前回のブログの続き。
さてさて我が家の裏庭までやってきた食器棚。
トラックの荷台から下ろされ、台車に乗って勝手口のところまで運ばれてきた。
すると、配達人はその場に食器棚を置き、
”Thank you. Bye!"
と言って立ち去ろうとする。
えッッ?? ちょーっと待って!
食器棚は勝手口の外に放置された状態じゃん。
そりゃ、困るよ。
「家の中に入れてもらえませんか?」
とお願いした。
すると配達人は、
「ボクの仕事は、ここまでだから。」
と言う。
建前はそうかもしれないけど、食器棚を外に置いていくなんて、あまりにヒドイ話だと思わない? って言いたかったけど、とっさに英語が浮かばず、仕方ないからこう言った。
「私、そんなに力持ちじゃあないから、
これを家の中に入れるのは無理なのよ。
(曇り空を指差しながら)雨が降るかもしれないし・・・。
お願いだから中に入れてくださいな。」
まあ、半分泣き落としみたいなものですな。
すると、配達人は、
「家の中まで運ぶには
EXTRA CHARGE(特別料金)が必要なんだよ。」
と言い出した。
こうゆう時の私の決まり文句はコレ。
「ごめんなさい。
英語が話せないので難しいことはわかりません。」
本当に込み入った話は分からないんだもん。
でも、このまま帰らせてはならじと、重ねてお願いする。
「食器棚をここに置き去りにされると
本当に困るんですよ。」
すると、配達人は笑って(苦笑だったかも)、
”OK!"
と言って、中に運んでくれた。
このオバサンには何を言っても無駄と思ったのか、
こんな押し問答をしているより運んだほうが早いと思ったのか、真意のほどは定かではない。
中に運んでもらったついでに、あとひと頑張り・・・設置場所まで運んでもらった。
(図々しい?)
私は知りうる限りの感謝の言葉を彼に浴びせ、チップも弾んだ。
そして、今度こそ本当に
"Bye!"
した。
心優しい配達人で本当に助かった。
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