ある日、ポストにMiddle Schoolからの手紙が入っていた。
嫌な予感。
この2ヶ月間でいろいろあったからね・・・。
またしても『宿題が出ていません』という厳重注意か???
いや、そのくらいなら、まだいい。
入学2ヶ月目にして早くも退学勧告か???
不安を胸に封書を開けると・・・出てきたのは1枚のコピー。
これは何だ?
よーく見ると、オオッ!成績表ではないか。
アメリカの学校は2学期制なんだけど、成績は年4回出る(!)ということを初めて知った。
アメリカ人はquarter(4分の1)が好きみたい。
コインにだって、quarter(¢25)があるくらいだもんね。
日本みたいに子どもが通信簿を持って帰るのではなく、保護者宛に郵送される。
だから、『ちゃんと見ましたよ』のハンコを押して、学校に返却する必要はない。
成績表は、ペラペラのA4コピー用紙に印刷された紙1枚。
日本みたいにちょっと厚手の紙を使ってくれると、もう少し重みが出るのに・・・。
成績は、大きく分けてA~F、Iの7段階。
A~Dはさらに細かく、A+、A、A-のようにそれぞれ3段階に分かれている。
Iは成績が付けられなかったということらしい。
噂によると、Dが3個あると落第だとか・・・。
先輩母は、
「ちゃんと出席して提出物さえ出していれば
Dは付かないから心配しなくて大丈夫だよ」
と笑って教えてくれたが、うちはその提出物がちゃんと出ているかすら怪しいのだ。
安心はできない。
各教科ごとに、先生からのコメントが添えられている。
”満足できるところまで達しています”
とか
”もっと積極的に授業に参加しましょう”
とか・・・いろいろ。
最後の部分に
『もし質問があったら、カウンセラーに電話するように』
と書いてある。
「なんで、うちの子の成績はこんなに悪いんだ?」
なんて質問をしてもいいらしいよ。
ただ、一度出てしまった成績は、どんなに文句を言おうとも訂正してもらえない。
ドリとリオの成績は・・・
ドリは予想していたよりずっと良かった。
リオは予想通り(と言うか覚悟していた通り)だった。
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