K子さんの言葉に痛く感銘し猛省した私は、鬼母から賢母に華麗なる転身を遂げた。
そして早速消しゴムを調達しに走った。
買ってきたのはコレ。
PTA懇親会で学校に行ったときドリに渡せばいい。
前日の夜、ドリに電話をかけ、ランチの時間にエグゼクティブルーム(←すごい名前でしょ?名前はすごいけど実は普通の会議室)まで取りに来るように伝えた。
荷物は事務室経由で子供に届けてもらうこともできるが、今回はどうしても直接手渡さねばならぬ。
だって・・・
「もしも消しゴムがなくて困っている子がいたら、
快く譲ってあげるんだよ。」
と言いたかったんだもん。
ついでだから、
「一つ言われたら十やる」
って話もしてやろう。
(すべてK子さんからの受け売り なんだけどね^^;)
さてさて、受け渡し当日。
私はエグゼクティブルームで懇親会をしつつ、ドリがやって来るのを待っていた。
待つこと3時間!
ドリ現れず・・・。
ドリが必要だと言うからわざわざ買って持ってきたのに取りに来ないとは、いったいどうゆう了見か?
まさか・・・約束を忘れたのか?
かなりムッとする。
頭に来たから、消しゴムはそのまま家に持ち帰ることにした。
その日の夜、ドリからメールが届いた。
『エグゼクティブルーム、どこにあるか分からなかった』
マヌケな話である。
分からなければ、誰かに聞けばいいじゃあないか。
そうゆう事をしないのが、うちのドリだ。
気が利かないというか、知恵がないというか・・・。
別の見方をすれば、消しゴムはドリにとってさほど重要なモノではなかったと言えなくもない。
『どこだか分からないから、まあいいや・・・』程度の・・・。
だったら、あんなに消しゴム、消しゴムと大騒ぎするんじゃない!
気がつけば、鬼母に逆戻りしつつある私。
くわばらくわばら・・・。
賢母への道は遠い。
日夜、研鑽を積まなければなるまい。
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