リオが毎週土曜日に通っている補習校は2学期制。
先日、前期の通信簿が来た。なぜか成績が上がっていた。
『上がった』と言っても、元が元だからね。
地中深くに埋没していた種が発芽して、
ようやく地表スレスレまでやって来たという程度。
芽が出~て♪ 膨らんで~♪ 花が咲いて~♪
となるまでには、まだまだ長い道程が残っているのだが・・・。
それでも!リオにしては上出来!!
「すごい、すごい! よかったねぇー!!」
と嬉々として褒める私に、リオがすまして言った。
「オレ、なんで今まで成績が悪かったのかわかったよ。」
ホウッ!それはますます以ってご立派。
12歳にして『勉学とは何たるか』に開眼したか。
「で、なぜ今まで(地中深くに埋没するほど)
成績が悪かったの?」
と尋ねたら、
「今まで宿題を出したことがなかったからさ。
日本にいたときは一度もやらなかったなぁ。
全部、無視してた(ニッ!)。」
うそ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
日本にいるとき、私が
「宿題はやったの?」
と聞くたびに、キミは
「あー、大丈夫。」
と答えていたじゃあないか。
あの『大丈夫』って言葉は、
『やったから大丈夫』という意味ではなくて、
『やらなくても大丈夫』という意味だったのか。
親として迂闊(ウカツ)だった。
深く反省。
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