ESL = English as a Second Language
ESLは英語を母国語としない人たちが英語を学ぶクラスである。
ドリとリオが通っている中学校では、ELLというらしい。
(ELL = English Language Learner)
ESLもELLもやることは同じ、英語の勉強をするころである。
ドリとリオは1日4時間をこのクラスで過ごし、英語の読み書きと社会科を学んでいる。
(数学、理科、体育などはアメリカ人と一緒のクラス)
英語が上達すると、1日4時間が3時間になり、2時間になり・・・最後は全ての授業をアメリカ人と一緒のクラスで受けることになるらしいが、そこまで行くのは並大抵のことではない。
3年やそこいらでは、とても無理な話である。
さて、ドリとリオのESLクラスのうちの一つがスゴイらしい。
ドリとリオ以外は全員ヒスパニック系(スペイン語圏からの移民)、メキシコやコロンビアから来た子たちである。
授業中にスペイン語が飛び交う。
そして・・・
あるときは、授業中にお菓子をボリボリ食べ散らかし、
あるときは、授業中にギャーギャー口論が始まり、
あるときは、授業中にゲラゲラ笑い出す、
・・・
といった有様。
ドリに言わせると『授業にならない』らしい。
リオはニタニタしながら
「おもしろい!」
って言っている。
おもしろがっているリオのことが気になる。
おもしろいからって、マネするんじゃあないよ!
((( 元気がいいのはいいんだけどね、
先生は大変だろうな (-_-”) )))
と気の毒に思う私。
そんな元気いっぱいのヒスパニック系ガールズ、今日はドリにこんなお願いをしてきたという。
「私の名前を日本語で書いてほしい」
と。
ドリがカタカナで書いてあげると、その字をシゲシゲと見つめ嬉しそうにしていたそう。
小さな国際交流ですな。
今度は適当な漢字で書いてあげれば?
もっと喜ぶかもよ。
2008年8月30日土曜日
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