2009年6月17日水曜日

お騒がせのESLクラス

この1年間、ドリとリオのESLクラスでは様々な事件が起きた。
ドリは白々とそれを傍観し、リオはウザがり、そして私は面白がっていた。

さて先週の金曜日はそのESLクラスの最後のイベント『遠足』。
どんな珍道中が繰り広げられることやら・・・私は心密かに期待していたのだが・・・。
朝からのドシャブリ雨で、あえなく中止。
  日頃の行いってヤツですな。
  神さまは何でもちゃんと見ているのだ。
  反省せよ!

遠足が中止になったので、ドリたちは朝から映画を観たり、ゲームをしたりしていたとか。
つまり一日中学校内で遊んで過ごしたってわけ。
お昼は、先生がピザの出前を頼んでくれたから、それをみんなで食べた(ビックリ!日本の学校では考えられない)。

事件はゲームのときに起きた。
ゲームは・・・
  各自自分の名前を書いた紙を1枚用意する。
  それをクラス全員に順番に回す。
  回ってきた紙にその人の良い所を一つずつ
  書き込んでいく。
というもの。
本当はすごく良いゲームのはずなのに、このESLクラスにかかるとそうは問屋が下ろさない。
みんなの手を順番に巡り、その人の良いところが書かれた紙が当の本人の元に戻った途端!
一人のヒスパニック系の女の子が悲鳴を上げた。
その紙にはスペイン語でひどい言葉が書かれていたという。
スペイン語だったから、何と書かれていたのかは不明。
その子はドリに
  「あなたはスペイン語が分からなくてよかったね。」
と言ったらしい。
そして、泣き始めた。
それからが大変!
犯人探しが始まった。
あーじゃない、こーじゃないと話をしたのだが、埒が明かない。
で、筆跡鑑定(!)をすることに・・・。
しかし筆跡鑑定では犯人が特定できず。
結局、疑われたのは日頃の行いの悪い子。
すると犯人と断定された子は、
  「自分じゃあない!!」
と泣き始める。
どーにもこーにも収拾がつかなくなり、最後はスペイン語がわかる先生を呼びに走り、その先生の下、スペイン語で話し合い(言い争い)が行われたそうな。

最後の最後まで、大騒動のESLクラス。
先生、本当にご苦労様でしたm(_ _)m。
来年は騒動の震源地2名(←リオは『ウザウザコンビ』と呼んでいる)が抜ける。
高校に進学するから。
そうしたら、少しは落ち着くのかなぁ・・・。


スペイン語で何と書かれていたのか???
気になる。


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