Middle Schoolにはカフェテリアがあって、そこでランチを買うことができる。
ドリとリオは、まだランチを買う勇気がないらしく、毎日、お弁当持参。
いつか自分でランチを買える日が来るといいなぁ・・・。
アメリカの子どもたちは8割くらいの子がカフェテリアでお昼を買っているらしい。
つまり、学校にお金を持っていくことは、何の問題もない行為なのだ。
私には少々違和感があるものの、『ここはアメリカ』と思えば納得もできた。
どうしても納得できない出来事が起きたのは今日!
リオが
「今日は儲かったぞ!」
って言いながら学校から帰ってきたのだ。
学校に行って”儲かる”ってのは、いったいどうゆうことなんだ?!
なんて思っていたら、筆箱の中から小銭を出して見せてくれた。
¢10コインが3枚で¢30。
いったいこのお金をどうやって手に入れたのか聞いてみると・・・
ランチのときに同じクラスの子からもらったという。
えっ?! (私の眉間にシワが寄る)
リオは
”No thank you"
と言ったのに、強引に置いていったらしい。
誰にもらったのかをリオに聞いたのだが、アメリカの名前だからよく分からないという。
さらに、こんな事も言った。
「お金くれなんて言ってないぞ。
いらないって言ったのに勝手に置いていったんだ。」
そりゃあそうだろう。
リオの英語力を考えれば「お金くれ」なんて言葉が出てくるはずがない。
その部分は、信用しているんだけどさぁ・・・なんでお金をくれるの?
わからない (?_?)。
日本にいる時は、
「お金の貸し借りは絶対にしてはいけません」
と口を酸っぱくして言ってきた。
ましてや、《あげる・もらう》なんていうのは問題外!
絶対にやってはいけない。
とりあえず、同じ学校の日本人の母に相談してみた。
ある人は、
「そのお金で何か買って一緒に食べようって事なんじゃあ
ないの? 気にすることないわよ。」
と言った。
だとしたら、リオにも小銭を持たせた方がいいのだろうか?
ある人は、
「小銭を持って帰るのが面倒だったから、くれたんじゃあ
ないの? よくあることよ。」
と言った。
小銭だってお金はお金。
家に持って帰って親に返さないといけないのでは?
また、ある人は、
「アメリカの子の中にはお釣りをもらうと、
その場にポイポイ捨てちゃう子がいるのよね。
きっと捨てるくらいならリオ君にあげようと思ったん
じゃあないの?」
と言った。
その家のお子さんは、毎日のように落ちているお金を拾い集め、結構な額を貯めたという。
お金を捨てる???
ここまで来ると、言語道断!
お金を粗末にしてはいけません!!
三人の母たちの一致した意見は、
「リオ君が気にしていないなら、親が気にすることは
ない。 放っておけばいいのよ。」
ってことだった。
所変われば品変わるって言うけれど、
考え方も随分変わるものなんだなぁ。
2008年9月17日水曜日
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