今回はリオの終業式というより終業日の話。
学校の行事予定表には、
『6月19日 Last Day for All Students』
と書いてあった(この日はドリの卒業式の日でもあった)。
こう書いてあったら、この日は終業式だと思うでしょ?
少なくとも私はそう思った。
だから、いつもの通りリオを学校に送り出したのだ。
そうしたら、程なくして学校から電話が・・・
「リオは今日は学校がありません。
だから迎えに来てください。」
と言う。
うっそぉ~~~!!!
そんな馬鹿な!
それならそうと予定表に
『18日 6、7年生のLast Day
19日 8年生のLast Day』
とか何とか、ちゃんと書いておいてくれないと
分からないじゃん!
・・・と思うのは日本人の私だけなのか?
アメリカ人なら誰でも知っていることなのか?
これはアメリカの常識、当ったり前の事なのか?
リオ、ごめんm(_ _)m。
この日の朝、リオは不安顔でこう言っていた。
「今日、本当に学校あるのかなぁ?」
で、私は答えた。
「あるある、あるに決まっているでしょ!
だって予定表にそう書いてあるもん。」
自信たっぷりの私に急き立てられるように、リオは出て行ったのだ。
まあ、リオ自身『学校は休み』という確信があったわけではないし、今回の失敗の責任は、
私:リオ=50%:50%
ってことで、どうだろう?
その後、私は考えた。
ってことは、18日はリオたちの終業日(6年生としての最終日)だったわけだ。
この日、リオたちが何をしたと思う?
(たぶん、日本人には想像もつかないと思う)
なんと遠足!
水族館に遠足に行ったんだよ~!!
終業日の遠足なんて、あり得る?!
もちろん終業式なんてものは無い。
成績表は家に直接郵送されるから、先生から成績表を受け取ることも無い。
掃除はカストディアル(用務員さんのようなもの)の人たちがするから、大掃除も無い。
無い無い尽くし・・・。
『遠足に行って、クッキーを食べて騒ぐ』
これがアメリカの終業日の正しい姿なのだということを初めて学んだ。
ここでは日本の常識は通用しない。
最後の最後まで失敗をしてしまったけれど、ようやく最初の一年間が終わりました。
ドリとリオは今週から夏休みに突入です。
ホッと一息・・・。
2009年6月24日水曜日
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