2009年12月2日水曜日

調理実習 クッキー

リオが学校からクッキーを持って帰ってきた。家庭科の調理実習で作ったんだって。
なかなか美味しそうに出来ている!

こんな時、小学校低学年の子なら、
  「ママが喜ぶと思って持って来たよ!」
なんて真にカワイイことを言って、母を嬉し泣きさせてくれるだろう。
しかし、中学校1年生ともなると、
  「売れなかったから持って帰ってきた。」
なんてさっぱり訳の分からないことを言って、母を困惑させてさせてくれる。

???はあぁ???
『売れなかった』って、どうゆう意味?

根掘り葉堀り聞いてみたら・・・

リオは調理実習で作ったクッキーを友人Mikeに売りつけようとしたらしい。
しかも! 5枚で$2という高値でッ!!
Mikeは
  "It's not fair!"
と言って断ったとか。

そりゃあ、そうでしょう・・・。
クッキー5枚で$2は、どう考えても高すぎる。
ボッタクリもいいところだ。

それにMikeとリオの授業は全部同じ。
という事はだよ、Mikeだって調理実習をしているわけで、自分の分のクッキーを持っている。
そのMikeにクッキーを売りつけようとしたって、上手くいくわけないでしょ?!

その程度のこと、ちょっと考えれば分かりそうなものなのに・・・。

なんて話をしたら、リオが言った。
    「Mikeは食べ物に関して欲張りだから、
     上手くいくと思ったんだけどなぁ。」

おいおい、欲張はどっちだい?
キミの方がよほど欲張りだと思うよ。
自分が食べないのなら、タダであげればいいじゃん。
『売る』なんて、欲の皮がつっぱたようなことしないでさ。

なんで、こうなるのかなぁ・・・。
相変わらず、リオは考えられないような事をやらかしてくれる。


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