リオたちを乗せたバスは、夜9:00に中学校に着いた。
子ども達とお迎えの親がごった返す中、必死でリオを探した。
(とにかく人が多くて多くて・・・)
何とか探し当て、声を掛けると、開口一番こう言った。
「なんで、いるの?
知らないと思っていたから、歩いて帰るつもりだった。」
バカなことを言ってはいけない。
街灯がほとんどない真っ暗な道を、巨大な荷物を引きずりながら帰ろうなんて・・・どうかしている。
そんなキケンな事させるわけないじゃあないか。
それに・・・この時、リオは普通の身体ではなかったのだ。
私は一番気になっていたことを聞いた。
「熱はない?頭は痛くない?」
すると、リオが言った。
「喉が痛い。」
慌ててリオのオデコに触る。
・・・熱い・・・もしかしたら・・・。
家に着くやいなや、体温測定すると、
38.2℃~~~!!!
げげげげげ・・・
たぶん、豚インフルエンザだ。
やられた。
リオの話によると、キャンプ初日、隣にいた子がゲホゲホ咳をしていたらしい。
その子は早々に強制送還されたとか。
潜伏期間の2日が経過した今日、リオがみごとに発症してしまった。
計算はバッチリ合いますな。
初日からゲホゲホ咳をしているようなヤツをキャンプに参加させるなッ!
こうゆうのって常識でしょう?!
明日は朝一番で病院に行ってきます(;_;)。
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