2009年10月15日木曜日

風船で子どもが飛んだ

ブログを更新しなければ・・・
という想いはあるものの、なかなか時間が取れず、気が付けば今日は木曜日。
毎日が飛ぶように過ぎていく。

今日は木曜日なので、家庭教師のピーターがやってきた。
そして開口一番でこう言った。
  「テレビを見て!
   驚くべきニュースをやっているから。」

     いったい何が起きたんだ?
     自由の女神に旅客機が突っ込んだのか?

ピーターは続けて言う。
  「6歳の男の子が風船(balloon)で空に飛んだんだよ。」

これを聞いて私が想像したのは、こんな感じ。
夜店で売っているヘリウムガスの風船を持った男の子が空高く舞い上がる図。
((((( あり得ない! )))))
仮にも6歳の男の子だ。
風船ごときで舞い上がるはずがない。

TVリモコンのボタンを押す手ももどかしく、慌ててテレビをつけると出てきた映像がコレ。
巨大なマッシュルーム型の空飛ぶ円盤。
風船と言うよりは気球じゃあないか。
マッシュルームの笠の部分にヘリウムガスが入っていて、軸の部分が小さな部屋のようになっている。
6歳の男の子はその部屋の中にいるらしい。
さらに驚くべきことに、高度1マイル(約1600m)を時速25マイル(時速40km)で飛行中だと言う。
AMAZING!!!
なんて恐ろしいことなんでしょう!

ことの顛末を見届けたいところだが、ピーターはテレビを見に来たのではなく、リオに英語を教えに来たのだ。
後ろ髪引かれる思いで、テレビを後にし勉強開始。
私が一人でテレビを見続けるのも悪いので、やはり後ろ髪引かれる思いでテレビのスイッチを切った。

でも気になったので、しばらくしてからこっそりテレビをつけると、風船は着陸していた。
そして「男の子は無事」と言っていた(と思う)。
不幸中の幸い・・・。
ヨカッタ、ヨカッタ。
でも・・・男の子が感じたであろう恐怖を思うと、心底胸が痛む。

世の中、信じられないような事件が起きるものだ。


後で気付いた。
balloonには『ゴム風船』という意味の他に『気球』という意味がある。
ピーターは気球という意味で言ったのだろう。
夜店の風船を思い浮かべたのは、私の勝手な思い込み。
はぁ・・・いつまでたっても、ダメなワタシ。


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