2009年1月12日月曜日

リス凍死?

リスは冬眠するか?
聞いた話では、
  『小さなリスは冬眠し、大きなリスは冬眠しない』
らしい。
我が家の庭にやってくるリスたちは、大きい。
よって、冬眠しない。
雪の日でも、元気に庭を駆け回り、木を駆け上っている。

雪の日、窓から外を眺めていたリオが叫んだ。
  「大変だ!
   リスが木の穴に潜ったまま動かなくなっている!
   死んでしまったのかも・・・。」
リスだって、日がな一日、動き続けているわけじゃあない。
お昼寝でもしているんじゃあないの?
って思ったけれど、あんまりうるさく言うものだから、窓の外をのぞいてみると・・・

確かに、リスが木の穴に首を突っ込んでいる。
確かに、動かない。
待つこと5分・・・微動だにしない。
窓を叩いて音を立てても、動かない。
・・・変だ・・・
リスがあの体勢で凍死するとも考えられないし、
ましてや、あの体勢で冬眠してしまったとも考えられない。

見ているうちに、どんどん心配になってきた。
あのリスは、何をしているのか?
生きているのか死んでいるのか?

あまりに気になったので、外に見に行くことにした。
とりあえず、私一人で。
雪を踏みしめながら一歩ずつ近づき、問題のリスを見ると・・・
それはリスではなかった!
それは、単なる木の模様。
家の中から見ると、リスが木の穴に首を突っ込んでいるように見えるのだが、近づいてみると、そこにはリスなんていない。
そこにあるのは、表面にちょっと変な模様のある木だけ!
なんだぁ・・・そんな事だったのか。
わざわざコートを着て、ニット帽をかぶり、手袋までして外に出てきたのに、結果がコレとはねぇ。
損した。

家の中から不安げに様子を見守っているリオに、その事を伝えた。
リオは信じない。
結局、リオも外に飛び出してきて、自分の目で確認した。
で、ようやく納得した。

一件落着!
人騒がせな木だった。


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