素数の一般的な意味は、
『1とその数自身の他に約数を持たない正の整数』
である。
でも、実はこれでは足りない。
『ただし1を除く』
の一言が必要となる。
この1がクセモノ!
これを言うと、子どもたちは必ず、
「なんで1を除かなければいけないの?」
という素朴な疑問を抱く。
(当然といえば、当然の反応)
これに対する答えは、
「それが素数の定義だから」
という味も素っ気もないものになってしまう。
私はこの答えが大嫌い。
「定義だから」じゃあ、頭は納得しても、心が納得しないような気がするわけ。
そこで、私は『素数とは?』と聞かれたら、こう答えるようにしている。
『素数とは2つの約数をもつ正の整数』
『約数は2個』を強調した後で、
「2つの約数は1とその数自身」
という話をする。
こうしておくと、「なんで1は除くの?」という疑問は出てこない。
もしその疑問が出てきたとしても、明確な理由付けができる。
「1の約数は1だけ・・・
つまり約数は1つしか存在しない。
だから、1は素数ではない。」
とね。
ちょっとズルイ解釈だけど、私は気に入っている。
追伸:
『1は素数ではない』本当の理由を知っている方がいらしたら、コメントお願いしますm(_ _)m。
できたら小学生にも理解できるレベルで・・・。
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