7月1日からドリとリオはサマースクールに通っている。
今日で4日目。
毎朝7:45~9:45の2時間、英語の勉強をする。
ドリとリオには
「折角の夏休みなのに、ひどいじゃないか!」
とブツブツ文句を言われたけれど、
9月からいきなり学校の授業を受けるより、
少しでもアメリカの学校と英語に慣れておいた方が良いだろうという優し~い親心から、ESLのクラスに通ってもらうことにした。
今回参加しているサマースクールはグリニッチの公立学校が主催しているもので、グリニッチ中の学校から生徒が集まり授業を受けている。
もちろん希望者のみ。
ドリとリオが行っているESLクラスだけでなく、
落第ギリギリの生徒をなんとか救うための補習クラスなんてのもあったりする。
そんな話をドリにすると、
「ということは、サマースクールに来ているアメリカ人は馬鹿ばかりなんだね」
と言い出した (失礼なヤツなんです…スミマセン)。
通っているみなさんの名誉のために言っておきますが、
学校で習う内容では飽き足らず、もっと発展的な内容を探求するクラスというのもあるようです。
初日前日、
「日本人が一人でもいるといいなぁ」
と言うリオに、
「たぶんいないね。
いるのはスペイン語や韓国語を話す人たちだよ」
と答えた私。
ところが!
学校に行ってクラス分けの表を見てみたら、
日本人の名前ばかり (@_@) アレレ?!
「まっ、良かったねぇ」
なんて言ってはみたものの少々複雑な心境。
学校に慣れるという意味では、
きれいなブロンドヘアの青い目をした女の子とかいてくれた方がよかったかな。
で、二人はどんな調子かと申しますと・・・
ドリは、
キーワードになる単語から全体を類推したり、
先生の大げさなジェスチャーを見たりしながら
なんとか付いていっているらしい。
もちろん、分からないことの方が多いみたいだけどね。
リオは、
難しそう。
「一つも分からなかった」
なんて平気な顔して言っている。
落ち込まれても困るけど、
まるでヘコタレナイその神経って何?
《せめて友達でも出来れば・・・》
と思って、クラスメイトと話をしたか聞いてみた。
答えは、NO!
リオから見ると、彼らは日本人とは思えないらしい。
ペラペラ英語を話すんだって。
きっとリオたちより早くアメリカに来て、
一生懸命勉強してきた子達なんだろうね。
1ヶ月続くクラスだから、いつか話しができるといいね。
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