あと5分早く起きればいいのに・・・。
毎朝、時間ギリギリまでベッドの中でまどろみ、これ以上寝ていたら遅刻するという時間になってようやくノロノロと起き出すドリとリオ。
昨日もそうだった。
大慌てで登校した後に残ったのは、お弁当が一つ。
ドリのお弁当だ。
仕方ないから、学校に届けた。
学校に持っていっても、直接本人に手渡せるわけではない。
忘れ物はメイン・オフィス(事務室みたいなところ)に持っていく。
そうすると、事務員さんが受け取って、適当な時間に校内放送で本人を呼び出し、本人に手渡してくれる。
ドリとリオが通う中学校は、授業ごとに教室を移動する。
だから、本人に直接会うためには、今この時間、どの教室にいるのかを確認しなければならない。
さらに学校は迷路のような作りになっているから、教室番号が分かっていても、勝手を知らない親は学校内で迷子になる可能性がある。
そうゆう訳で、メイン・オフィスで預かってくれるのは、非常に助かる。
たぶん、防犯上の問題もあるんだろうね。
ただ、我が子の場合、心配なことが・・・。
放送が流れても、その英語が聞き取れるかどうか?
より根本的な問題として、極端にボケーッとした性格ゆえ放送そのものが耳に入らない可能性がある。
まあ、心配し始めたらキリがない。
後は野となれ山となれ!
私は親として出来るだけのことはしたのだ。
きっと事務員さんと本人が何とかするでしょ。
それから数時間経過し、ドリ帰宅。
帰宅するなり、
「あー、お腹すいた!」
と言う。
えーーーっ?! お弁当を受け取らなかったの?
お弁当は受け取っていた。
ランチタイム終了間際に・・・。
だから、食べる時間が無かったのだと言う。
さては、事務員さん、忘れていたな。
ランチタイムが終わる頃になって思い出し、放送をかけたに違いない。
”OH !!"
とか何とか言いながら、肩をすくめる様子が目に浮かぶ。
こんな事になってはいけないと思ったから、
「ランチボックスだからねッ!」
って念押ししておいたのに・・・無駄だった。
ところで、ドリは食べるものが無い状態で、どんなランチタイムを過ごしたのか?
「何も持っていない」と言ったら、周りにいる子達がお菓子(!)を分けてくれたらしい。
クッキーやらポテトチップスやら・・・。
助けてくれる友達が出来たんだね。
よかったね。
しかし・・・ランチライムにお菓子???
聞いてみたら、ランチはお菓子で済ませちゃう子がかなりいるらしい。
アメリカの食生活、どうなっているの?
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