2008年10月12日日曜日

補習校 授業参観

昨日はドリの授業参観だった。
授業参観は、午前中2時間、国語と数学の授業を観る。
その後、担任の先生との懇談会、教科担当の先生との懇談会、校長先生との懇談会と続く。
かなりハード・・・。

授業は、前のブログで書いた通り。
とにかく上辺だけをサラッと流していく。
授業時間数を考えれば仕方のないことなんだけど、一つの課題に対する広がりとか深みとかが全く感じられない。
これは、マズイ!
日系の学習塾に通うことを真剣に考えなければ・・・。
現地校の生活に慣れるまでは余計なことをさせるのは止めようと思っていたのだけれど、そんなことを言っている場合ではない。


授業終了後に、ある母が数学の先生に質問した。

母  「家でやってわからない問題があるとき、
    どうしたらいいでしょう?」
先生 「お母さんが教えてあげてください。」
母  「私もわからないんです。」
先生 「突然、やろうとするから分からないんです。
    一緒に勉強するつもりでやれば大丈夫です。」
母  「それでも分からなかったら、
    どうすればいいんですか?」
先生 「絶対、分かりますよ。」

この会話、どう思う?
私は、先生の質を疑った。
わからないところを教えるのが教師の役目だ。
さらに、母は恥を偲んで「わからない」と訴えているのだ。
それなのに、この態度!
「分からないところは、放課後に質問にきてください」とか何とか言えないものか・・・。
結局、この話は、『どうしてもわからないところは先生にメールする』ってことで片がついたようだ。
しかし、数学の解説をメールでするのは大変だ。
特に図形などは、どうするつもりなのか・・・。
直接のやり取りを通してでないと、理解できないことって多いと思うんだけどネ。

もう一つ、驚いたこと。
ドリたちのクラスの約半数は生まれたときからアメリカ育ちの子達だ。
そうゆう子達の母国語は、英語なんだよね。
だから、休み時間の会話は、英語が飛び交う。
日本語より英語のほうが話しやすいのだ。
考えてみれば当然のことだけど、今まで気付かなかった。
補習校には『補習校内では日本語を話しましょう』って規則があるらしい。
そうゆう規則があること自体、”へぇ~~~ッ”と思う私・・・。


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