《裏の商売》
昨日のブログに書いたように、アメリカの学校ではちょっとした事でご褒美がもらえる。
リオもたまにキャンディーをもらえることがある。
日頃の態度が悪いから、
ほんのちょっと良い子にしているだけで褒めてもらえる。
得なヤツなのだ。
リオは2個キャンディーをもらうと、1個を自分で食べ、もう1個を誰かに売る。
1個¢10で売れるらしい。
先日のこと。
登校時、リオがポケットの中に日本の”フルーツのど飴”を忍ばせていた。
「学校でお菓子を持って行ってはいけないでしょ?!」
と言うと、
「先生がくれるくらいだから、大丈夫!」
と答える。
確かに、その通りかもしれない。
さらに、ニタニタ笑いながら、こう言った。
「日本のキャンディーは1個¢20で売れるんだよ。」
リオは学校で『キャンディー闇市』を開いているようだ。
あーーーッ! もうッ!!
ちょっと目を離すと、ろくな事をしない。
確かに我が家はつつまし~く生活しているけれども、アナタに闇の商売をしてもらわなければ暮らせないほどには困っていない。
「売らないで、タダであげなさい。」
と言う私に、
「あげるって言っても、お金をくれるんだもん。」
と涼しい顔で答えるリオ。
「お金をもらったら返しなさい。」
と言えば、
「返しても返し返されるし。」
と言い返す。
「返されたら、もう一度返しなさい。」
「そうすると、また返してくる。」
・・・繰り返し・・・
まったく埒(ラチ)が明かない。
この問題、未だ未解決のまま。
とりあえず、登校時のリオのポケットには目を光らせているのだけれど・・・。
もう一つ・・・これは聞いた話。
某Middle Schoolでは、宿題が売買されているとか。
それも宿題一つ$10で!
$10といったら、約1000円。
毎日宿題を買ったら、1週間で$50かかる。
ヒェー!!!
宿題くらい自分でやれ!
親が苦労して稼いだお金をそんなことに使ってどうする?
腹が立つったらありゃしない。
『超』がつくほどの金持ちばかりが集まる地域の中学校での話です。
2009年3月19日木曜日
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