2008年12月9日火曜日

食器棚

食器棚を発注したのは初夏の頃。
あれから4ヶ月半が経過した。
もちろん、その間、手をこまねいてひたすら待っていたわけではない。
何度となく販売元に催促をした。
その度に、
  「今月中には・・・」
  「今週末には・・・」
  「今週中には・・・」
と蕎麦屋の出前もどきの返事を頂き、
さらに10月頃には、
  「重病になってしまった」
と誰も信じない(少なくとも私は信じない!)ような言い訳をし、
おまけに11月中旬には、
  「もう発送したはずだ」
と言い出した。

発送したなら、近々届くはず・・・。
ああ、それなのに!
1週間待ち、2週間待ち・・・でも食器棚は届かない。
我が家では12月に入ってから、
『詐欺に引っかかってしまったのではないか』
という話まで飛び出していた。
訴訟をすれば勝てるだろうけど、そのために費やさなければならない労力と費用を考えると、悔しいけど、ここは泣き寝入りするしかないのではないか・・・そんな話もしていた。
かなりどんより暗い雰囲気が立ち込めていた。

グズグズ考えても仕方ないので、またまた販売元に催促メールを送ってみたのだが、梨の礫(つぶて)。
ますますもって怪しい!
やはり引っかかってしまったのか・・・。

そして、ここ3日ほどは、
  『食器棚は来ない!』
ってことになっていた。
待つだけ無駄、空しくなるだけ。
どこかで他の食器棚を探そう!・・・と。


ところがですよ
今日の午後、やってきたんですよ。
食器棚が!!
何の前触れもなく、本当に突然に!

誰かが来たから玄関を開けると、そこにいたのは配達人っぽいお兄さん。
  「荷物の配達にきました」
って言うから、ハイハイと荷物を受け取ろうとしたら、
  「大きい荷物だから、裏庭から渡すよ」
と言う。
ヘッ???って顔をしたら、
  「大きな家具だよ」
と言う。
  「食器棚?」
って聞いたら、
  「そんなことは知らない」
と言う。
・・・まさか食器棚?・・・まさかネ・・・
頭の中がグルグル回る。
矢も盾もたまらず、裏庭に走り、トッラクを待ち伏せ、荷台の扉が開くのを見守った。
トラックの荷台の中にあったのは、保護材で包まれた食器棚!

俄かには信じられない気分だった。
半分いや90%は諦めていただけに、嬉しさもひとしお (^o^)//。
今日は子ども達がどんな悪行を働いても、笑って許してあげられそうな気がする。
今日だけだけどネ。

これが待ちに待った食器棚。

どうってことない、ごく普通の食器棚でしょ?!
どうしてこんなに時間が掛かったのか・・・今もって不明。
でもまあ、ちゃんと届いたから、良しとしよう!


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