2008年9月9日火曜日

大人のESLクラス 申し込み

グリニッチ・タウン主催の大人のESLクラスは、申し込み日時が指定されていて、その日に申し込みに行かなければいけない。
さらにパンフレットには『テストをする』と書いてある。
テストと聞くと憂鬱になる私・・・。
でもリオも頑張ってサッカーの入部テストを受けたんだし、私が尻込みするわけにもいかない。
重い腰を上げて、申し込みに行ってきた。

申し込み会場はGreenwich Board of Education(教育委員会)という古い建物。
会場に入ってみると、あれれれれ・・・日本人らしき人がいっぱい。
耳を澄ませば聞こえてくる懐かしい日本語。
この街には、こんなにたくさんの日本人が住んでいたんだ!と改めて思う。

まずは、申込用紙に必要事項を記入。
名前や住所の他に、最終学歴やこの講座を受講する目的なんていうのも書かされた。
会場には、白髪の小さいとっても元気なおばあちゃんがいて、みんなの面倒をみてくれる。
私はソーシャル・セキュリティ・ナンバーを忘れてしまったので(そんなものが必要だなんて夢にも思わなかった)、その旨話すとケラケラ笑いながら
  「大丈夫!そんなもの誰も書いていない」
って言ってた。
だったら、そんな欄無くしてしまえばいいのに・・・。

全員、申込用紙の記入が終わると、テスト開始。
問題用紙(全10ページくらい)とマークシート用紙が配られた。
(ゲゲッ・・・本格的なテストじゃあないか・・・)
とビビる。
「hearingのテストをします」
と聞いて、またビビる。
ヒヤリング大嫌い。
テープから問題が流れ始める。
・・・必死・・・

よく考えてみれば、単なるクラス分けのためのテストなんだから、リラックスして今の実力のままに解けばいいだけなんだよね。
それなのに、緊張する私・・・未熟だなぁ。

テストは24問。
文章が短かいものはいいんだけどね、長くなると頭が爆発しそう。
「問題を解くのに必要なことだけ言ってくれればいいから!
 余計なことは言わないことッ!!」
とテープに向かって怒鳴りたくなった。

テストが終わると、即刻、部屋の片隅に置いてある小型マークシート読み取り機(!)にかけて得点をはじき出す。
”こうゆうところはすごいなぁ!”と目を瞠った。

得点が出ると、その時点でクラスが決定される人が何人かいた。
その人たちは、クラス決定の紙をもらって帰宅の途につく。
(いいなぁ・・・私も帰りたい)
残された者たちは、readingのテスト。
文章を読んで、問題に答えていく。
全20問、もちろんマークシート方式。
今度は、出来た人から順番にマークシート読み取り機のところに持って行き、採点してもらう。
で、得点が出ると、その場でクラスが決定される。

全部で2時間30分くらいかかった。
くたびれた。

私は自分が思っていたより上のクラスになってしまった。
付いていけないかも・・・と思ったので、アドバイザーに抵抗を試みた。
「英語が話せません。一つ下のクラスに替えてください。」
と。
答えは”NO!"。
グチャグチャ理由を言っていたけど、ほとんど理解不能。
ESLを受けようって人に難しい事を言ったって分かるわけないでしょッ!!
アンタの言っていることが分かるくらいなら、ESLなんて受けに来ないよ。
って言いたかったけど言えなかった。
だから、下のクラスがいいのに・・・。


0 件のコメント: