2008年12月11日木曜日

理科のテスト

今週、リオの理科のテストがあった。
宇宙に関するテストだ。
英語が読めないリオにとって、理科のテストはかなりシンドイ。
でも、0点はまずい。
1点でもいいから、点を取らせないと・・・。
とりあえず太陽系の惑星の位置を覚え、惑星の名前を英語で書けるようにした。
それと、あと少々の知識を一夜漬け状態で詰め込んでテストに臨んだ。

もう一つ、
  ”Can I use my translator?"
   (電子辞書を使ってもいいですか?)
と書いた紙を筆箱に忍ばせた。
少しでも問題文が理解できれば、答えられる問題もあるはずだ。

迎えた当日・・・。
リオが聞くより先に、
  「電子辞書を使っていいよ」
と先生が言ってくれたらしい。
ヘビ好きの怖い先生だけど、優しいところもある。

テスト問題は全て選択式。
助かった!
記述式問題だけだったら全滅かもと心配していたのだ。

私  「少しはわかった?」
リオ 「うん、少し。」
私  「でも、とりあえず答えは書いたんでしょ?」
リオ 「分かる所はね。」
私  「選択式なんだから、全部答を書いたんだよね?」
リオ 「ううん、分からない所は飛ばした。」

エーーーッ?!
なんで全部書かないのよ??
適当に書いておけば偶然当たる場合もあるわけじゃん!

ママはね、昔、共通一次試験(今のセンター入試)を受けたとき、漢文がまるで分からなくて、仕方ないから全部”2”にマークしてきたよ。
そうしたら、ちゃんと何点かは取れたんだから。
(後で担任の先生にこっぴどく叱られたけど・・・。)

リオは、
  「そんないい加減なことをしちゃあいけないと思った。」
と言う。
まったく、もう!
いっつも『いい加減』を絵に描いたような生活をしているくせに、何でこんな時だけ律儀になるのよ。
信じられない。

まあ・・・
潔いといえば潔い。
融通が利かないといえば融通が利かない。

それにしても、こんな時に限って・・・と思ってしまう私。


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