2009年1月25日日曜日

カート整理のオジサン

近所のスーパーStop&Shopで買い物をした。
支払いを済ませ、巨大なカートをガラガラ押して駐車場へ。
車にに荷物を詰め込みトランクをパタンと閉めたとき、カート整理のオジサンがすごい勢いで走り寄ってきた。
何やらガーガーまくし立て(早口だから何を言っているのかさっぱり分からない)、最後にトランクを開けろと言う(ここだけは分かった)。
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このオジサン、いっつも駐車場にいて、カート整理をしている。
怪しい人ではない。
駐車場にはには他の買い物客もたくさんいるし・・・。
いざとなったら”Help me~!!!”と叫べば、誰か助けてくれるだろう。
理由を聞いても、あの早口で答えられたら分からないしなぁ。
何度も聞き返すのも面倒臭い。
瞬時にいろいろ考えた末、素直にトランクを開ける私。

すると、オジサンは中を覗きこみ物色開始。
数秒後、目当てのモノを発見。
卵の入った袋をつまみ上げた。
そしてジェスチャー交じえて、こう言った。
  「アナタは卵の袋をドスンとトランクの中に入れた。
   そんなことをしたら、卵が割れてしまうよ。
   卵っていうのは優しく扱わないといけないんだ。
   OK? 」
(・・・はぁ・・・そのくらいの事は私だって存じております)

確かに、さっき卵を仕舞うとき、ドスンと置いてしまった。
いや厳密に言うと、ドスンと置いたのではない。
そーっと置こうと思ったのに手元で袋が滑って、結果的にほんのちょっとだけ落としてしまっただけなのだ。
オジサンはその瞬間を見逃さなかった。
見てしまった以上、何も言わずに済ますわけにはいかず、一言注意するために走ってきたというわけか・・・。

ときどき感じるのだけれど、
アメリカ人には『見てみぬ振り』が出来ない人が多い。
親切なのかお節介なのか・・・ビミョー・・・。


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