スーパーでピンポン玉を買った。
リオのお気に入りの遊び”ピンポン・スカッシュもどき”用に・・・。
※この遊びの詳細はhttp://yaya-fromct.blogspot.com/2009/01/blog-post_16.html
レジで会計をしていた時のこと、レジのお兄さんが話しかけてきた。
「これで何するの?」
(なんてマヌケな質問!
ピンポン玉なんだから、99%の人は卓球に使う。
いちいち質問することでもあるまい。
ま、ここに約一名違う用途で使う人がいるのも
事実だけど・・・)
本当なら、
「ピンポン玉をバドミントンのラケットを使って
交互に壁打ちする。
言うなれば、スカッシュもどきの遊びに使う。」
と言わなければいけないところだが、面倒だから一言、
「ピンポン!」
と答える。
すると、
「あなたがピンポンをするの?」
と聞いてくる。
ここは正直に
「私と息子。」
と答える。
さらに、
「中国人?」
と聞かれたので、
「日本人。」
と答える。
そこから彼の話が始まった。
「僕のガールフレンドは中国人なんだ。
中国人は卓球が好きでね、彼女も卓球をするんだ。
でも僕は卓球が出来ない。
彼女はいつも他の友達と一緒に卓球を楽しんでいる。
僕は淋しいんだ。」
こんな感じの話・・・もうちょっと長かったけど、分かるところだけ掻い摘んだ。
なんとも悲しげな顔をしている。
私は身の上相談を受けたのか?
おせっかいオバサンの私としては、受けた相談には乗らねばなるまい。
「出来ないなんて尻込みせずに、
あなたも卓球をやってみたら?
やってみると、案外楽しいかもしれないよ。
それに、あなたがその気になれば、
きっと彼女が喜んで教えてくれると思うよ。」
と答えたいところだが、英語に多大な問題を抱えている私・・・。
答は、太字部分のみの回答となった。
なかなか会話は弾みまへんな。
半年もESLに通っているというのにさ。
私の英語はともかくとして・・・、ここで忘れてはいけないのが、これがスーパーのレジでの会話だってこと。
よほどヒマだったのかというと、そんなことはない。
私の後ろにも、レジ待ちの人が並んでいた。
そんな事、気にする素振りも見せずに、ペラペラおしゃべりをするレジのお兄さん(手は完全に止まっていた)。
文句も言わずに私の後ろで自分の順番をじっと待ち続けているオバサン。
全てがのんびりしている。
日本だったら・・・
後ろに並んでいるオバサンが黙っていないだろう。
ものすごい形相で『早くして!』と催促するのはもちろん、下手したら『店長を呼べ!』と怒鳴りだしているかもしれない。
いや、そもそも・・・
レジのお兄さんが見ず知らずの客に自分のガールフレンドのことを打ち明けるなんてこと自体、起こり得ない。
今回の件を日本のスーパーのレジに置き換えてみようとしたが、想像することすら難しい。
『イトーヨーカドー地下食料品売り場のアルバイト大学生店員が通りすがりのオバサンに自分のガールフレンドの話をする』なんてねぇ・・・。
アメリカ人・・・不思議な人々。
0 件のコメント:
コメントを投稿