中学2年のドリが小学2年の問題集で勉強する。
中学と小学の違いはあるものの
どちらも”2”でちょうどいいじゃあないか (^_-)!
なんて何の意味もない事を考えながら、勉強再開。
今度はマジメにやっている。
顔をしかめることはあるけれど、文句は言わない。
わからない事は辞書で調べている。
エライ!
特別サービスとしてマル付けは私が買って出た。
まあまあ良い感じ。
私以上にドリは満足している様子。
完全に立ち直ったようだ (ヨカッタ)。
1時間半くらいたっただろうか。
6ページこなしたところでドリが言った。
「今日は十分勉強した。疲れたから終わりにする。」
はいはい、わかりました。
私は、ねぎらいの言葉と賞賛の言葉をいっぱい送った。
子どもはおだてながら育てないといけないのだ。
それから最後に一言付け加えた。
「リオは8ページずつやっているから、
数ヵ月後にはドリに追いつくと思うよ (ニタッ!)。」
ドリは、一瞬キョトンとした後、正気に戻り、
「あと2ページやる!」
という。
「リオに追いつかれるなんて、プライドが許さない。」
と言うのだ。
再び姉の意地だね。
頑張りなさい!!
これを聞いて、
リオも弟としての意地を見せ、あと2ページ勉強し、
それを見て、
ドリも姉としての意地を見せ、あと2ページ勉強し、
・・・(繰り返し)・・・
二人で切磋琢磨しあいながら成長しましたとさ。
メデタシ、メデタシ。
てな事になればいいんだけどね。
現実はそんなにうまくいかない。
ドリの言葉を聞いても、リオは我関せず。
ゲラゲラ笑いながらマンガ本を読み続けていましたとさ。
おしまい。
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