2009年10月31日土曜日

Halloweenパンプキンのカービング

10月31日はHalloween!
せっかくのHalloweenだから晴れてほしいのだけれど、天気予報は夕方から雨の予報。
さてさて今年は何人の魔女がやって来るのでしょうか?

我が家もちょっとだけHalloween仕様に模様替え。
黒のレースで出来ているテーブルクロスを新調した。

今年のメイン・イベントは・・・
パンプキンのカービング
一度、やってみたかったんだ(^o^)v。

直径40cm弱の巨大パンプキンとカービング・キットを購入。
パンプキン$5、カービング・キット$7、どちらもその辺のスーパーで簡単に手に入る。

まずはパンプキンの底を丸く切り取り、中身をきれいに取り除く。
このパンプキン、見た目は硬そうだけど意外と柔らかい。
カービング・キットの中に入っている小さくて頼りなげなのこぎりをブスッと突き刺して、ギコギコすると簡単に切り取れる。
面倒なのが中身のくり抜き作業。
なにしろ巨大なパンプキンだからね、中身の量もハンパじゃない。
さらに、このパンプキン、飾り用とはいえ一応生もののカボチャ。
食用のかぼちゃ同様、種はあるし、皮の内側には根っこ状のモノもしっかり張り付いている。
ベトベトした中身をスプーンでキレイに取り除いていく。
根っこ状のモノも根こそぎこそげ取ること!
(↑ ちゃんとしないと、仕上がりに影響する)

次に好みの型紙(これもカービング・キットの中に入っている)をパンプキンに貼り付け、竹串でプチプチ穴をあけて下書きをする。
蜘蛛やオバケ、黒猫ちゃん・・・何種類もの型紙の中から今年私が選んだのは、一番簡単そうでオーソドックスなパンプキンの顔の型紙。
なんてたって、超初心者だからね。
複雑で凝ったデザインを選んでポシャッたら、元も子もない。

最期に型紙を取り除き、ひたすらカービング。
小さなのこぎりをパンプキンにブスッを突き刺し、そこからギコギコ切り取っていく。
多少曲がっても気にしない、気にしない。
少しずつ仕上がっていくパンプキン・・・かなり楽しい!

出来上がりはコチラ。
細かいところを見ると、いろいろ問題はあるが、概ねOK!
写真を拡大してあら捜しをしてはいけません。
そーゆう事はミミッチイ人間のすることですぞ。

中にキャンドルを灯すと・・・
ますますOK!!

上出来だぁ~!
かなり自己満足しているワタシ。


実はこのパンプキンとカービング・キットを買ったのは10日程前。
『来週やろう!』、『明後日やろう!』、『明日やろう!』、『今日こそは!』・・・
と思いつつ、ずーっと車のトランクに放置していた。
それなりに忙しい日々を送っていたから・・・というのは言い分けで、これは単に私の怠慢に縁るもの。
こうゆう事、よくあるんだよね。
買うだけ買うと、『買った!』という事実に妙に満足してしまって、その後が続かない。
自分でもショーモナイ性格だなぁと思う。

でもね、今回の場合、これが良い方に作用した。
パンプキンのカービングっていうのは、ハロウィーンの直前にやるのが正しいんだって。
カービングしたパンプキンは腐りやすいというのがその理由。
もしも私がキチンとした性格で、10日前に気合を入れてカービングをしていたら、ハロウィーン当日、パンプキンは辺り一面に悪臭を放っていたに違いない。

私の怠惰な性格も、たまには役に立つのだなぁ (^_^;)。


2009年10月24日土曜日

ドリ 15歳!

10月24日はドリの誕生日。
15歳になった。
 Happy birthday dear DORI ♪

あと5年したらハタチだよ(@_@;)。
早いものだなぁ・・・(しみじみ)・・・。

欲を言えば、
  もう少し勉強しなさいとか、
  もう少し掃除をしなさいとか、
  もう少し早起きしなさいとか、
  もう少し覇気を持ちなさいとか、
  ・・・・・などなど・・・・・
いろいろあるけれど、
欲張らずに根本だけを見つめてみると、
生きていてくれてありがとう!
↑ これに尽きる。

この世知辛い世の中で、よく15年間無事に生き抜いてくれた。
この調子でしっかり生き抜き、いずれはたっぷり親孝行するのだぞ。
親孝行をするまでは、死ぬことまかりなりませぬ。


2009年10月22日木曜日

テストのチェックマーク

アメリカのテストはこんな感じ ↓
こちらは数学のテスト。
ただいま小数について学習中。
(日本なら5年生の範囲だよね)
チェックマークが付いている問題は正解
付いていない問題が不正解だ。

これ、見慣れないと結構混乱する。
日本だと正解ならマル、不正解ならバツまたはチェックマークでしょ?!
チェックマークの使い方が正反対なのだ。
日本の感覚でこのテストを見ると・・・
  『リオの頭は壊滅状態』
ってことになってしまう。

逆だよ、逆!

今でこそようやく見慣れたが、1年前はテストを見るたびに肝を潰したものだ。
このチェックマークの意味の違いによって、何年寿命が縮んだか計り知れない。


2009年10月21日水曜日

自分では絶対にできない宿題

帰宅するやいなや、リオが言った。

  「今日、宿題が出たよ。
   自分では絶対出来ない宿題だから、
   ママがやってね!

バカなことを言ってはいけない。
自分で考えることもせず、親に丸投げするとは何たることか!
努力しても出来ないのなら仕方ないが、鼻から出来ないと決めてかかるその姿勢に腹が立つのだ。
これからの長い人生には幾多の苦難が待ち受けている。
キミはそれらに勇猛果敢に立ち向かい、乗り越えていかなければならないのだぞ。
たかが宿題ごときに音を上げてどうする?!
・・・・・云々(ウンヌン)・・・・・
いつものようにぶつぶつ説教を始める私。
それを遮るように、大きなため息をつきながら、
  「わかっったよ。
   自分でやればいいんでしょ?!」
と、投げやりに言うリオ。
そうそう、その通り!
何事も自力で解決することが重要なのだ。
やっとわかってもらえた・・・
ホッとするのもつかの間、私の耳に聞き捨てならない言葉が飛び込んでくる。

  「仕方ない。
   偽造するか。」

ちょーっと待った!!
偽造って何なのよ?! 偽造って?

よくよく聞いてみたら、今日の宿題は、
  『返却されたテストを親に見せて、
   確認のサインを親からもらってくる』
というものだった。
確かに『自分では絶対にできない宿題』だ。
親のサインだから、親がやるしかない。
それならそうと、言ってくれればいいのに・・・。
あんな分かりにくい表現をするから、余計な説教まで垂れてしまったではないか。

  もしや・・・もしや・・・
  私はリオにからかわれていたのか。


アメリカのMiddle Schoolのテストは返してもらっておしまいではない。
ちゃんと親のサインをもらって、先生に再提出しなければいけないのだ。
だから、のび太君みたいに悪いテストは紙飛行機にして飛ばすなんてことは出来ない。
なかなか良いシステムなんだけどね、これが『宿題』とは・・・ねぇ?


2009年10月19日月曜日

もしも生まれ変わったら・・・

昨日の夜、補習校の初等部、中高等部合同のPTA執行部の親睦会があった(言うなれば飲み会)。
  なんと!校長先生、教頭先生もご招待!!
  なんと!会場はPTA会長宅、お料理は持ち寄り!!
  なんと!過半数の役員が夫婦同伴での参加!!
日本とは随分様相が違うんだなぁ・・・。

その席で、ある男性がこんな話をした。

  「ボクね、うちの女房によく言うんですよ。
   『もしも生まれ変わったら・・・オレはオマエになりたい』
   
       (これだけでも、おかしいのだけれど、
        この話にはまだ続きがある。)
 
   『そして、オレの嫁になりたい』
   ってね。」

笑った、笑った・・・(^o^)
(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)。

我が家なら・・・これは私が夫に言う台詞(セリフ)だなぁ。
夫は昨日もGolfでした。


2009年10月18日日曜日

宿題 思い出話

たぶんリオ自身は忘れてしまったと思うが、小学校低学年の頃、こんな出来事があった。

ある日、小学校の担任の先生から電話があった。
  「リオ君が全く宿題をやってきてくれないんです。」

私はただただ平謝り。
申し訳ありません、親の監督不行き届きですとか何とか・・・。

頭の中でリオを取っちめる作戦を忙しなく考えつつ、
平身低頭、知りうる限りの謝罪の言葉を口にした。


先生は続けて言う、
  「それでね、
リオ君に宿題をやってこない
   理由を聞いてみたんです。」

そのときのリオの言い草がこうだ。
   ボクは学校で勉強している。
   その上、週に2回も塾に行って勉強している。
   これで十分!
   これ以上、勉強できない。
   だから、家では遊ぶことにしている。
   だから、宿題をする時間がない。   

メチャクチャな言い草だ。
学校で勉強するのは当ったり前のこと。
いちいちガタガタ言うんじゃあない。
塾にしたって、家にいたら全然勉強しないから、仕方なく入れただけだ。
自ら勉強しない子は、湯水のようにお金を注いで、勉強させていただくしかないじゃあないか。

   『ばかもの!
   なんの言い訳にも
   なっていなーい!!』


と、私なら巨大な雷を落とすところだが、この先生は違った。
きちんとリオの言い分を聞き入れ、リオにこう言ってくれたらしい。
  「わかった。
   家では勉強しないのね。
   だったら、学校でなら勉強する?」
リオの答えは
  「うん。」

先生は穏やかな声で話を締めくくった。
   「リオ君と相談した結果、今後は学校で宿題を
   やってから下校することになりました。
   これからちょっと帰りが遅くなるかもしれません。
   よろしいでしょうか?」
よろしいも、よろしくないもない。
私の返事は
  「よろしくお願いいたしますデス。」
もちろん電話口で深々と頭を下げた。


あれ以来、
  「宿題やった?」
とリオに声をかけるようになったのだが、この声掛けは何の意味もなかったということが、つい先日判明したわけです。


2009年10月17日土曜日

成績が悪かった理由

リオが毎週土曜日に通っている補習校は2学期制。
先日、前期の通信簿が来た。
なぜか成績が上がっていた。
  『上がった』と言っても、元が元だからね。
  地中深くに埋没していた種が発芽して、
  ようやく地表スレスレまでやって来たという程度。
  芽が出~て♪ 膨らんで~
♪ 花が咲いて~
  となるまでには、まだまだ長い道程が残っているのだが・・・。


それでも!リオにしては上出来!!
  「すごい、すごい! よかったねぇー!!」
と嬉々として褒める私に、リオがすまして言った。
  「オレ、なんで今まで成績が悪かったのかわかったよ。」
ホウッ!それはますます以ってご立派。
12歳にして『勉学とは何たるか』に開眼したか。
  「で、なぜ今まで(地中深くに埋没するほど)
   成績が悪かったの?」
と尋ねたら、
  「今まで宿題を出したことがなかったからさ。
   日本にいたときは一度もやらなかったなぁ。
   全部、無視してた(ニッ!)。」

うそ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
日本にいるとき、私が
  「宿題はやったの?」
と聞くたびに、キミは
  「あー、大丈夫。」
と答えていたじゃあないか。
あの『大丈夫』って言葉は、
『やったから大丈夫』という意味ではなくて、
『やらなくても大丈夫』という意味だったのか。
親として迂闊(ウカツ)だった。
深く反省。


2009年10月16日金曜日

冬です…寒いッ!!

まだ10月中旬だと言うのに、コネチカット州グリニッチは冬です。

今朝、天気予報を見ると・・・
  本日の最低気温4℃、最高気温5℃
なのに、
  現在の気温2℃ (体感気温-1℃ (@_@;;;))
だって。
これ全部同じ天気予報内で同時刻に表示された内容。
いい加減だなぁ・・・。
現在の気温が2℃とわかった時点で最低気温を訂正した方がいいんじゃあないかい?

ま、そんなことはどうでもいい。
どうでもいいから、この寒さを何とかしてくれ。


気球少年 意外な顛末

昨日のブログに書いた『飛んだ男の子』、全米で生中継されるくらいの大騒ぎだった。
テレビで
  "The boy is OK!"
と言っていた(そこだけ聞き取れた^^;)から、私はてっきり奇跡的に振り落とされることなく、気球の中から無事に発見されたのだと思ったのだが・・・違っていた!
今日のニュースによると、
少年は気球には乗っていなかったのだ。
少年はどこにいたか?
家にある箱の中に隠れていたらしい。

『飛んだ男の子』ではなくて『とんでもない男の子』。

こうなると気になるのが、誰が捜索費を負担するか。
なにしろアメリカは救急車を呼んだら救急車代は自己負担というお国柄。
あの捜索費は男の子の両親が負担することになるのか?
テレビで見た限りでも、少なくともヘリコプターが3機出動していた。
救出に関わった人も数知れず。
飛行機の運航にも支障が出たというし・・・。
総額はいったいいくらになるんだ?!

今後の成り行きが気になる・・・。

2009年10月15日木曜日

風船で子どもが飛んだ

ブログを更新しなければ・・・
という想いはあるものの、なかなか時間が取れず、気が付けば今日は木曜日。
毎日が飛ぶように過ぎていく。

今日は木曜日なので、家庭教師のピーターがやってきた。
そして開口一番でこう言った。
  「テレビを見て!
   驚くべきニュースをやっているから。」

     いったい何が起きたんだ?
     自由の女神に旅客機が突っ込んだのか?

ピーターは続けて言う。
  「6歳の男の子が風船(balloon)で空に飛んだんだよ。」

これを聞いて私が想像したのは、こんな感じ。
夜店で売っているヘリウムガスの風船を持った男の子が空高く舞い上がる図。
((((( あり得ない! )))))
仮にも6歳の男の子だ。
風船ごときで舞い上がるはずがない。

TVリモコンのボタンを押す手ももどかしく、慌ててテレビをつけると出てきた映像がコレ。
巨大なマッシュルーム型の空飛ぶ円盤。
風船と言うよりは気球じゃあないか。
マッシュルームの笠の部分にヘリウムガスが入っていて、軸の部分が小さな部屋のようになっている。
6歳の男の子はその部屋の中にいるらしい。
さらに驚くべきことに、高度1マイル(約1600m)を時速25マイル(時速40km)で飛行中だと言う。
AMAZING!!!
なんて恐ろしいことなんでしょう!

ことの顛末を見届けたいところだが、ピーターはテレビを見に来たのではなく、リオに英語を教えに来たのだ。
後ろ髪引かれる思いで、テレビを後にし勉強開始。
私が一人でテレビを見続けるのも悪いので、やはり後ろ髪引かれる思いでテレビのスイッチを切った。

でも気になったので、しばらくしてからこっそりテレビをつけると、風船は着陸していた。
そして「男の子は無事」と言っていた(と思う)。
不幸中の幸い・・・。
ヨカッタ、ヨカッタ。
でも・・・男の子が感じたであろう恐怖を思うと、心底胸が痛む。

世の中、信じられないような事件が起きるものだ。


後で気付いた。
balloonには『ゴム風船』という意味の他に『気球』という意味がある。
ピーターは気球という意味で言ったのだろう。
夜店の風船を思い浮かべたのは、私の勝手な思い込み。
はぁ・・・いつまでたっても、ダメなワタシ。


2009年10月9日金曜日

台風18号 追記

一昨日、このブログで台風について書いたら、早速反響があった。
いずれも、ごく身内から・・・。

まずはから・・・
インド洋で発生する台風はサイクロンです。

次に実父から・・・
ブログにあった標記の定義に少し異議がありますのでお知らせします。
「台風」
台風は東経180度より西の北西太平洋および南シナ海に存在する熱帯低気圧のうち最大風速が約33m以上になったものをさします。
「ハリケーン」
北大西洋、カリブ海、メキシコ湾および西経180度より東の北東太平洋に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が33m/s以上になったものをさします。
「サイクロン」
ベンガル湾やアラビヤ海などの北インド洋に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速が約17m/s以上になったものをさします。
以上日本の気象庁による。


私の周囲には相棒(TVドラマ)の杉下右京のように
  『細かいことが気になる性質(たち)
の人が多いらしい。

私は私で、こんな風に言われると、
  『ムキになる性質
(たち)
なので、すぐさまリオの教科書を借りて再度調べ直してみた。

二人とも『
インド洋で発生するのはサイクロン』と主張しているが、リオの教科書によるとcyclone(サイクロン)とは単なる低気圧のことだ(ちなみに高気圧はanticycloneという・・・なんと安直な命名なんだろう)。
単なる低気圧だからインド洋に限らず、太平洋上、大西洋上でも発生する。
私が思うに・・・
  アメリカは太平洋と大西洋に挟まれた国だ。
  だから、この2つの海で発生し発達した低気圧は、
  自国に被害を及ぼす可能性がある。
  それ故、特別に名前を付けて
typhoon、hurricaneと
  呼んでいるのではないだろうか。

  これに対しインド洋で発生した低気圧はどんなに大きく
  発達しようが、自国には何の影響もない、
  つまり関係ない。
  関係ないものにいちいち名前を付けるのは面倒だから、
  十把一絡げ(じっぱひとからげ)
でサイクロン!
違う?!
教科書に何の記載もないのも、そのせい・・・関係ないことは載せない。

もう一つ、
hurricaneの最大風速については記載があった。
  『tropical storm(熱帯低気圧?)のうち風速119km/hの
   ものを
hurricane(ハリケーン)という』
計算すると、
119km/h=119×1000÷60÷60=33.0555・・・m/s
こちらは、実父の調査とほぼ一致。
typhoon、
hurricaneについては記載なし。


ふぅ・・・疲れた。
内輪モメは他でやってくれって?
おっしゃる通りです、ハイ。


Middle School ボランティア


Middle Schoolでは各種ボランティアを募集している。
募金活動やらPTAミーティングのセッティングやら事務室の補助やら・・・職種は様々。
募集しているのは知っていたが、去年一年間、完全無視を貫いた。
私の英語力では作業の説明を正確に聞き取るのは不可能だと思ったから。
お手伝いどころか足を引っ張る結果になりかねない。

でも! 昨日、勇気を出して行ってきた。
私の英語が飛躍的に上達したわけではない。
『あとは野となれ山となれ』精神で開き直ったわけでもない。
英語がとっても堪能な日本人の方が
  「一緒に行きませんか?」
と誘ってくれたので行く気になったのだ。
通訳付なら何でもやるよー!
時間なら売るほどある。

今日のお仕事は、図書館の本にカバーを付けるというもの。
おしゃべりしながら(もちろん日本語!)の内職作業はなかなか楽しかった。
  『これなら私にも出来るかも・・・』
と思えたので、毎週、行くことにしました (^o^)/。
やる気まんまん、頑張るぞ!


ところで、今日付けた本のカバーがよく出来ているの。
何と説明したらいいのだろう・・・。
車の窓に貼るカーフィルムがあるでしょ。
あれの本の表紙用のものだと思ってもらえばOK。
透明のフィルムを表紙にピターッと貼り付けて、本を保護する。
とっても気に入ったので、今度、文房具屋さんに探しに行ってみるつもり。
買ったら、ブログで紹介するね。


2009年10月8日木曜日

台風18号

日本は台風18号の来襲で大変なことになっているようですね。
大丈夫ですか?
被害はありませんか?
早く勢力が弱まり、どこかに抜けてくれることを心から祈っています。

台風といえば・・・
英語でもtyphoon(タイフーン)。
んんっ?!
日本語の台風が英語のtyphoonになったのか?
英語のtyphoonが日本語の台風になったのか?
気になったのでネットで調べてみた。
語源については諸説紛々としているものの、
  ①ギリシャ語のtyphon(旋風)
  ②アラビア語のtufan(嵐)
  ③中国語の
大風(激しい風)
というのが有力な説らしい。
日本語⇔英語の直接の関係は無いようです。

ここから先はリオのscience(理科)の教科書に載っていたこと。
typhoon(タイフーン)とhurricane(ハリケーン)の違いは?
  
typhoon(タイフーン)は太平洋上で発生したもの
  
hurricane(ハリケーン)は大西洋上で発生したもの
  つまり発生場所によって名前が異なるのだ。
  んじゃ、インド洋で発生したのは何なのさ?
  って思ったのだけれど、教科書にはその件に関して
  何の記述もなかった。
  片手落ちだぞ、アメリカの教科書!!

typhoon(タイフーン)の被害で一番恐ろしいものは?
  雨や風も怖いけれど、storm surge(高潮)には要注意!
  アメリカでは高潮の被害を何より恐れているようです。
  日本なら土砂災害ってことになるのかなぁ・・・。

台風の目、英語で言うと?
  なんと"eye"という。
  人工衛星から写した台風の写真を見れば、
  誰が見ても"目"は目に見えるのだろう。
  この件に関しては何の疑問も持たず、
  すんなり納得できた。
  (((ワタシって根が素直だから (^o^)v ニッ! )))


みなさま、
外出を控えて
安全にお過ごしくださいませ。
かしこ


2009年10月5日月曜日

2人のおじいちゃんゴルファー②

後半に入ると、2人の賑やかさはさらにUPした。
どんなにヘボい当たりでも、
  "Beauuuuuutiful ! ヒューヒューヒュー・・・"
と歓声をあげる。
おじいちゃんたち、何も見ていないのか、はたまた見えていないのか?
心配になる。
そればかりか、私のフォームを見て、
  「アニカ・ソレンタム(アメリカの女子プロゴルファー)
   が打っているようだ!」
と言い出した。
もしも私が少女だったら・・・
豚も煽てりゃ木に登る状態、いやいや木に登るだけでは飽き足らず、大気圏外にまで吹っ飛ぶほど舞い上がっていたに違いない。
が、私はオトナだ。
自分の分を十分わきまえている。
自分のフォームが悪いことも十二分に知っている。
だから、
  「悪い冗談はやめてね。」
と釘を刺したのだが・・・このおじいちゃんたち、そんな言葉を気にするような人たちではない。
逆に面白がって、その後も『アニカ・ソレンタム』を連発し続けた。

  ここで私は考えた。
  アメリカの子供たちは、こんな風に歯の浮くような
  煽てに乗せられて育つのではないか。
  だから大人になったとき、自分自身に
  過剰なまでの自信をもっている。
  日本でも『子供は褒めて育てよ』というが、
  なかなか上手く実践できないのが現状。
  日本では『自信』と同時に『謙虚』も要求されるからね。
  この2つを両立させるのは至難の業。
  ある意味において
  『アメリカは子供にとって天国のような国』
  なのかもしれない。


話をゴルフに戻して・・・。
このおじいちゃんたち、林を見るとその中に分け入っていくという悪癖を持っている。
林の中に入った自分のボールを探しに行くのではない(自分のボールはフェアウェイど真ん中に鎮座している)。
誰かが林の中に打ち込んで、そのまま放置していったボールを拾い、ポケットに仕舞うのだ。
自分のポケットに入れるだけではない。
私にまで分け前をくれる。
私はその日、キャラウェイというメーカーのボールを使っていた。
私はボールのメーカーに何のこだわりもない(メーカーにこだわるほどの腕ではないから、ゴルフボールなら何でもいい)。
その日はたまたま頂き物のキャラウェイのボールがあったから、それを使っていただけなのだが・・・。
おじいちゃんは私がキャラウェイ好きと勘違いしたらしい。
キャラウェイのボールを見つける度に、
  「はい、プレゼント!」
と言って、私にくれた。
親切。
でも、道草ばかり食っているから、前の組との差は徐々に開いていく。
(((((少し急いだほうがいいんじゃないの?!)))))


傍若無人なおじいちゃんは、途中から葉巻をくゆらせ始めた。
悠然と葉巻を楽しむ姿・・・黒いスーツを着て派手なネクタイを締めたら、マフィアの親分に見えるかもしれない。
ひょっとしたら、とっても怖い人?
あっ、マフィアの親分なら、1ラウンド$25のパブリックコースになんて来ないよね。
もっと立派なプライベートコースに行くはずだ。
それに『ボール拾い』なんてするはずがない。
(((((ホッ・・・)))))


ようやく18ホール終了。
クタクタに疲れたけれど、一応、礼儀正しく
  "Thank you !"
とご挨拶。
おじいちゃんたちは、
  「今日はナイスなレディと一緒だったから、
   すごく楽しかったよ!」
だって。
いやいや、アナタたちなら一緒に回る人が誰であれ、すっごく楽しめると思うよ。
何しろ、いかなる状況でも好き勝手に振舞えるんだから。

このおじいちゃんたちが日本のゴルフ場でプレーしたら・・・たぶん、あっという間につまみ出されるだろう。


PS.
おじいちゃんたち、マナーは"?"だったけど、
ゴルフの腕はなかなかのものでした。


2009年10月4日日曜日

2人のおじいちゃんゴルファー①

日本のおじいちゃん、おばあちゃんがゲートボールを楽しむように、アメリカのおじいちゃん、おばあちゃんはゴルフを楽しむ。
歩くのがやっとのおじいちゃんやら、クラブなんて振ったら全身バラバラになってしまうのではないかと思うようなおばあちゃんやら、平日のゴルフ場にはいろいろなゴルファーが集う。

先日のゴルフは2人のおじいちゃんゴルファーと一緒に回った。
スタート前に
  "Nice to meet you !"
とご挨拶。
すると一人のおじいちゃんが言った
  「前に一度一緒に回ったよね?」
私は覚えていない。
だいたい私の目にはアメリカ人の顔はみんな同じに見える。
さすがに2人並んでいれば見分けがつくが、別の場所で会った場合、あの人とこの人は同一人物なのか別人なのかさっぱり区別がつかないのだ。
てな訳で、「前に・・・」なんて言われても肯定も否定もできず、
  「ごめんなさい、覚えていないんです。」
と正直に答えておいた。


1ホール目の第1打を打ち終わったところで、私の目は点になった(・・")。
原因は一人のおじいちゃんの足元。
片足はゴルフシューズを履いている(当然だ)。
が、もう片方の足はサンダル履き
後で聞いたところによると、足を怪我していてゴルフシューズが履けないのだそうだ。
そう言えば、ちょっと片足を引きずっている。
(((((オイオイ、そんな状態でゴルフするか?!)))))


初めのうちはおとなしかった2人のおじいちゃん、3ホール目あたりからジワジワうるさくなり始めた。
ちょっと良いショットがでると、
  "Beautiful !! ヒューヒュー!!"
と大騒ぎする。
アメリカ人はナイス・ショットのことを"Good ball !"と言う。
"Beautiful !"なんて表現する人は初めて。
ま、それはともかく、ゴルフは紳士のスポーツのはず。
(((((ヒューヒューはお下品じゃあないかい?!)))))


  ゴルフコース内にはスケジュールを管理している人が
  巡回している。
  この管理人さん、コースをグルグル回りながら、
  ノロマな組を見つけては、
    "Hurry up!"
  と急き立てるのがお仕事。
  私たちはグズ・ノロ・マヌケだから、
  ちょくちょく注意される。
  その度に『ヤバイ!』と思い、それなりに急ごうとする。
  とは言え、腕が腕だからどんなに頑張っても
  早々速く回れるわけでもない。
  それでも私たちは努力だけはする。

この日も少々遅れ気味。
私たちのヘタクソとおじいちゃんたちのマイペースの相乗効果で、
前の組と間が空いてしまった。
コース管理のおじちゃんが来たら、きっと注意されるだろうなぁ・・・と私は気が気ではない。
歩く速度を少し速める。
が、おじいちゃんたちはお構いなし。
絶対に自分たちのペースを崩さない。
そうこうしているうちにコース管理のおじちゃん登場。
案の定、
  "Hurry up !"
と言う。
すると、マイペースおじいちゃんは、睨みをきかせながら、
  「わしゃ、急ぐのは好かんッ!
とドスの聞いた声で言い返した。
コース管理のおじちゃん、しばし絶句・・・。
両手を広げ、肩をすくめ、天を仰いで立ち去った。
私も絶句・・・
(((((おじいちゃん、強すぎる!)))))


このおじいちゃんたちタダモノではない。
そう思い始めた頃、前半9ホールが終わった。
(つづく)


2009年10月3日土曜日

いいコンビ

リオとブウは仲良し。
二人の力関係はかなり微妙。
リオはブウのことを弟みたいなものだと思っている。
ブウはリオのことを子分みたいなものだと思っている。
つまり、お互いに
  『自分の方が格上!』
だと思っているわけだ。

たとえば、こんな場面では・・・

リオは、
  ブウはお腹を出して服従のポーズをしている。
  ウシシ、やっぱりオレの方が偉いんだ。
と考える。
一方、ブウは、
  おーい、お腹を撫でろと言っているんだよぉ。
  早くやってくれ!
と考える。

全く同じ場面を共有しているにも関わらず、立場が違えば見解も違う。
私から見れば、2人とも同等
いいコンビである。
末永くお幸せに・・・ネ(^_^)。


2009年10月1日木曜日

消しゴム~賢母への道

K子さんの言葉に痛く感銘し猛省した私は、鬼母から賢母に華麗なる転身を遂げた。
そして早速消しゴムを調達しに走った。
買ってきたのはコレ。

PTA懇親会で学校に行ったときドリに渡せばいい。

前日の夜、ドリに電話をかけ、ランチの時間にエグゼクティブルーム(←すごい名前でしょ?名前はすごいけど実は普通の会議室)まで取りに来るように伝えた。
荷物は事務室経由で子供に届けてもらうこともできるが、今回はどうしても直接手渡さねばならぬ。
だって・・・
  「もしも消しゴムがなくて困っている子がいたら、
   快く譲ってあげるんだよ。」
と言いたかったんだもん。
ついでだから、
  「一つ言われたら十やる」
って話もしてやろう。
(すべてK子さんからの受け売り なんだけどね^^;)

さてさて、受け渡し当日。
私はエグゼクティブルームで懇親会をしつつ、ドリがやって来るのを待っていた。
待つこと3時間!
ドリ現れず・・・。
ドリが必要だと言うからわざわざ買って持ってきたのに取りに来ないとは、いったいどうゆう了見か?
まさか・・・約束を忘れたのか?
かなりムッとする。
頭に来たから、消しゴムはそのまま家に持ち帰ることにした。

その日の夜、ドリからメールが届いた。
  『エグゼクティブルーム、どこにあるか分からなかった』
マヌケな話である。
分からなければ、誰かに聞けばいいじゃあないか。
そうゆう事をしないのが、うちのドリだ。
気が利かないというか、知恵がないというか・・・。
別の見方をすれば、消しゴムはドリにとってさほど重要なモノではなかったと言えなくもない。
『どこだか分からないから、まあいいや・・・』程度の・・・。
だったら、あんなに消しゴム、消しゴムと大騒ぎするんじゃない!

気がつけば、鬼母に逆戻りしつつある私。
くわばらくわばら・・・。
賢母への道は遠い。
日夜、研鑽を積まなければなるまい。