リオが学校からクッキーを持って帰ってきた。家庭科の調理実習で作ったんだって。
なかなか美味しそうに出来ている!
こんな時、小学校低学年の子なら、
「ママが喜ぶと思って持って来たよ!」
なんて真にカワイイことを言って、母を嬉し泣きさせてくれるだろう。
しかし、中学校1年生ともなると、
「売れなかったから持って帰ってきた。」
なんてさっぱり訳の分からないことを言って、母を困惑させてさせてくれる。
???はあぁ???
『売れなかった』って、どうゆう意味?
根掘り葉堀り聞いてみたら・・・
リオは調理実習で作ったクッキーを友人Mikeに売りつけようとしたらしい。
しかも! 5枚で$2という高値でッ!!
Mikeは
"It's not fair!"
と言って断ったとか。
そりゃあ、そうでしょう・・・。
クッキー5枚で$2は、どう考えても高すぎる。
ボッタクリもいいところだ。
それにMikeとリオの授業は全部同じ。
という事はだよ、Mikeだって調理実習をしているわけで、自分の分のクッキーを持っている。
そのMikeにクッキーを売りつけようとしたって、上手くいくわけないでしょ?!
その程度のこと、ちょっと考えれば分かりそうなものなのに・・・。
↑↑↑ なんて話をしたら、リオが言った。
「Mikeは食べ物に関して欲張りだから、
上手くいくと思ったんだけどなぁ。」
おいおい、欲張はどっちだい?
キミの方がよほど欲張りだと思うよ。
自分が食べないのなら、タダであげればいいじゃん。
『売る』なんて、欲の皮がつっぱたようなことしないでさ。
なんで、こうなるのかなぁ・・・。
相変わらず、リオは考えられないような事をやらかしてくれる。
0 件のコメント:
コメントを投稿