2009年12月29日火曜日

羊50匹

朝、起きてきたリオが、
  「昨日の夜は全然眠れなかったから、
   羊を数えたんだ。」
と言う。
それは大変!
不眠症になったのか?
心配しながら、
  「で、何匹まで数えたの?」
と尋ねたら・・・
  「50匹!

((((( ガクッッッ )))))
確かにいつもは『お休み3秒』、羊を3匹数える前に深い眠りに落ちるリオにとって、50匹は記録的な数だ。
けど、世間一般の常識から言うと・・・ねぇ?


よくよく聞いたら、12時になっても眠れなかったから羊を数え始めたらしいんだけど・・・。
今度からは12時まで待たずに、11時になったら数え始めなさい。
100匹くらいで眠れると思うよ、たぶん。


2009年12月28日月曜日

レア物 $2紙幣

家庭教師のピーターがクリスマスプレゼントとして持ってきてくれたもの。
それが2ドル紙幣!

こんなの見たことある?
私は1年半のアメリカ生活で初めて見た。

一般に流通しているアメリカの紙幣は、$1、$5、$10、$20。
$50、$100もあるが、ほとんど見かけない。
なぜなら・・・銀行のキャッシュディスペンサーで出てこないから。
たとえばキャッシュディスペンサーで$200引き出そうとすると、出てくるのは$20紙幣10枚。
$100紙幣2枚じゃあない。

それでも$50、$100紙幣は見たことがある。
日本出国時、日本の銀行で円→ドル換金したらこの2種類の紙幣が入っていたから。
(つまり、私が見た$50、$100紙幣は日本で入手したものであって、アメリカで入手したものではない。)

しかし、$2紙幣となると・・・ホントにお初ッ!!
目を真ん丸くする私に、ピーターは自慢げにニターッと笑い説明してくれた。
ピーターはこれをインターネットで発注し手に入れたらしい。
(US Treasuryがどうのこうの、US Mintがどうのこうの・・・と言っていたが、詳細は不明 ^_^;)
それも$2紙幣32枚が印刷された無裁断(!)のシートを購入したとか。

で、それを自分でチョキチョキ裁断し、クリスマスプレゼントとして教え子に配っている。
我が家には、2枚綴りの状態でやってきた。
半分に切れば、普通に使える(買い物が出来る)という。

マジっすか?!
かなり懐疑的な私 。

ピーターはお札に印刷されている記番号を指差し、
  「ほら、ちゃんと番号だって違っている。
   本物だよ。」
と言う。

うーーーん、確かに・・・。

が、そこまで言われても、使う勇気はないなぁ。
流通量の少ない$2紙幣。
お店で出したら相当怪しまれそう。
おまけに、裁断するのは自分!
どんなに注意して切っても、大きさがズレるよね。
それに・・・
  写真の$2札をよーく見て。
  右と左で余白部分の幅が違っている。
  こんなお札が本当に通用するのか?

もしも偽札容疑で逮捕されたりしたら・・・
私の英語じゃあ、申し開きできない。
刑務所に放り込まれちゃうかも。

という訳で、頂いた$2紙幣は家宝として大切に保存することにしました。
ピーター、貴重品(珍品?)をありがとう!!


2009年12月26日土曜日

ビデオ作成

世の中(特に日本)は師走(シワス)
『忙しくて師匠も走る』から師走って言うんだって。
そんな時期なのに私は朝からダラダラとパソコン遊び。
こんな事でいいのか?
いいわけない。
大掃除しないと・・・。
今日はクッキーを焼こうと思っていたのに・・・。
気持ちはあっても、身体が動かず、ドテッとソファーに座り込みパソコンと睨めっこ。

そしたら、面白いサイトを見つけた。
自分でビデオ(動画)の作成が出来る。
タダで作れると書いてあるし、面白そうだし、ヒマだし(←本当にヒマなのか?!)、試しに作ってみることにした。

まずは家族全員の写真撮影。
このような時、我が家族はすこぶる非協力的だ。
写真の1枚や2枚、黙って撮らせてくれればいいものを、
  「何に使うつもり?」
と、いちいち理由を問う。
それだけならまだしも、カメラを向けて、
  「さあさあ、ニッコリ笑ってぇ。」
とリクエストをしても、
  「無理ッ! 笑えない。」
と、苦虫を噛み潰したような顔をする。
渋る子どもを
  「何でもいいから、とにかく笑え!」
と脅し、ようやく撮影終了(疲)。

写真さえ手に入れば、こっちのもの。

サイトに入り込み、指示通りに作業を進める。

デモ版完成

ワクワクしながら出来上がったビデオのプレビューを見る。

なかなか良い。

セーブ。

すると、ここで思いも寄らないメッセージが表示された。
『この動画をダウンロードするためには
$4.99必要です!』

えええええーーーーーっ?!
タダって言ったじゃん、タダ、タダ、無料!!
最後の最後で金銭を要求するなんて、やり方が汚いぞ!
  『ええい! 問答無用、斬捨御免!!』
とばかりに、このサイトとの縁をバッサリ断ち切れればいいのだけれど・・・。
残念ながら、そんな風には考えられないんだなぁ。

せっかく苦労して作った私のビデオ。
このままサヨナラするのは、あまりに名残惜しい。
$4.99(¥500弱)で手に入るなら・・・
   欲し~い!!

と思うのが世の常、人の常、私の常。
 
まんまとサイトの罠にはまり、お買い上げ。
私って催眠商法とかにかかったらイチコロだろうなぁ。
気を付けないと・・・(-_-;;;)。

↓ こちらが出来上がったビデオ。
   家族総出演です。
   ごゆっくりご覧くださいませ。



ついでだから、YouTubeにアップロードしてみました。
もしも上のブログ中の映像が上手く映らないときは、こちらをどうぞ!
 クリック 
http://www.youtube.com/watch?v=GMm5RldRTik


今回のビデオは
http://sendables.jibjab.com/
で作りました。

2009年12月25日金曜日

ペルー料理 FIESTA ATLANTIC

ペルー料理ってどんなモノか想像できる?
私は・・・
 ペルー→南米→とうもろこし→タコス→メキシコ (?!)
てな具合で、ペルーとメキシコの区別すら付かないという情けない状況。

おいしいペルー料理店が隣町Stamfordにあると聞いて行ってきた。

オーダーしたのは、 Papa a la Huancaina じゃがいものチーズソースがけ
 
Lomo Saltado 牛肉と野菜の炒め物 
 Chaufa De Mariscos 海鮮焼き飯

全部、美味しかった!!!

ドリはLomo Saltadoがお気に入り。
白いゴハンにとっても良く合う味付け。
私は
Chaufa De Mariscoが好き。
ゴハンより海鮮の量の方が多いのではないかと思うくらい、どっさり海の幸が入っていて幸せ気分になれる(アメリカでは珍しい蛸(タコ)入り!)。

さらに嬉しいのがそのお値段。
上記オーダーと飲み物、チップ、全部まとめてぇ、驚きのの価格ッ!
  じゃーーーん! $50
(↑ テレビショッピング風に書いてみました)

美味しくて安い!
お勧めです。


FIESTA ATLANTIC
  
83 Atlantic Street Stamford, CT  
  
(203) 323-4300
  http://www.fiestaatlantic.com/


おうちクリスマス☆


Merry Christmas!


すてきなクリスマスをお過ごしですか?
(久しぶりにドリ登場)

我が家は今年も『おうちクリスマス』。メインはラザニア。
スープはミネストローネ。
パンはパネトーネ。
あらら・・・狙ったわけでもないのに、イタリアン・クリスマスになってしまった。
ケーキがティラミスなら完璧だったのだけれど、残念ながらブルーベリームース&レアチーズケーキでした。

 
ところで、パネトーネ・・・
本来はイタリアの自然酵母パネトーネ種を使って作るのが正しい作り方なんだって。
でも、このパネトーネ種、イタリア国外にはほとんど出回らな
い。
ケチケチしないで、どんどん輸出すればいいのにさ。
  (((まっ、ドライイーストでも代用可でしょ?)))
と、甘~く考えて作ってみたが、やはり出来上がりが何か違う。
来年は無理して手作りせずに、イタリアンスーパーで買おうっと!
もちろんイタリア直輸入のモノを・・・ネ。


2009年12月24日木曜日

クリスマス・ツリー

アメリカで一番有名なクリスマスツリーは、言わずと知れたロックフェラーセンターのクリスマスツリー。
巨大な生の木一面に散りばめられたLEDランプが華やか。


知る人ぞ知るクリスマスツリーは、
メトロポリタン美術館内に展示されるクリスマスツリー。
18世紀頃の古いお人形がたくさん飾られていて荘厳。
オーナメントのお人形一つ一つが芸術品。
大金持ち人からの寄贈品らしい。
http://www.metmuseum.org/special/Christmas2005/view_1.asp?item=0&view=l


この何ともかわいらしいクリスマスツリーは、
リオが通う中学校のメインオフィスにあったクリスマスツリー。
テディベアがいっぱい。
こんな飾り方も楽しいね。
(よーく観察するとクマちゃん達はみんな首吊り状態なんだけど、そこは見なかったことにして・・・)


最後は我が家のクリスマスツリー。
今年は(も?)ブルー系。
私はやっぱりキラキラゴテゴテのゴージャスなツリーが好き!
ライトを灯すと光が乱反射して・・・うーん美しい!
(((自己満足に浸る瞬間)))


我が家のツリーは偽物だけど、多くのアメリカ人家庭では生のクリスマスツリーを飾る。
生の木の方が雰囲気いいよね。
それにね、生の木ってプーンと良い香りがするんだって。
ただ難点がひとつ。
葉っぱがポロポロ落ちるらしい。
カーペット敷きの床だと、掃除が結構面倒なことになる。
幸い我が家の床はお掃除簡単フローリング!
生木クリスマスツリー、アメリカにいるうちに一度飾ってみたいなぁ。


クリスマス・バスケット

クリスマス・シーズンが近づくと、グリニッチの街中いたるところに飾られるのが、このクリスマス・バスケット。
毎年恒例のグリニッチの風物詩。
これを見ると、
  『あー、もうすぐクリスマスなんだなぁ!』
って思う。

このバスケット、タウン(市)か商店街が業者に発注して飾っているものだと思っていたら、違っていた。
なんと、個人の寄付!!
信じられない (@_@;)。
だって、すんごい数だよ・・・200個いや300個くらいあるかもしれない。
アメリカ人は体格も大きいが、やる事も大きい~!!
感服の至りでございます m(_ _)mははぁーッ

バスケットを作るのはボランティア。
今年は、このボランティアに誘ってくれる人がいたので行ってきた。
  『誘われた』というより『押しかけた』と言った方が
  正しいかも・・・だってランチ付だって言うんだもん。
  食べ物の誘惑に滅法弱い私はランチって聞いた瞬間、
  「私も行きた~い!」と叫んでいた ^_^; エヘッ

11月下旬にMaryさんのお宅で行われたリボン作り会(バスケットに付いている真っ赤なリボンを作る)。
行ってみると・・・日本人がいっぱい。
20人くらい集まっていたかも。
日本人は手先が器用だから、こうゆう内職作業は得意!
みんなでおしゃべりしながらせっせとリボン作りをした。
楽しかった (^0^)。
かわいいリボンがいーっぱい出来たよ。

そのリボンがバスケットに飾られて、街中に彩を添えている。
なんだか嬉しいなぁ。
自然と口元が緩んでしまう。
今年のクリスマス・バスケットは私にとって特別中の特別。
真っ青な空の下、去年とは比べ物にならないくらい映え映えと見えましたぁ!


2009年12月23日水曜日

本日終業式

リオのMiddle Schoolは明日12月24日からHoliday Recess。
  holiday recess = クリスマス年末年始休暇
かな?
冬休みって言いたいところだけど、言えないんだなぁ。
なぜなら、2月にWinter Recess(これこそ『冬休み』!)という名の1週間のお休みが別にあるから・・・。

去年も書いたかもしれないけれど、アメリカの中学校には終業式もなければ、大掃除もない、もちろん通信簿をもらうこともない。
それでは、最終日のこの日、子供たちは何をするのか?
なななんと、今年はスケートに行くんだって。
楽しそうでいいねぇ~。
よく遊ぶ学校だねぇ~。


持ち物:手袋、帽子、長い靴下
全部リュックに詰め込んで学校へ・・・。


『スケート、楽しんでいるといいなぁ』
なんて思いつつリオの帰りを待つ。


午後1時、リオ帰宅(今日は半日だった)。
開口一番、
  「長い靴下を履かなかったらどうなるか、
   どうして教えてくれなかったんだよ~!」
と文句を言う。
簡単な話だ、
  『聞かれなかったから教えなかった』
ただそれだけ。
ん?!
そんな文句を口にするということは、長い靴下を履かなかったってこと???
キッとリオを睨みつけ問いただしてみると、やはり履かなかったと言う。
その結果、足の親指には巨大な水ぶくれが、足首には痛々しい擦り傷ができていた。

何のために長い靴下を持っていったのか?
持って行けばいいってものじゃあないでしょ?
履かなきゃ何の意味もない。
理由がどうのこうのと言う前に、おとなしく素直に履けばいいじゃあないか。

今回の件は、自業自得!!!
その痛みに耐えながら、しっかり反省しなさいッ!


リオたちが行ったのは、
Dorothy Hamill Skating Rink
http://www.rinktime.com/skating_rinks/ct/dorothy_hamill_skating_rink_skating_rink_arena_greenwich_ct.cfm
学校のすぐお隣にある公営のスケート場です。


2009年12月22日火曜日

ラズベリーケーキ

ラズベリーのケーキを作った。なんと、昨日、今日と2日連続で・・・(^_^;)。

昨日の午前中は小さなピアノの発表会(←おぉ、この話もブログに書かなければ!)で、その後、ポットラック(持ち寄り)形式のランチ・パーティがあった。
昨日のケーキはそのパーティ用に作成したものだから、当然、パーティに持って行き、みんなの胃袋に納まった。
完食!

ところが、学校から帰宅したリオが、
  「ケーキを食べる!」
と言う。
(リオは私が朝からケーキを作っていたのは知っていたが、そのケーキがなくなる運命にあることは知らなかった)
ゲッ! ケーキなんて一かけらも残っていない。
しょぼくれた顔で、
  「ケーキ、食べたかったのに・・・。」
なんて言うリオを見ていたら可哀想になっちゃって、
  「明日、また作るからネ!」
と約束した私。
ほーんと優しい母!!

こんな事情で2日連続でラズベリーケーキを作る羽目になったわけ。
ま、いいんだけどね
・・・

よーく考えたら、明後日はクリスマス・イブ。
またケーキを作らないといけないじゃん。
ま、いいんだけどね・・・
・・・


2009年12月21日月曜日

ついに雪本番

先週金曜日のテレビのトップニュースは、『明日は大雪!』。
テレビの画面は、来るべき雪に備えて雪用シャベルやばら撒き用の塩(融雪剤)そして食料品を大量に買い求める人々を映し出していた。

もちろん私もスーパーに買出しに走った。
2,3日分の食料は確保しておかないと・・・。
ところが、スーパーの棚はガラガラ。
いつも買っている牛乳は売り切れ、卵も残りわずか。
まったく、もう! しっかり仕入れをしてくれよ!!
日本のコンビ二は常に天気予報と睨めっこをしながら、仕入れ管理をしていると言うじゃあないか。
少しは見習え。
「『常に』ちゃんとやれ!」とまでは言わない。
せめて雪の前くらい、きちんと仕入れをしてくれ、頼むよ。

天気予報では15cm程度の積雪と言っていたが、私の周りでは、
  「60cmくらい積もるらしい。」
と、悲観的な見方をする人あり、
  「降っても積もらないよ。」
と、お気楽に考える人あり、いろいろ。


かくして迎えた土曜日の夜。
降りましたぁ・・・今年初の本格的な雪。


翌日の朝、辺りはすっかり雪化粧。

見ているだけなら、本当に美しい!
  I love snow!!!
と叫びたいところだが、そうゆう訳にはいかないんだなぁ。
私たちには雪掻きという重労働が待っている。
やはり、
  I hate snow!!!


気になる積雪量は、約15cmでした。


2009年12月15日火曜日

天気言い伝え~どんぐり~

日本にはお天気に関する言い伝えがたくさんある。
  夕焼けは晴れのしるし
  鳶が高く飛ぶときは嵐が近い
  蟻が行列を作ると雨になる
  ツバメが低く飛ぶと雨、高く飛ぶと晴れ
などなど・・・。
そして、ここアメリカもにも、
  どんぐりがたくさん落ちる年は寒い
なんていう言い伝えがあるらしい。

今年の秋はどんぐりがたーくさん落ちた。
そのためか、秋口あたりから『今年の冬は寒くなるらしい!』という噂が巷を飛び交っていた。

果たして・・・寒くなりました (;_;)。
先週なんて最高気温が-2℃なんて日も・・・。
ちょっと外を歩いただけで、耳が千切れそうになる。
まだ12月だというのにねぇ。
この調子だと、1月、2月、3月はどんなことになるのか?
恐ろしい。

ところで、どんぐりと寒さの相関関係に科学的根拠があるのかどうかは不明です。
ちょっと調べてみたけど、分からなかった。


2009年12月13日日曜日

なんでも「イヤ!」

土曜日、補習校に行ったら、リオの担任の先生に呼び止められた。
  「リオ君のお母さん、
   ちょっとお話しする時間がありますか?」
こうゆう時の私の返事は決まっている。
  「スミマセン。
   うちの子、何かしましたか?」
いの一番にとりあえず謝ってしまうのは長年の悲しい習慣。

(((((今度は何をしでかしたのか?)))))

先生はニッコリ笑って
  「いえいえ、リオ君はいい子ですよ。」
と言う。
  (((そんなはず、あるまい)))
半信半疑のまま先生の次の言葉を待つと、
  「最近、目が悪くなっているのではないかと
   思って・・・。」

あー、そのことか。
実は私も気にはなっていた。
でも、リオに
  「見えないの?」
と聞くと、
  「ちゃんと見えてるッ!」
と怒ったように答えるので、放ったらかしにしていた。
やはり、視力が落ちているのだ。
  「冬休みに視力検査に連れて行きます。」
と話し、会話を切り上げようとしたら、先生がまたまたニッコリ笑って、
  「それと・・・」
と続ける。
  「リオ君は何でもイヤだと言うんですねぇ。
   日直をやってくれる?と聞いても、イヤだ。
   号令をかけてくれる?と聞いても、イヤだ。
   本を読んでくれる?と聞いても、イヤだ。
   ・・・
・・・・・・・・・
   まあ、イヤだと言っても最後にはちゃんと
   やってくれるので、いいんですけどネ。」
はぁぁぁ・・・『いい子』と言われるほど立派なお子様でないのは分かっていたが、やはり、補習校でも悪行を働いていたか。

  家でもそうだ。
  私が何を言っても、
    「イヤだ!」
  と拒絶する。
    「何でイヤなの?」
  と尋ねると、
    「ボク、反抗期!
  と答える。

↑ なんて話を先生にしたら、
  「あらまあ、かわいい反抗期ですね。」
と大笑いしていた。

が、このイヤイヤ病を『かわいい』と笑って済ませるわけにはいかない。
何か手を打たなければ・・・と思うのだが、未だ妙案は浮かばず。
頭ごなしに言っても反発するだけだろうしなぁ。
厄介な年頃だ。
(『厄介な息子』って表現の方が正しいかも -_-;)


てな訳で、今回もまた先生に陳謝して話を終了することと相成った。
私の第一声『スミマセン』は正しかったわけだ。


2009年12月12日土曜日

コメント欄の設定変更

コメント欄の設定を変更しました。
今まで非常にコメントを入れにくい設定になっていたようで・・・スミマセン。
自分では全然気付かなかった (-_-;)。
よかったらコメントを入れてくださいませ。


テレビ番組 遊戯王

日本の土曜日の朝のテレビ番組と言えば、子供向けアニメ。
ここアメリカでも同様のようで・・・
そして、言わずと知れたセサミストリートも。『これでもかっ!』てくらいやっている。

そんな中に『遊戯王』発見!!
英語名"Yu-Gi-Oh!"。
もちろん、ちゃんと英語に吹き替えられていて、登場人物は全員、流暢な英語を話す。
(((なんか変な感じ・・・)))
アメリカでも結構人気があるらしい。

遊戯王のテレビをやっているということは、当然、遊戯王カード(リオは一時これにハマッっていた)もあるだろうと思って調べてみたら、やはり・・・あった。
英語版遊戯王カード。
http://www.yugioh-card.com/en/

日本の漫画、アメリカでも頑張ってます!!!


2009年12月8日火曜日

スナップえんどう


日本でもお馴染みの『スナップえんどう』。
アメリカでも"Sugar Snap Peas"という名で売っている。
まったく同じものなんだけれど、売り方と食べ方が違う。

まずは売り方。
アメリカのスナップえんどうは筋取りされた状態で、袋詰めされている。
よって面倒な筋取り作業は不要。
袋から出したら、そのまま使える。
至れり尽くせり!
安い労働力があるからこそ出来るんだろうなぁ。
日本でこんな事をしたら、バカ高いスナップえんどうになってしまうだろう。

次に食べ方。
アメリカ人はこれを生で食す。
生のままサラダに入れたりして・・・。
私も試してみた。
ちょっと青臭い味がするものの食べられなくはない。
シャキシャキした食感はなかなかGood!
よかったらお試しあれ。
私はサッと湯がいて食べるスナップえんどうの方が好きだけどね。


生で食べると言えば、アメリカ人はカリフラワーやブロッコリーも生で食べる。
こちらも、まあまあイケます。


2009年12月7日月曜日

居残り

いつもなら3時に帰宅するリオ。
3時10分を過ぎても帰ってこない。
バスが遅れているのかなぁ・・・なんて思っていたら、突然電話が鳴った。

  「あー、オレ。
   ちょっと野暮用があってバスに乗り遅れたから
   学校に迎えに来て。」

『あー、オレ』は止めなさい。
オレオレ詐欺かも・・・と疑うじゃあないか。
(アメリカにオレオレ詐欺なんてないか ^_^;)

『野暮用』だって~?!
確かにリオの周りは野暮な事だらけだが・・・バスに乗り遅れるほどの野暮用とはいったい何ぞや。
(最近、頓(トミ)に言うことが生意気になっている -_-;)

言いたいこと聞きたいことはテンコ盛りだったが、まずは迎えに行かなければ・・・。
今日は冷たい風がヒューヒュー吹き荒れていて、かなり寒い。
風邪でもひかれたら大変だ。
大急ぎでMiddle Schoolに行き、リオを拾った。

帰りの車中で事情聴取開始。
  私 「野暮用って何?」
  リオ「Ms Oslerに『もう走りません』って書かされてた。」

(リオの話はいつも唐突だ)
  私 「なんで、そんな事書いたの?」
  リオ「走ったから。」
  私 「廊下を走っていたの?」
  リオ「いや、Ms Oslerの教室の中。」
  私 「なんで教室内を走ったの?」
  リオ「ふざけてた。」
  私 「まさか一人で・・・?」
  リオ「ううん。」
  私 「誰とふざけてたの?」
  リオ「Mikeと。」

リオが重い口を開いてポツリポツリ話したことを要約すると、こんな事らしい。
  Ms Oslerの授業中、Mikeと悪ふざけをして教室内を走り回った。
  Ms Oslerが怒って、放課後の居残りを命じた。
  放課後、Ms Oslerの教室に舞い戻り反省文を書いた。
  それ故、バスに乗り遅れた。

あー、もうッ!
何でそんな事しちゃうのかなぁ?!
日本人の子は真面目でお行儀がいいと評判なのに・・・。

反省文は、ルーズリーフ1枚にぎっしり書かされたらしい。
リオは
  「すっごく大変だったんだから!」
とプリプリ怒っている。
そーゆうのを逆恨みというんです。
書きたくなければ、走らなければよろし!
ただそれだけ。

それにしても・・・
たった1つの文(←文章ではない)を書くのも青息吐息(1つの文を書く間に日本語なら10回、英語なら100回くらい溜息をつく)のリオ、どうやってルーズリーフ1枚を文章で埋め尽くしたのだろう?
聞いてみた。
  私 「ねえ、それ英語で書いたの?」
  リオ「当たり前でしょ。」
(私、かなり驚く @_@;)
  私 「そんなにたくさんの文章(それも反省の文言!)を
     よく書けたね。」
  リオ「Ms Oslerが言う通りに書いただけだから。」
  私 「なるほど納得!
     で、なんて書いたの?」
  リオ「だからさぁ、もう走りませんとか何とか。」
  私 「何とかって、何?」
  リオ「まあ、いろいろ。」
リオの様子から察するに・・・
『もう走りません』だけは意味がわかったが、残りの部分の大半は意味も分からず言われるがままに書いていたに違いない。
気の毒なMs Osler。
貴重な放課後の時間を割いてせっかく反省文を書かせたのに、言わんとしていることの大半が通じていないなんて。
こんなことなら、『もう走りません』だけをルーズリーフ100枚分書かせた方がよほど効果があったかも。

ったく、もう!
ちょっと慣れてきたと思ったら、このザマだ。
Unbelievable !!!


リオが持って帰ってきたdetention用紙。
居残りの理由が書かれていた。
これに親がサインをし、翌日先生に提出しなければならない。
親は我が子がしでかした悪行を速やかに正確に知ることができるわけだ。

  detention = 居残り
こうゆう時に覚えた単語は忘れない。
リオのおかげで、知らなくていい単語を一つ覚えた。


2009年12月6日日曜日

初雪

天気予報通り、土曜日は夕方から雪・・・初雪!

(((どうか積もりませんように)))
と祈る私の隣で、
(((どうか積もりますように)))
と祈るリオ。
雪が積もったら、雪掻きのアルバイトをして$10儲けようという魂胆だ。
冗談じゃあないよ。
リオのたった$10のために、雪なんて積もったら堪らない。
こうなりゃ、念力比べだ。
リオの念力と私の念力、どっちが強いか試してみようじゃないか。


結果は
・・・私の勝ち v(^o^)v。
まだまだ修行が足りまへんな、リオくん!


雪は降れども積もりはせず。
今年の冬はこんな風に過ぎていってくれないかなぁ。
冬中、強力な念力でも送り続けてみようかな。


2009年12月4日金曜日

明日は雪かも

天気予報によると、土曜日の夜から日曜日の朝にかけてが降るらしい。
もし降れば、初雪。
今年は去年よりずいぶん暖かいと喜んでいたのだが、いよいよ極寒期に突入してしまうみたい。

嫌だなぁ・・・寒いの嫌い。
どうか雪が積もりませんように!


2009年12月3日木曜日

ロックフェラーセンターのツリー点灯式

昨日12月2日、ニューヨークのロックフェラーセンターでクリスマスツリーの点灯式があった。

アメリカのテレビ局は特別番組を組んで点灯式の模様を生中継すると聞き、私はテレビの前に陣取り、その瞬間を見ようと待ち構える。
お祭り好きなもので (^_^;)。

夜7:00から始まった番組は、前座の歌がずーっと続き・・・

夜8:00を過ぎてもまだまだ続き・・・

夜8:20、夫から連絡があった。
  『今から帰る
このメッセージの裏には『晩ゴハンを作っておけ』という深ーい意味が隠されている。

ゴハンを作っている間に点灯しちゃったらどうしよう・・・
と一瞬心配したが、前座の歌が終わる気配はないし、
まっ大丈夫でしょう!


それから1時間後、全ての用事を済ませテレビの前に戻ってみると、点灯の瞬間どころか番組そのものが終わっていた。
がーーーーーーん (;_;)。

本当なら、こんな華やかな瞬間を見れたはずなのに・・・。
アメリカは本格的なクリスマスシーズン突入です。


2009年12月2日水曜日

調理実習 クッキー

リオが学校からクッキーを持って帰ってきた。家庭科の調理実習で作ったんだって。
なかなか美味しそうに出来ている!

こんな時、小学校低学年の子なら、
  「ママが喜ぶと思って持って来たよ!」
なんて真にカワイイことを言って、母を嬉し泣きさせてくれるだろう。
しかし、中学校1年生ともなると、
  「売れなかったから持って帰ってきた。」
なんてさっぱり訳の分からないことを言って、母を困惑させてさせてくれる。

???はあぁ???
『売れなかった』って、どうゆう意味?

根掘り葉堀り聞いてみたら・・・

リオは調理実習で作ったクッキーを友人Mikeに売りつけようとしたらしい。
しかも! 5枚で$2という高値でッ!!
Mikeは
  "It's not fair!"
と言って断ったとか。

そりゃあ、そうでしょう・・・。
クッキー5枚で$2は、どう考えても高すぎる。
ボッタクリもいいところだ。

それにMikeとリオの授業は全部同じ。
という事はだよ、Mikeだって調理実習をしているわけで、自分の分のクッキーを持っている。
そのMikeにクッキーを売りつけようとしたって、上手くいくわけないでしょ?!

その程度のこと、ちょっと考えれば分かりそうなものなのに・・・。

なんて話をしたら、リオが言った。
    「Mikeは食べ物に関して欲張りだから、
     上手くいくと思ったんだけどなぁ。」

おいおい、欲張はどっちだい?
キミの方がよほど欲張りだと思うよ。
自分が食べないのなら、タダであげればいいじゃん。
『売る』なんて、欲の皮がつっぱたようなことしないでさ。

なんで、こうなるのかなぁ・・・。
相変わらず、リオは考えられないような事をやらかしてくれる。