^)!」
と一言。
その一言の中には、目いっぱいの安堵感が漂っていた。
ちょっと気になったので、リオに理由を尋ねてみた。
リオの答えはこう・・・
  「イヤって訳じゃあないけど・・・
   この前、漢字テストの見張りをしたとき、
   黒板に答えを書いちゃったじゃん。
   今度はパパが自分で書き初めを書いて、
   『これでいい!』とか言い出しそうじゃん。」

うーん、確かに・・・あり得ないことではない。
本人も行く気ゼロだし、やはり今回はパスさせてもらいましょう。


2008年12月12日金曜日

表彰状 (@"@)

信じられないことに、ドリとリオが表彰状をもらった。
補習校の作文(!)コンクールで。
佳作だけど・・・。

信じられない!
正直言って二人とも文章を書くのが大の苦手。
それなのに、なんでもらえたのか?
それは、たぶん補習校だから・・・。
補習校に通う子の半数くらいは、
  『日本語より英語が得意!』
って子たちなのだ。
母集団が違うと、こんな奇跡も起きるんだね。

それでも、私は聞いてしまった、
  「ねえねえ、
   優秀賞の子以外は全員佳作だったの?」
と・・・。
(どうも、そうでもないらしい)


2008年12月11日木曜日

理科のテスト

今週、リオの理科のテストがあった。
宇宙に関するテストだ。
英語が読めないリオにとって、理科のテストはかなりシンドイ。
でも、0点はまずい。
1点でもいいから、点を取らせないと・・・。
とりあえず太陽系の惑星の位置を覚え、惑星の名前を英語で書けるようにした。
それと、あと少々の知識を一夜漬け状態で詰め込んでテストに臨んだ。

もう一つ、
  ”Can I use my translator?"
   (電子辞書を使ってもいいですか?)
と書いた紙を筆箱に忍ばせた。
少しでも問題文が理解できれば、答えられる問題もあるはずだ。

迎えた当日・・・。
リオが聞くより先に、
  「電子辞書を使っていいよ」
と先生が言ってくれたらしい。
ヘビ好きの怖い先生だけど、優しいところもある。

テスト問題は全て選択式。
助かった!
記述式問題だけだったら全滅かもと心配していたのだ。

私  「少しはわかった?」
リオ 「うん、少し。」
私  「でも、とりあえず答えは書いたんでしょ?」
リオ 「分かる所はね。」
私  「選択式なんだから、全部答を書いたんだよね?」
リオ 「ううん、分からない所は飛ばした。」

エーーーッ?!
なんで全部書かないのよ??
適当に書いておけば偶然当たる場合もあるわけじゃん!

ママはね、昔、共通一次試験(今のセンター入試)を受けたとき、漢文がまるで分からなくて、仕方ないから全部”2”にマークしてきたよ。
そうしたら、ちゃんと何点かは取れたんだから。
(後で担任の先生にこっぴどく叱られたけど・・・。)

リオは、
  「そんないい加減なことをしちゃあいけないと思った。」
と言う。
まったく、もう!
いっつも『いい加減』を絵に描いたような生活をしているくせに、何でこんな時だけ律儀になるのよ。
信じられない。

まあ・・・
潔いといえば潔い。
融通が利かないといえば融通が利かない。

それにしても、こんな時に限って・・・と思ってしまう私。


ブウのカット~家族の反応

懸案だったトリミングを終えて、一回りも二回りも小柄になり、まん丸顔に変身したブウ。

下校したドリの第一声は、
  「ギャハハハハァ~!」
だった。
何もそこまで笑わなくていいじゃんって言うくらい笑い転げ、
最後に止めの一言を発した。
  「頭でっかち!」
・・・やっぱり、そう思う?・・・
・・・だよね、私もそう思う・・・


リオは、
  「おばあちゃんに似ている!」
と言った。
私の実家の母(リオのおばあちゃん)に似ていると言うのだ。
これは理解困難。
どこをどう見ると母に似ているのか???
わからない (-_-;)。
リオの感性には付いていけないと感じるときが、たまにある。

そう言えば、以前、
  「みのもんたと小泉首相は同じ人だよね?」
と言って、私を非常に驚かせたことがあった。
リオの目から見ると、この2人はとても良く似ていて、どうしても見分けが付かないらしい。
こうゆう場合、目の検査をするべきか、頭の検査をするべきか・・・悩む。


夫は、
  「いいじゃん!」
と言った。
本当にそう思っているのか・・・。
もしここで夫が『なんか変だな』なんて言おうものなら、
私は我が意を得たりとばかりに、
『明日にも他のお店でカットし直してもらうから予約してね』
なんてことを言い出したかもしれない。
それを懸念して、ああ言ったのか・・・。
わからないけどね (^_-)。


さて、一日経てば見慣れると思ったブウのまん丸顔。
が、一日では無理だった。
一夜明けた今日も、ブウの顔を見て思わず笑ってしまった。
ゴメン、ブウ。
一週間経てば、きっと見慣れると思うよ。


2008年12月10日水曜日

ブウ帰宅

  「トリミングが終わったら電話しますよ。」
って言われたから、電話を待っていたんだけど電話が来ない。
夫に話たら、
  「迎えに行けば?」
と言う。
んじゃ、そうしましょうか。

重い腰を上げて迎えに行くと、トリミングは終わっていた。
電話くれるって言ったのに、なんで電話してくれないのよ~?!
まあ、いいや・・・そんなことより、ブウのこと。
どんな風采に仕上がっているのか・・・。

トリミング室から出てきたブウを見て、びっくり!
身体はすっかりスマートになっているのに、顔がまん丸。
トリマーさんに
  「満月みたいですねぇ。」
って言ったら、
  「うーん、かわいい!!」
ときた。
なんとなく頭と身体のバランスが悪いような気がするんだけど、そんなことない?
トリマーさんの目から見ると、そんなことはないらしい。
何度も何度も、
  ”Cute!!"
を連発していたから。
自分のカットにかなりの自信をもっている様子。
  (((まあ、いいか。
    見慣れてしまえば、どうってことないだろう。)))

ブウはトリミングの間中、GOOD BOYだったそうな。
  「怖がっていなかった?」
って聞いたら、即座に、
  ”NO!"
と言われた。
トリマーさんには『自分は犬に好かれている』という自負があるのかもしれない。
でも、実際は震えていたと思うよ。
だって、ブウは無類の怖がりなんだもん。

そうそう、肝心なブウの風采を・・・

まん丸顔でしょ?!
おまけに、頭でっかちだよねぇ。

ブウ、トリミングに行く

トイプードルというのは、本当に飼い易い犬である。
何がいいって、毛がほとんど抜けないところがとにかくいい。
普通、犬は春と秋に毛が生え変わる。
そして大量の毛を撒き散らす。
その時期でもほどんど抜けない。
だから『目くじらをたてて家中掃除機をかける』なんて手間がかからない。
ズボラな私にぴったりの犬だ。

その代わり、毛が伸びる。
人間の髪の毛と同じで、際限なく伸びるらしい。

我が家のブウは6月の出国前に日本で最後のトリミングをしてもらった。
あれから約半年・・・『美容院に電話を掛けるのが面倒くさい』という飼い主の身勝手な怠慢のために、これまで一度も美容院に行っていなかった。
(途中で一度、私が適当にカットしたけどネ)
その結果、毛はボサボサ伸び放題・・・。

見るに見かねた夫がついに電話を掛けてくれた。
そして、今日がそのトリミングの日。
私がこうしてブログを書いている今このとき、ブウは美容院のシンクの中でガタガタ震えているに違いない。
頑張るのだぞ!
どんな風采になって帰ってくるのか楽しみにしているよ。


食器棚配達人

前回のブログの続き。

さてさて我が家の裏庭までやってきた食器棚。
トラックの荷台から下ろされ、台車に乗って勝手口のところまで運ばれてきた。
すると、配達人はその場に食器棚を置き、
 ”Thank you. Bye!"
と言って立ち去ろうとする。
えッッ?? ちょーっと待って!
食器棚は勝手口のに放置された状態じゃん。
そりゃ、困るよ。
 「家の中に入れてもらえませんか?」
とお願いした。
すると配達人は、
 「ボクの仕事は、ここまでだから。」
と言う。
建前はそうかもしれないけど、食器棚を外に置いていくなんて、あまりにヒドイ話だと思わない? って言いたかったけど、とっさに英語が浮かばず、仕方ないからこう言った。
 「私、そんなに力持ちじゃあないから、
  これを家の中に入れるのは無理なのよ。
  (曇り空を指差しながら)雨が降るかもしれないし・・・。
  お願いだから中に入れてくださいな。」
まあ、半分泣き落としみたいなものですな。
すると、配達人は、
  「家の中まで運ぶには
   EXTRA CHARGE(特別料金)が必要なんだよ。」
と言い出した。
こうゆう時の私の決まり文句はコレ。
  「ごめんなさい。
   英語が話せないので難しいことはわかりません。」
本当に込み入った話は分からないんだもん。
でも、このまま帰らせてはならじと、重ねてお願いする。
  「食器棚をここに置き去りにされると
   本当に困るんですよ。」

すると、配達人は笑って(苦笑だったかも)、
  ”OK!"
と言って、中に運んでくれた。

このオバサンには何を言っても無駄と思ったのか、
こんな押し問答をしているより運んだほうが早いと思ったのか、真意のほどは定かではない。

中に運んでもらったついでに、あとひと頑張り・・・設置場所まで運んでもらった。
(図々しい?)
私は知りうる限りの感謝の言葉を彼に浴びせ、チップも弾んだ。
そして、今度こそ本当に
  "Bye!"
した。

心優しい配達人で本当に助かった。


2008年12月9日火曜日

食器棚

食器棚を発注したのは初夏の頃。
あれから4ヶ月半が経過した。
もちろん、その間、手をこまねいてひたすら待っていたわけではない。
何度となく販売元に催促をした。
その度に、
  「今月中には・・・」
  「今週末には・・・」
  「今週中には・・・」
と蕎麦屋の出前もどきの返事を頂き、
さらに10月頃には、
  「重病になってしまった」
と誰も信じない(少なくとも私は信じない!)ような言い訳をし、
おまけに11月中旬には、
  「もう発送したはずだ」
と言い出した。

発送したなら、近々届くはず・・・。
ああ、それなのに!
1週間待ち、2週間待ち・・・でも食器棚は届かない。
我が家では12月に入ってから、
『詐欺に引っかかってしまったのではないか』
という話まで飛び出していた。
訴訟をすれば勝てるだろうけど、そのために費やさなければならない労力と費用を考えると、悔しいけど、ここは泣き寝入りするしかないのではないか・・・そんな話もしていた。
かなりどんより暗い雰囲気が立ち込めていた。

グズグズ考えても仕方ないので、またまた販売元に催促メールを送ってみたのだが、梨の礫(つぶて)。
ますますもって怪しい!
やはり引っかかってしまったのか・・・。

そして、ここ3日ほどは、
  『食器棚は来ない!』
ってことになっていた。
待つだけ無駄、空しくなるだけ。
どこかで他の食器棚を探そう!・・・と。


ところがですよ
今日の午後、やってきたんですよ。
食器棚が!!
何の前触れもなく、本当に突然に!

誰かが来たから玄関を開けると、そこにいたのは配達人っぽいお兄さん。
  「荷物の配達にきました」
って言うから、ハイハイと荷物を受け取ろうとしたら、
  「大きい荷物だから、裏庭から渡すよ」
と言う。
ヘッ???って顔をしたら、
  「大きな家具だよ」
と言う。
  「食器棚?」
って聞いたら、
  「そんなことは知らない」
と言う。
・・・まさか食器棚?・・・まさかネ・・・
頭の中がグルグル回る。
矢も盾もたまらず、裏庭に走り、トッラクを待ち伏せ、荷台の扉が開くのを見守った。
トラックの荷台の中にあったのは、保護材で包まれた食器棚!

俄かには信じられない気分だった。
半分いや90%は諦めていただけに、嬉しさもひとしお (^o^)//。
今日は子ども達がどんな悪行を働いても、笑って許してあげられそうな気がする。
今日だけだけどネ。

これが待ちに待った食器棚。

どうってことない、ごく普通の食器棚でしょ?!
どうしてこんなに時間が掛かったのか・・・今もって不明。
でもまあ、ちゃんと届いたから、良しとしよう!


2008年12月8日月曜日

たまご

噂なんだけれど・・・
アメリカのスーパーで売っている卵は生では食べられない。
生で食べると、お腹を壊すとか・・・。
生はダメだけど、半熟ならOKなんて噂も聞く。

これで困るのが、すき焼きのとき。
すき焼きには、生卵が付きモノじゃない。
生卵がないすき焼きなんて・・・ねぇ?!
そこで登場するのが、日系スーパーに売っている
『地鶏のたまご』。

これが生食OKの唯一の卵らしい。
バカ高い!
12個入りで約$6。
1個50円也。
溜息が出そうな値段だけれど、すき焼きのときは買ってしまう(というか買わざるを得ない)。

これを買うと、その後2,3日の朝食メニューは決まる。
『卵かけゴハン』。
日本にいるときは、卵かけゴハンは朝寝坊をしたときの手抜き中の手抜きメニューだったけど、アメリカに来てからはかなりの贅沢メニューに昇格した。
1ヶ月に一度、食べれるかどうかわからない『卵かけゴハン』だから、これを出すと子ども達は大変喜ぶ。
手間がかからないから、私も大変喜ぶ。
みんながHAPPYになれるメニューなのだ (^_^;)。

ところで、アメリカの卵・・・本当に生で食べるとお腹を壊すのだろうか?
一度、試してみたいけど、自分の身体を張ってまで試すことでもないしなぁ。
どなたか試してみませんか?
求ム、勇気アル人!


またまた雪

日曜日の朝、目覚めたら、外は一面の銀世界。
先週末の雪よりちょっと多め。
またまた嫌がるブウを引きずって散歩に出ると、何を思ったのか、雪の中に鼻を突っ込んで必死で臭いをかいでいた。
臭い嗅ぎ終了後のブウの顔がコレ。

鼻のまわりに、雪がこびりついている。
気温が低いから、毛に付いた雪はなかなか解けない。

家に帰って見てみると、足の毛にもいっぱい雪がこびりついていた。
本当に冷たそう・・・。
ブウにもスノーブーツを買ってあげようかなぁ。
アメリカではまだ見ていないけど、日本では売っていた。
小さな
4足セットの犬用ブーツ(犬の足は4本だからね)
いや、その前にコートを買ってあげないと・・・。
この寒さの中を裸ン坊で歩かせるのは可哀想だ。
近々、ペットショップに行ってみよう (^_^)/。

朝の天気予報によると、今日の最高気温マイナス2℃、最低気温マイナス5℃。
コネチカットは寒いです。


2008年12月7日日曜日

補習校の宿題・ことわざ

毎週、毎週、補習校の宿題が出る。
それも結構な量・・・。

今週の国語の宿題は『慣用句』『ことわざ』『四字熟語』。
普段、普通に使っている言葉でも、改めて問われるとなかなか出てこないものだ。
(これも歳のせいだろうか・・・)

さて、今回、一番苦労したのがこの問題。

《問題》 ( )の中にはどんな生き物の名前が入りますか。
         (    )がいい   
         意味:自分の都合ばかり考えること

リオ&ドリ&私の3人で、1時間以上、悩みに悩んだ。
が、思い浮かばない。
  『三人寄れば文殊の知恵』
なぁーんてことわざがあるけど、これはウソだね。
三人寄って逆立ちしたって、文殊サマにはかなわない。
まあ、今回の場合、集まった3人の頭脳レベルに多大な問題があったと言えなくもないのだが・・・。

最後はインターネット頼み。
いろいろ検索を繰り返していくうちに、ようやくヒットした。
答えは・・・
  ()がいい

わかってみれば、どうってことない言葉。
日常的に使う慣用句である。
どうして、この言葉がパッと閃かなかったのか?!

悔しーーーーーいッ!!


2008年12月6日土曜日

ピギー・レース

昨日の晩ゴハンのときのこと。
ドリが突然、
  「今日、ピギー・レースがあって、
   私たちのクラスが優勝したんだよ!」
と言った。
そして、
  「ヘッッ??? ピギー・レースって何?」
と聞いている私を無視して、さっさと席を立ちリビングに消えてしまった。
    ((( まったく行儀が悪いんだから・・・ )))
    ((( 食事中に中座するんじゃない!! )))

で、戻ってきたとき手にしていたのがコレ。

ブタのぬいぐるみ。
クラスの子全員に優勝商品として一つずつ配られたらしい。
このブタ、ただのブタではない。
電池を入れると、シッポをフリフリ、お鼻をヒクヒク動かし、トコトコ歩く。
おまけにブヒブヒ鳴いたりする。
はっきり言って、2歳児が大喜びしそうなおもちゃである。

それをもらったと言って、大喜びしているドリ。
キミの頭も2歳児並みってことか・・・フム・・・。
そして、それを見て思わず、
  「ちょーうだい!!」
と叫ぶリオ。
うちの子供たちの精神年齢はいかばかりか、
機会があれば調べてみたいものである。

話を元に戻して、ピギー・レースの話。
ピギー・レースっていうのは、ブタのレース。
もらってきたブタの3倍くらいの大きさのブタのぬいぐるみが各クラスに1つずつ配られる。
そのブタにクラスのみんなで帽子をかぶせたり、洋服を着せたり・・・思いっきりデコレーションして楽しむ。
そして、かわいく着飾ったブタを体育館に持ち寄り、レースをするらしい。
レースそのものは、いったって単純。
一定距離を歩かせて、先にゴールした方が勝ち。
言ってみれば、ブタの徒競走のようなもの。

ここで、疑問が一つ。
同じ製造ラインで作られたブタのぬいぐるみの性能は同じはず。
勝負が付かないのではないか?

ところが、そうでもないらしい。
ブタによって、右に曲がってしまったり、左に曲がってしまったり・・・いろいろ違う動きを見せる。
ドリたちのクラスのブタは、ひたすら真っ直ぐ歩くいい子ちゃんだったから、優勝できたとか・・・。

ふーん。
この勝負、子どもの努力なんて関係ない。
  『そのクラスにどのブタが配られたか』
これが勝負の分かれ目である。
運だけがすべてですな。

それでも!!
子ども達はかなり盛り上がったらしい(^o^)(^o^)///。
まだまだ可愛いところが残っているじゃん。

ちなみに、このピギー・レース、Middle School(!)のイベントです。
もちろん、授業時間を削って開催されました (-_-")。
             優勝記念の写真


2008年12月5日金曜日

甘エビ

甘エビは私の大好物。
でも、アメリカに来てから一度も口にしていなかった。
だって、売っていないんだもん・・・。
ところが!
昨日、日系スーパー・大道に行ったら、甘エビがあった!

実は、ここ2日ほど魚料理が続いていたから、昨日は肉料理にしようと思っていた。
でも、あの甘エビを見たら、買わずにはいられない。
そこで、急遽予定変更。
マグロとハマチのお刺身も買い込み、海鮮丼にした。

甘エビの頭もお味噌汁に入れて・・・余すことなく頂きました (^o^)/。

満足、満足!

鼻血の止め方

鼻血が出たら・・・
我が家では、ティッシュを小さく丸めて鼻の穴に突っ込む。
ヘタに止めないで鼻血を出すだけ出しちゃった方がいいと言う人もいるようだが・・・。
我が家は、とりあえず止めてしまう。

今日の3時間目の授業中、リオが鼻血を出した。
鼻でもほじっていたのではないかと疑ったら、
  「何もしていないのに出てきたんだよ。」
と言う。
もしそうだとしたら、それはそれで問題である。
悪い病気かもしれない・・・。
でも、たぶん『何か』していたんだと思う。

さてさて、アメリカの学校で鼻血をだすと、保健室に連れていられる。
たかが鼻血一つで大袈裟!
ティッシュを1枚もらえば済む話なのに・・・。
そこで、スクール・ナースからティッシュをもらい、鼻全体をティッシュで覆った上から指で鼻をつまむ。
両方の鼻の穴を塞いでしまうので、口をポカンと開けたマヌケ状態になる。
そして、その体勢で鼻血が止まるまで、じっとしている。
これが、『アメリカ流鼻血の止め方』 (^_^)。


2008年12月4日木曜日

アメリカの教科書は貸与される

日本の教科書は文部科学省から(?)支給される。
つまり、自分のものになる。
が、アメリカの教科書は学校から(?)貸与される。
つまり、その教科書の勉強が終わったら学校に返却する。

教科書の表表紙の裏にはこんな紙が張ってあって、その教科書を使った人の名前が書かれている。

みんなで使いまわしするものだから、教科書に書き込みなんてしてはいけない。
(とは言え、よく見ると所々に小さな書き込みはしてあるのだが・・・)
もし汚したり紛失したりした場合は、罰金を払うことになるらしい。

みんなで使い回しするものだから、丈夫にできている。
ほとんどの教科書がハードカバー・・・かなり重い。

毎日持ち運ぶのは大変だから、宿題がなければ学校のロッカーに置いてくる。
なぜか数学の教科書だけは、ソフトカバー。

教科書の端に3つ穴が開いていて、3穴バインダーにはさむようになっている。
こうすれば、ソフトカバーの教科書もそんなに痛むことはないから。

合理的といえば合理的。
でも、あとで分からない事が出てきたとき、『教科書を見直す』なんてことは出来ない。
手元に教科書がないのだから・・・。


そうそう、日本のルーズリーフは26穴が主流だけど、アメリカのは3穴が主流。
使い始めた当初は心もとない感じがしたが、使ってみると意外と大丈夫。
穴のところで紙が切れるなんてことは、ほとんどない。
さらにプリントなども穴を3つ開けさえすれば同じバインダーにどんどん挟み込めるので、とっても便利だったりする。

だけどね・・・
アメリカの文房具は、全般的に使いにくい。
まず、ノートの紙がとっても薄い。
ペラペラなのだ。
消しゴムを使うときは、グシャグシャにならないように注意が必要。
消しゴムは消えない。
私は日系の本屋さんでMONO消しゴムを買って愛用している。
ホッチキスも、穴あけパンチも、セロハンテープも・・・使いにくい。
ポストイット(付箋)は目が飛び出るくらいバカ高い!

日本の¥100ショップで買い物したいよ~!


2008年12月3日水曜日

落葉の撤収

この辺りの家の庭には、樹高10mを越す大きな木がいっぱい植えてある。
そして、そのほとんどが落葉樹。
落葉の量も半端ではない。
葉っぱが落ち切るこの時期には、道路のそこかしこに枯葉の山が出来ている。

こうして道路脇に集めておくと、いつの日かタウンの落葉撤収隊がやってきて、回収してくれるという話なのだが・・・。

本当に来るのか?
いつ来るのか?

落葉の山ができて、1ヵ月半。
このまま放置され続けて、やがては腐葉土と化すのではないかと思い始めた頃、ようやく落葉撤収隊がやってきた。

大型トラック4台、大型ブルドーザー1台、小型ブルドーザー1台、作業員多数という大掛かりな体制で・・・。
まず、大型ブルがガァーッとおおまかな落葉を回収し、トラックに積む。
その後、残った落ち葉を作業員がブロワーで小型ブルのバスケット部分に集める。
で、小型ブルが落葉をトラックに積むと、これで作業終了。
意外とキレイに片付けてくれる(正直言うと、もっと大雑把かと思っていた)。

この落葉撤収隊、最近、街のあちこちで見かける。
街全体がスッキリしてきた印象・・・。
もうすぐ本格的な冬が始まる。


2008年12月1日月曜日

4連休だから・・・

せっかくの4連休だから、
  「何か作りたい!」
とリオが言った。
何を作りたいのか尋ねると、
  「ケーキ!」
と答える。
それじゃあ、たまにはケーキでも焼きましょうかね。
なんて話をしていたら、横からドリが口をはさんできた。
  「うんうん! 食べたい!!」

そう・・・
我が家では息子は『作りたい』と言い、
娘は『食べたい』と言う。
確かに小さい頃から
 「男の子だから・・・」
 「女の子だから・・・」
って言葉は出来るだけ使わないように育ててきた。
その成果がこんな所に妙な形で現れてしまったのかも。
しかし、娘よ、そんなことでいいのか?
母はだんだん不安になってきたぞよ。

てな訳で、リオは楽しそうにお手伝い。
(その間、ドリは趣味の読書にいそしんでいた)

出来上がったのは、ピーチ・タルト。
本当はピーチ・ケーキの予定だったんだけど、卵の泡立てが不十分だったためスポンジ部分がタルト生地のようになってしまった。
それならば・・・と、名称変更で『ピーチ・タルト』とあいなりました (^^;)。