2009年10月17日土曜日

成績が悪かった理由

リオが毎週土曜日に通っている補習校は2学期制。
先日、前期の通信簿が来た。
なぜか成績が上がっていた。
  『上がった』と言っても、元が元だからね。
  地中深くに埋没していた種が発芽して、
  ようやく地表スレスレまでやって来たという程度。
  芽が出~て♪ 膨らんで~
♪ 花が咲いて~
  となるまでには、まだまだ長い道程が残っているのだが・・・。


それでも!リオにしては上出来!!
  「すごい、すごい! よかったねぇー!!」
と嬉々として褒める私に、リオがすまして言った。
  「オレ、なんで今まで成績が悪かったのかわかったよ。」
ホウッ!それはますます以ってご立派。
12歳にして『勉学とは何たるか』に開眼したか。
  「で、なぜ今まで(地中深くに埋没するほど)
   成績が悪かったの?」
と尋ねたら、
  「今まで宿題を出したことがなかったからさ。
   日本にいたときは一度もやらなかったなぁ。
   全部、無視してた(ニッ!)。」

うそ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
日本にいるとき、私が
  「宿題はやったの?」
と聞くたびに、キミは
  「あー、大丈夫。」
と答えていたじゃあないか。
あの『大丈夫』って言葉は、
『やったから大丈夫』という意味ではなくて、
『やらなくても大丈夫』という意味だったのか。
親として迂闊(ウカツ)だった。
深く反省。


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