前にクリスマスのときにも書いたけど、アメリカでは『先生へのプレゼント』というのが普通に行われる。
クリスマス、先生の誕生日、・・・
何かにつけて、生徒から先生へ付け届けをする。
我が家では先輩駐在妻の体験談に基づき、$20程度のチョコレートやギフトカードを贈っている。
先日聞いた話では、この付け届け制度(任意なんだけどね)にも決まりがあるらしい。
『1回当たり$200以下に抑えること』
はぁ~???
$200って言ったら、日本円にして2万円だよ。
こんな決まりがなかったら、それ以上の贈り物をする親がいるってことなのか?
ありえない・・・。
そして、その逆も普通に存在する。
ちょっと『いい子』にしていると、先生は子ども達にご褒美を与える。
日本でご褒美と言ったら、『お褒めの言葉』だったり、もうちょっと良いと『小さな表彰状』だったりするわけだけど・・・。
ここアメリカでは、『モノ』。
うちのドリとリオも、鉛筆や消しゴムをもらってきた。
鉛筆、消しゴムなら、まだいい。
キャンディーやガムなどのお菓子をもらってきたこともある。
そう・・・教室内にお菓子が普通に存在し、それがご褒美として与えられる。
なかなか馴染めない習慣・・・。
ご褒美は、
・問題が早く解けたから
・静かにしていたから
などなど・・・ちょっとした理由でもらえる。
実はドリが『静かにしていた』という理由でご褒美をもらったとき、彼女はノートに落書き(!)をしていたらしい。
マジメに授業を受けていたわけではないのだ。
それでも、『静か』ってことだけで、ご褒美をGETできる。
いかにハチャメチャなクラスなのかが伺える。
なぁーんて話をしたら、同じことが幼稚園でも行われていると言う。
いい子にだけキャンディを与える。
幼稚園といったら、3歳、4歳のチビッ子ちゃんたちが通うところ。
そんな幼い子にも、きっちり賞罰(?)を与える。
『みんな足並み揃えて』の日本の教育とはえらい違いだ。
アメリカの学校の先生は
『モノに釣られ、モノで釣る』
ってことか・・・。
2009年3月18日水曜日
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