2008年8月28日木曜日

Middle School 2日目 スクールバス

コネチカット州グリニッチの某中学校に入学したドリとリオ。
1日目は新入生向けのオリエンテーションだった。
初めてだから車で送り迎えをした。
2日目からいよいよ通常の日課が始まる。
『通常』なので、スクールバスで登下校してもらうことにした。
(いろいろな事に少しずつ慣れていかなければいけない)

今日の目標は、
 『スクールバスで登校し
 スクールバスで下校すること』

だ。

朝6時15分、起床。
何故そんなに早いかって?
バスが7時15分にやってくるのだ。
ラッキーなことにバス停はうちから徒歩1分のところ。
  スクールバスはどこにでも停まってくれるわけではない。
  バスのルート、バス停の位置は決まっていて、
  子どもたちはそこまで自力で行く。
  近くにバス停がないと、そこまで車で送迎なんて事態も
  起こり得るらしい。
  うちは、たまたま近くにあってヨカッタ。

7時10分家を出発。
バス登校初日なので、私も付いて行く。
おまけにブウも付いて行く。
バス停にはアメリカ人の姉妹とその母がいた。
まずはご挨拶。
姉妹は6年生と8年生だという。
リオとドリと同じだ。
ここで会話に花が咲くといいのだが、うちの子たちもアメリカ人姉妹もダンマリ。
そう簡単にはいかない・・・仕方ないね。
母はチビッ子のミニチュア・ダックスフンドを連れていた。
ブウはその犬に興味津々。
お互いにクンクン臭いを嗅いで友達になったようだ。
犬は簡単でいい!

バスはちょっと遅れてやって来た。
不安そうにバスに乗り込む二人。

  「頑張って、いってらっしゃい!」
  「帰りはNO.5のバスに乗るんだからね!」
と二人の背中に向かって言った。
この先、親に出来ることは何もない。
無力だねぇ・・・。
無事に帰ってくることを祈りつつ、バスを見送った。


二人が学校に行っている間、落ち着かない時を過ごした。
困っていないか、半ベソをかいていないか、淋しい思いをしていないか・・・考え出すと限がない。


2時45分お迎え。
そろそろ帰ってくる頃だと思い、バス停に出る。
  『ちゃんとバスに乗れたかな。
  バスにはいろんな路線があるから、
  間違えないといいんだけれど・・・。
  もしもバスから降りてこなかったら、
  中学校までお迎えに行かないと!』
なんて、アレコレ思いながらバスを待つ。

バス到着!
バスの中からドリとリオが降りてきた。
エライ!!
心底、ホッとした。
今日の目標はクリアだね。

バスから降りた途端、ベラベラしゃべり出す二人。

ドリ 「リオが帰りのバスを間違えて乗りそうになったんだよ」
リオ 「間違えたんじゃあなくて、
    NO.5のバスか運転手さんに聞きに行ったんだ」
ドリ 「ウソだぁ~!間違えてた。」

もう、そんなこと、どうでもいいッ!!
二人揃って無事に帰宅できたんだから、それでいいんだってば。

いやぁ~、上出来、上出来 \(^o^)/。


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