3月3日はひな祭り。
我が家も親王雛だけ飾った。
本当は七段飾りを持ってきているのだけれど、あんなの飾ったらブウが何をするかわからない。
ずっと見張っていれば悪さはしないだろう。
でも、四六時中お雛様の前で監視を続けられるほど、私もヒマじゃあない。
だからブウの手(足)の届かないところに、2体だけ飾ることにした。
船に揺られてドンブラコ・・・
はるばるアメリカまでやってきた三人官女、五人囃子、
もろもろの皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
しかし、皆さんの身の安全を考えると、
箱の中でお休みいただいた方が賢明だと思います。
お許しくださいませm(_ _)m。
こうゆう行事がある度に心配になるのがリオの常識力。
今回も試してみた。
まずはお雛様を指差して名前を尋ねた。
「ヒメ!」
と答える。
フム・・・悪くない。
が、一般的には『お雛様』って言うんだよ。
次にお内裏様を指差して名前を尋ねた。
「服!」
と答える。
確かに私の指の先はお内裏様の着物(せめてキモノって言ってくれ!)を指差していたのだが・・・。
怪しい。
完全に誤魔化している。
質問の仕方を変えた。
「このお人形自体の名称を答えよ。」
一瞬考えた後に、
「天皇!」
と答える。
やはり知らなかった (-_-#)。
それにさぁ、お雛様が『ヒメ』なら、当然お内裏様は『トノ』でしょう?
あぁ・・・ひょっとしたら『トノ』って言葉も知らなかったのかも・・・。
最後にぼんぼりを指差して名前を尋ねた。
「ランプ!」
と答える。
確かに英語で言ったらランプかもしれないが、日本語で聞いているのだから日本語で答えなさい。
これはね、『ぼんぼり』って言うんだよ。
結局・・・何一つマトモな答は得られなかった。
これは親である私の責任か???
いや、そんなことはあるまい。
丸11年もの間ずーっと日本で暮らし、毎年ひな祭りを迎えていたのだ。
親がボンヤリして何も教えなかったにせよ(実際はちゃんと教えた記憶あり)、常識としてこの程度の知識は自然に身に付くものではないのか。
・・・事ある毎に愕然とする母親の私・・・。
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