日本でクイズと言ったら、テレビ番組などでお馴染みのクイズだが、
アメリカの学校でクイズと言ったら、『小テスト』のことになる。
ドリの数学のクラスで、このクイズ(小テスト)があった。
数学は現地の子たちと同じクラスで勉強しているから、当然、クイズも英語で出題される。
が、数学担当のMs.Degregorioは、とっても優しい。
日本人のドリのために、テスト問題を日本語に訳したプリントをわざわざ用意してくれた。
Ms.Degregorioは日本語が出来ないのに・・・。
翻訳には、インターネット上で出回っている自動翻訳プログラムを使ったようだ。
このプログラムを使った人ならわかると思うけど、この翻訳機能はかなり怪しい。
『英単語を日本語に置き換えて順番を並び替える』という作業をするだけ。
『出来上がった日本語を読み直して意味が通じるようにする』なんて機能は持ち合わせていない。
だから、出来上がった日本語の文章は、相当難解なものになる。
ドリがもらったプリントの一行目は、
『ステファンは彼がジャンピングジャックの練習と
同じような実験をしたことを言った』
という理解困難な文章である。
以降、似たり寄ったりの文章が続いていく。
ドリはこのプリントが面白くて仕方なかったらしく、帰宅してからしばらくの間、プリントの文章を読んではゲラゲラ大笑いしていた。
ところで、小テストはどうやって解いたのか?
この日本語から答えを求めるのは、不可能だと思われるのだが・・・。
ドリが言うには
「英語の問題ももらったから、日本語と英語を
見比べながら、適当にやった」
らしい。
なーるほど!
テストが戻ってくるのを楽しみに待とう (^_^)。
今回もらった日本語は訳のわからないモノだったけれど、
Ms.Degregorioの気持ちが本当に嬉しい。
こんな風に手を差し伸べてくれる先生に、感謝 m(_ _)m!
Thank you very much !!!
2008年9月10日水曜日
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